【ネオロマンス】スイッチでできるネオロマシリーズの紹介【おすすめ乙女ゲーム】【Nintendo Switch】
スタオケ(金色のコルダ スターライトオーケストラ)サ終してしまうのが寂しいsay(せい)です。
皆さんは乙女ゲームで有名な「ネオロマンス」作品をご存知ですか?元祖乙女ゲーム「アンジェリーク」を制作し、現在もさまざまな作品が展開され、乙女ゲーム好きなら一度は名前を聞いたことがあると思います。
そんな歴史深いコンテンツということもあり、「なかなか手を出しづらい」という方もいらっしゃると思います。しかし、そんなことはありません!
今回はそんな「ネオロマンス」作品の中で、「Nintendo Switch」でプレイ可能なタイトルをまとめました。スイッチであれば、現在購入することもできますし、何より新作をプレイすることができるのでおすすめです。
本記事には、一部ネタバレを含みますので、苦手な方はお気をつけください。
「ネオロマンス」とは
ネオロマンスゲームとは、1994年に発売された「アンジェリーク」をはじめ、和風恋愛アドベンチャー「遙かなる時空の中で」や、学園を舞台にした「金色のコルダ」、「ネオ アンジェリーク」「下天の華」などのコーエーテクモが乙女に贈る女性向け恋愛ゲームです。
https://www.gamecity.ne.jp/neoromance/about.html より引用
「ネオロマンス(以下、ネオロマ)」とは、人気ゲーム企業「コーエーテクモ」の「ルビーパーティー」が展開している乙女ゲームを指します。元祖乙女ゲームである「アンジェリーク」を始め、さまざまなタイトルが発売され、現在も新シリーズを展開するなど、長く女性に向けたゲームを制作しています。
それくらい歴史があることから、近年の乙女ゲームユーザーにとって「なんとなく敷居が高い気がする・・・」と思われていることも事実。
私たち双子は、そんな口コミも知らずに手に取ってしまったので、考えたこともなかったのですが、よく考えてみたらちょっととっつきにくいかも!
ただ、安心してください!全然敷居も高くないし、シミュレーションゲーム要素が強くやりごたえのあるタイトルばかりです!
実際に私たちが乙女ゲーム初心者だった頃、何も考えずに「ネオロマ」タイトルをプレイしていましたが、普通に楽しめました!むしろ、どちらかというとこの手のゲームシステムに慣れてしまって、選択肢だけで進めるノベルゲームの方が難しく感じるレベルに笑(選択肢だけで好感度を上げるなんて鬼畜じゃない??)
恋愛過程もとても丁寧なこともあり、実は初心者でも安心してプレイできます。ということで、初心者でもすぐに始めることができるよう「Nintendo Switch」で展開されている「ネオロマ」タイトルをまとめました。他の乙女ゲーム企業と異なり、そこまでタイトルもありませんので、悩みにくく、網羅しやすい気がします。
スイッチでできる「ネオロマ」タイトル
2024年2月現在、「Nintendo Switch」で遊ぶことができる「ネオロマ」タイトルは以下の通りです。
- 金色のコルダ オクターヴ
- 遙かなる時空の中で6 DX
- 遙かなる時空の中で7
- アンジェリーク ルミナライズ
どうしても移植の数が少ないため、過去作を全てプレイすることは困難です(移植求!!)。ですので、新作含め上記のタイトルだけになるのですが、これでも十分楽しめますので、ぜひ手に取ってみてください。
金色のコルダ オクターヴ
「金色のコルダ オクターヴ(以下、オクターヴ)」とは、PSVite・Nintendo Switchで発売された「金色のコルダ(以下、コルダ)」シリーズです。これまで発売された過去作の攻略対象たちが集結した、お祭りゲームになります。そのため、過去作に登場したキャラの夢の共演が楽しめることがポイントです。
過去作を知らなくても楽しむことができますが、知っているとより面白いと思います!
