【ポケモンエメラルド感想】最新作に慣れていると、難易度が急上昇するゲームであることがわかった話

古いゲーム機は生きているうちにやっておかないとと思っているsay(せい)です。

以前、Nintendo Switchでできるポケモンゲームを紹介しました。

それを書きながら「たとえ名作と言われていても、昔のポケモンゲームを今の世代におすすめは厳しい」と思いました。

理由は「とにかく難易度が高い」からです(入手困難もありますが・・・)!

ということで、今回は「ポケモンゲーム最新作をやった後に、旧作をやるとどのように苦労するのか?」について、私の実体験を元に書いてみました。

ほぼ感想文になっていますので、楽しみながら読んでください。

この記事の執筆者
say(せい)

20代女性。初めてプレイしたポケモンゲームは「ポケットモンスターエメラルド」。それ以降は長時間かけて、他のシリーズをプレイし続けている。基本はメインストーリーを完結させることを目的とし、好きなタイプは「ほのおタイプ」。

ポケットモンスター エメラルド とは

「ポケットモンスターエメラルド(以下、エメラルド)」は、2004年にゲームボーイアドバンスのソフトとして発売されたポケモンゲーム。

前作のルビー、サファイアをパワーアップさせた作品である。

私が初めてプレイしたポケモンゲームであり、当時は子供だったのでかなり苦戦した記憶がある。

苦労話

最新作は色々改良されているため、プレイしやすいのは当たり前。故に久々にプレイしたりすると、思ったよう進められなかったりします。そんな苦労話をいくつか紹介します。

ぶつり・とくしゅわざがタイプ固定

意外と知らない人も多い事実ですが、実はエメラルドは「ぶつり・とくしゅわざがタイプ固定」なのです。

ポケモンの技には「ぶつり」「とくしゅ」(あと「へんか」がありますが、今回はスルー)があります。それぞれ「直接攻撃」「遠距離攻撃」が存在し、それに対応するようにポケモンの受け身(「ぼうぎょ」「とくぼう」)があります。

効果ばつぐんを狙ってもHPが思ったより減っていない時は、この相性の関係が発生していると思われます。

たとえば「とくぼう」の高いほのおタイプのポケモンであれば、「ぶつり」のみずタイプの技をぶつけた方がHPが減ります。

ダイアモンドパールからは、同じタイプでも技によってこれらが異なるのですが、エメラルドは「タイプによって固定」されているのです。

つまり上の例を使えば、「とくぼう」の高いほのおタイプのポケモンがいたとしても、みずタイプは「全てとくしゅわざ扱い」ですので、思っているほどHPが削れないことがあります。

say(せい)

そのため自身のタイプ関係なく、そのポケモンの「ぶつり」「とくしゅ」の値を基準に技を覚えさせるような今じゃ考えられないような育成方法が飛び交っていました。

ストーリーを進めるだけであれば問題ありませんが(レベル上げができるため)、エンディング後に行けるようになるバトルフロンティアというエリアでは、上記のことを意識しないと勝てないくらい難易度高め。

がくしゅうそうちは一体だけ

現在では一度装置のスイッチを入れれば、手持ちのポケモン全員に経験値を分けてくれる「がくしゅうそうち」。エメラルドでは、持たせたポケモンのみ適応される機能でした(XYくらいから変わった記憶)。

