【独学合格】知識0がFP3級に合格した勉強方法を公開!実際にかかった時間も教えます!
何かと資格勉強が好きなsay(せい)です。
去年2023年、初めてFP(ファイナンシャル・プランナー)に興味を持ち、独学で無事3級を取得しました。
今後受験する方もいらっしゃると思うので、今回は「知識0が独学でFP3級に合格した勉強方法」をまとめました。
少しでも参考になれば幸いです。
あくまで、私の独自の勉強方法になります。必ずしも合格を確定させる方法ではありません。
「FP3級」とは
「FP(ファイナンシャル・プランナー」について、日本FP協会は以下のように説明しています。
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
https://www.jafp.or.jp/aim/fptoha/fp/ より引用
要は「お金のプロ」って感じ!最近CMでも「お金のことはFPに相談!」なんてやっているくらい話題性のある資格だよー
私自身も、最近お金について真剣に向き合う機会が増えたこともあり、FPを勉強することに意味があると思ったので、今回受験しました。
実際の勉強方法について
実際にかかった時間
一番気になるのは、「FP3級って、どれくらい勉強したら合格できるのか」だと思います。私も、自分が受験するときは、そんな記事をひたすらみてました。
ただ、かかる時間は人それぞれ・・・
中には短期間で合格した人もいるし、2〜3ヶ月かかる人もいます。
では、何を参考にすべきか?それは「あなたの知識レベルが、その記事の執筆者とどれだけ近いか」だと思います。
ということを踏まえ、私の知識レベルの公開と、実際にかかった時間を説明します。
当時の私の知識レベル
私のステータスは以下の通り・・・
- 金融や税金、不動産などの全般的な知識は0(年金や社保についても全然知らないレベル)
- 資産運用、投資については関心はあるが、名前を知っているレベル
- 理系なので数字に抵抗は低い
- 暗記は超苦手
本当に何も知らない状態で、両親でも「それくらいは知ってるよ」というレベルでさえ知らないくらいの、知識力・・・
さらに暗記が超苦手で、学生時代は暗記問題で苦労しました・・・実際に解いたり経験からちょっとずつ身につける派です。
幸いにも理系であることから、数字や計算は一回解き方を知れば、解けるようになったことと、投資に関心があったことが、不幸中の幸いでした。
実際にかかった勉強時間
実際にかかった勉強時間ですが、実は毎日しっかり勉強していたわけではないので
「毎日〇〇時間を〇〇ヶ月やった」
といえないのが事実。ただ、それじゃあ参考にならないので、何がどれくらいかかったかをまとめました。
- テキストの流し読みは1週間
- 問題集は1周するのに、1ヶ月ほどかかる
- 過去問は2〜3年前のものを周回するのに2週間くらい
上記がメインですが、それ以外にもちょこちょこやったりやらなかったりを繰り返したので、おおよそ「2〜3ヶ月かかる」と思っていただいて良いかと思います。
つまり「知識0でFP3級を取得するには、最低でも2ヶ月は必要」ということです。やり方次第では、もっと短くできたり、1回の勉強時間が長ければ変わってくるかも知れません。
具体的な勉強方法
資格勉強の流れは基本同じです。
テキストを読む → 問題集を解く → 過去問を解く
詳しく説明していきます。
テキストを読む
初めにテキストを一通り読んでみましょう。でないと、いったいどんなことが学べるのかわかりません。
ただ大切なのは「一語一句丁寧に読む」「理解するように読む」ということはしないでください。正直テキストを読んで暗記するよりも、この後の問題集や過去問で実際に解きながら、理解していく方が早いし、効率が良いからです。
ここで行うのはあくまで内容の確認であり、「こんなことが記載されているんだー」という流し読みです。
↓ 実際に私が使用したテキストはこちら
問題集を解く
次は問題集を解いてみましょう。
初めは全然解けませんでした。なんとなくや勘で回答することがほとんどでした。でも、それで良いのです。2〜3周すれば「これは確か・・・」となっていきます。
問題集を解く上で大切なのは、「用語をリンクさせること」です。
ただ問題を解いて⚪︎×をつけるだけだと、覚えることは難しいですよね。大変だと思いますが、間違えたらその場で解説やテキストで探して覚えましょう。
一語一句理解することは難しいので、「この用語が出たら、これだ!」という「用語のリンク」をするだけでも合格はできます。これを繰り返すと、自然と正答率が上がりますのでおすすめです。
↓ 実際に私が使用した問題集はこちら
過去問を解く
試験2週間前くらいから本格的に過去問に取り組みます。過去問を解くことで、試験の雰囲気や問題傾向を知ることができます。
「たくさん過去問を解くぞ!」
とやる気満々になっている方は要注意です。FPは毎年改正が行われているので、古すぎる過去問を解いても、内容が変わっていることから混乱する可能性があります。
おすすめは2〜3年分くらいを解きましょう。1年で3回行われるので、これだけで、9回分くらいは解けますので十分でしょう。
実は過去問から同じ問題が出てくることがあります。そのため、過去問は必ずやっておきましょう。
ここでも問題集でおすすめしたように「用語をリンクさせる」ように覚えていくと楽です。「〇〇と言ったら××だよね!」と覚えておくと、似たような問題がたくさん出てきますので、正答率が上がります(付け焼き刃ですが・・・)
私は隙間時間に「FP3級過去問道場」をぽちぽちやって「用語リンク」を明確にしていきました。スマホ片手にできるので、通学通勤や休憩時間にやってました。
「学科」と「実技」の勉強方法の違いは?
FP3級の試験には「学科」と「実技」の2種類があります。どちらも筆記ですが、一問一答形式の「学科」と異なり、事例を見ながら回答する「実技」では、少し対策が変わっていきます。
「学科」の場合
基本知識が求められる「学科」では、先ほど紹介した「用語をリンクさせる」方法で大丈夫です。覚える量も多そうに見えて、毎年聞かれがちな問題は決まっていますので、何回も解いて覚えてしまいましょう。
「実技」の場合
「実技」の場合、正誤問題と計算問題によってちょっとだけ変わります。
正誤問題の場合
正誤問題は「学科」に似ていますが、選択肢が文章になっていたり、ちょっと難しくなっています。ただここでも「用語のリンク」でマスターしていれば、意外と強引に突破できました。
計算問題の場合
ちょっと難しいそうに見える計算問題・・・
ですが、個人的にはこっちの方が簡単でした。理由は「大体方法は同じだから」です。
過去問を何回か解いていると気づきますが、計算問題って毎年ほとんど一緒なんです。ですので、一回解き方さえマスターすれば解けるようになります。しかも、そんな複雑な計算はなく、電卓を使えばすぐできます。
公式を暗記するよりも、解答見ながら解き方の流れを一緒にやってみると、すぐ身につきました!
最後に
今回は「知識0が独学でFP3級に合格した、合格方法とかかる時間」についてまとめました。
付け焼き刃すぎて、実践に役立てるには難しい勉強法ではあるものの、まずは合格しないと始まらないよね!という人は試してみましょう。
過去問はたくさんありますので、テキストや問題集よりも、過去問に集中して勉強すると良いと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます。
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