「金色のコルダ」シリーズの最新作である「金色のコルダ スターライトオーケストラ(通称「スタオケ」)はアプリゲームのため、対象外です。本ゲームは、2024年3月にサービス終了が決定しております。
概要
過去に発売された「コルダ」シリーズに登場した攻略キャラたちが、ある日、謎の音楽の島「ハルモニア」に召喚されることから始まります。そこには音楽の妖精「ファータ」が暮らしており、奏でた演奏が歌になるという不思議な魔法?が存在していました。そこで「コルダ2」と「コルダ3」のキャラが出会います。彼らは短い間、共同生活を送りながら、自らと向き合うことになります。
ポイントは「過去作の夢の共演」になります。「コルダ3」は「コルダ2」の後の物語であるため、時系列的に彼らが高校生のまま出会うことはありません。それゆえに戸惑うこともありますが、それを超えた感動もあります。
なぜか大人たちも高校生の姿になってしまいます!ちょっと面白い笑
攻略キャラについて
攻略は「コルダ2」からは10人、「コルダ3」からは12人です(追加コンテンツで、それぞれ1人追加できます)。当然ですが、主人公は各シリーズの主人公(「コルダ2」は「香穂子」、「コルダ3」は「かなで」)ですので、作品を超えた攻略はできません。
とにかく人数が多いし、どちらかというとお祭りゲームのため、あまり恋愛観が強いわけでもなく、個別ストーリーもそこまで多くないので、通常の乙女ゲームをプレイする感覚だと、物足りないかもしれません。
ゲームシステムについて
「コルダ2」のキャラを攻略できる「フェスタルート」と、「コルダ3」のキャラを攻略できる「キャンプルート」があるため、どちらかを選択してゲームを始めます。
基本的に「ストーリー」「リズムゲーム」の二つで構成されています。
「ストーリー」では「共通ルート」に加え、「個人ストーリー」を見るためのイベントが発生します。この「個人ストーリー」ですが、攻略キャラの中から自身で選択するシステムになっております。注意点として、一度選択をしないと今後発生するイベントでも選択不可になりますので、攻略したいキャラは毎回選択することを忘れないよう気をつけてください。そして選択には回数制限がありますので、一回のセーブデータで攻略できる人数が決まっていることも要注意です。
「リズムゲーム」では、ストーリーの合間に発生するミニゲームになります。演奏が歌になるこの島では、彼らの演奏がキャラソンになります。つまり「キャラソンでリズムゲームができる」という素晴らしいゲームとなっております!流れてきたマークに従って、ボタンを押すだけですので、そこまで難しい作業ではないので安心してください!うまくいくと、面白い仕掛けもあります!
一度攻略すると、リズムゲームだけで遊ぶことができるので、むしろこっちが楽しいんです!
プレイ時間について
同時に攻略できる人数が決まっているとはいえ、他の乙女ゲームよりはシナリオが短く、同時攻略がしやすい点では、あまり時間はかからない印象でした。
- 1週目(共通ルートとミニゲーム、通常ENDを迎えた場合)→ 約8時間
- 2週目以降(共通ストーリーのみスキップ、攻略キャラのイベント回収とENDを迎えた場合)→ 約7時間半
共通ルートの中に、恋愛イベントが発生するため、大きな時間短縮をできるわけではありませんが、同時攻略可能のため、まとめて恋愛イベントを回収することで、比較的攻略する時間を短くすることができます。
一回プレイしたリズムゲームの場合、スキップすることができますので、そういう機能を駆使すると効率よく攻略できます(私はこのミニゲームが楽しいので、毎回やってました)。
個人的な評価
実際にプレイした私の個人的な評価は以下の通りです。
- 攻略キャラ ⭐️⭐️⭐️⭐️☆
- シナリオ ⭐️⭐️⭐️☆☆
- ゲームシステム ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- プレイ時間 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 初心者向け ⭐️⭐️⭐️☆☆
過去作をプレイしなくてもできますが、やはり知らないとちょっと感動が小さい気がします。ただちゃんと説明もありますので、初見殺しにはならないです。
攻略キャラが多く、お祭りゲームということもあり、個人ストーリーはどうしても少なく恋愛要素も少なめ。ただ共通ルートや追加コンテンツのやりとりなど、普段見ることができない夢の共演ややり取りがとにかく面白いんです!
また効率的にセーブデータを分ければ、プレイ時間を短縮できるほか、操作性も単純でわかりやすいので、初心者でも迷わずプレイできるのが良いです。
さらに本作の醍醐味である「リズムゲーム」は、一度本編で攻略すれば、以降はタイトル後「フリーモード」で遊ぶことができます(これがとにかくハマる!!)。一通りストーリーを回収したら、あとはひたすら「リズムゲーム」で遊ぶのが本作のお楽しみ!お気に入りのキャラソンを聴きながら、プレイすることができます。
キャラソンでリズムゲームができるなんて!こりゃやり込み確定です!