ストーリーを進める上で、ポケモンのレベルに偏りが出てしまう可能性がありました。

手強いジムリーダー

今でも忘れられないのが、トクサネジムのジムリーダー「フウ」「ラン」です。当時の最新バトルシステム「ダブルバトル」を用いたジム戦ですが、これがとにかく強かった。

小さい頃の私には、一番強い相棒「バシャーモ」との相性が悪すぎて積んでいました(同じような理由で、チャンピオンのミクリにも大苦戦しました)。

ちゃんとタイプ相性とか理解していれば違ったのかもしれませんが、当時はエスパーなどレア?なタイプ相性がよくわかっていなかったので苦戦してしまいました。

育成は一苦労

バトルフロンティアのためにバトルに特化したポケモンを育成したことがありますが、これがとにかく大変。

最新作では「お金でどうにかなる」そうですので、手間はだいぶ省かれたのかもしれませんが、当時はとにかく大変。

  • 性格
  • 特性
  • 個体値
  • 技構成
  • 努力値
  • レベル上げ

ざっくり意識するポイントはこれだと思います。基本的に遺伝かランダムで求めた個体値のポケモンが生まれるまで、厳選し続けるだけでも大変。そのあとは一回ずつ努力値をふる(バトルで勝つともらえる隠しポイントみたいなもの)必要があります。

さらにわざマシンも限られているので、一度きり(ものひろいの特性のポケモンがいれば拾ってくることもあるけど、レア)になるため、何体も育成することが大変でした。

バトルフロンティアでは基本3体になりますので、それだけでもすごく時間がかかることがわかると思います。

say(せい)

ただそれ以前に、私の性格上、厳選に向いていなかったということもあります・・・

ゲーム内の時計が止まる

ゲーム機ではなく、ポケモンゲーム内の時計が存在していて、これが時間が経つと止まってしまう現象がありました。

起動する際に忠告されますが、これ自体は特に問題はなく、基本的なゲームを続けることはできます。

しかし、時計が止まった、すなわち明日がこない状態になってしまったことで、叶わなくなったイベントも幾つか発生します。

  • 1日一回のくじが引けなくなる
  • まぼろしじま(という場所がある)が永遠に行けなくなる
  • ひみつきちの家具を売っている人が永遠に来ない

などなど

特に、まぼろしじまは一度も行ったことがなくて(厳密には行けなくて)、行く前に行ける道が閉ざされたといった状態でした。とてもショックです。

普通にゲームを進めるだけなら問題ありません。

※内部の修理をすればなんとかなるとか、昔はそんな情報もありましたが、素人が下手に触ると危険ですのでやめた方が良いです

楽しかった話

暗い話ばかりだと悲しいので、楽しかったこと・良かったことも幾つか挙げてみました。

通信ケーブルでの通信

現在は通信することなんて当たり前のことかもしれませんが、当時はとっても驚きました。

というか「通信ケーブル」という別売りの接続機がないとできないので、それを購入して初めて通信した時はすごく感動しました(実はエメラルドにはワイヤレス通信機がついてきたのですが、相手のゲームにはなかったのでできなかった)。

おかげでバトルやコンテスト、ポロックづくりを一緒にできて、今まで以上に楽しい時間でした。

say(せい)

妹と二人で、バトルトーナメントとか作ってチーム戦やってました。
またやりたいけど、そのためにポケモン育成しなくちゃ!!

レンタルポケモンでのバトル

ポケモンソードシールドでもバトルタワーではポケモンをレンタルしてバトルに挑むことができます。

実はエメラルドでもレンタルポケモンを用いたポケモンバトルができるのです。

通常のシティにあるスタジアムや、バトルフロンティアにあるスタジアムでも行うことができるため、普段持っていないポケモンでバトルを楽しむことができます。

say(せい)

小さい頃は使ったことないポケモンを使っていましたが、最近は特性や技をみて決めたり、色々な楽しみ方をしています

なんだかんだで思い入れのあるゲーム

どんなに難しかったり、機能が使いにくくても、結局は思い入れのあるゲームですので、「やっぱり楽しい」という気持ちに落ち着きます。

今回は苦労話という名の、エメラルドで困った出来事を幾つかピックアップしましたが、それを含めてエメラルドは楽しいゲームだと思います。

流石に古い(ソフトもハードも)ので、「ぜひ買ってやってみて欲しい」とは言いませんが、もし機会があればちょっと触ってみても良いかもしれません(3DSのオメガルビー・アルファサファイアとはやっぱり違うので・・・)。

ただの感想文になりましたが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。

では次の記事でお会いしましょう!最後まで読んでくださりありがとうございました。

ゲーム,レポsay(せい),ポケモン

Posted by say(せい)