遙かなる時空の中で6 DX
「遙かなる時空の中で6 DX(以下、遙か6)」は、PSViteで発売した「遙かなる時空の中で6」と「遙かなる時空の中で6 幻燈ロンド」が一つになってNintendo Switchに移植したタイトルです(一部新規イベントも追加されています)。
過去作との繋がりはないので、過去作を未プレイでも楽しむことができます!
概要
「遙かなる時空の中で」シリーズ(以下、「遙か」)に共通しているのは、主人公の女子高生が異世界に召喚されて、日本の歴史に似ている異世界で、世に蔓延る怨霊を倒す力を持つ「龍神の神子」に選ばれることと、彼女を守る役目を持つ8人の男性「八葉」が存在することです。協力して日本を救ううちに、互いに恋心が芽生えるというストーリーになっています。また最終的に現在に戻るのか、異世界に残るのかという選択にも注目です。
「遙か6」では、大正時代に似た異世界「帝都東京」が舞台になっています。よって、これまでのタイトルよりも現代に近いこともあり、比較的歴史が苦手な方でも手に取りやすいタイトルだと思います。
攻略キャラについて
攻略キャラは8人(FDである「幻燈ロンド」では、さらに1人追加)であり、先ほど紹介した「八葉」という立場に選ばれた男性たちです。比較的良心的なキャラが多く、ぶっ飛んだ性格の人も少ないので、初心者には安心して楽しむことのできる人が多いのが特徴的です。
帝都を怨霊から守る組織のメンバーや、人間から忌み嫌われている鬼の一族、長年「龍神の神子」に支えてきた「星の一族」など、立場の違いから協力的でない方もいます。ゆえに対立したり、時には共闘したりという彼らのやりとりも魅力的です。
ちなみに私は「有馬一」が大好きです!乙女ゲーム全作の中でも、トップに入るレベルでハマりました!
ゲームシステムについて
本作は「ストーリー」「バトル」のシステムが存在します。「ストーリー」を進めるためには、ノルマを達成する必要があり、きちんと完了すると次のストーリーに進むことができます。
ノルマは期限が存在します。「この日までにこれをしろ」みたいな感じなのですが、1日に行えるアクション数が決まっています。ゆえに、アクション回数と期限を意識しながらノルマを達成する必要があります、さらに、同時並行で好感度によって発生する攻略キャラのイベントもチェックしないといけないので、よく考えながら進める必要があります。ただヒント機能があるので、「このキャラを攻略するには、次この行動を取る必要があるんだ!」と、こまめにチェックしながら計画すれば、きちんと攻略できると思います。
「ストーリー」は一貫しているため、矛盾が少ないのがありがたい!どうしても攻略キャラごとに黒幕や展開が異なると、違和感を覚える性格のため、どのキャラを攻略してもやることは一貫しているところが良いポイントです。
逆に考えると、同じような展開が続くため、飽きる人もいるかも!
攻略キャラの恋愛ルートも、そこまでガツガツしているわけでもないので、「濃厚な恋愛に躊躇いがある」人にもおすすめです。ただ、キャラによっては一部大胆な行動に出る人もいますが、許容範囲内だと思います。ガツガツしてはいないけど、ちゃんとキュンキュンポイントもありますので、きちんと彼らとの恋愛を楽しむことができます。
また実際に怨霊と戦う「バトルシステム」ですが、カード形式になっています。主人公と一緒に戦う八葉の中の2人含めた3人体制で、発生した怨霊と戦うのですが、これがフィールドのカードを移動させて、怨霊のカードにぶつけて戦うというもの。比較的わかりやすいことに加え、彼らのタイプ相性(ポケモンみたい笑)や特殊能力を駆使すれば、そこまで苦戦することもなく、短時間で倒すことができます(難易度の選択もできます)。
ただ、ボス戦は強いから要注意!
プレイ時間について
実際に攻略するまでにかかった時間は以下の通りです。
- 1週目(共通ストーリーとバトル、通常ENDを迎えた場合)→ 18時間半
- 2週目以降(共通ストーリーのみスキップ、バトルおよび攻略キャラのイベント回収し恋愛ENDを迎えた場合)→ 10〜11時間半
1周目は、発生する恋愛イベントも見ながらをクリアしているので、少し時間がかかっています。
やり込もうと思えば、バトルのカード強化や全選択肢の回収などありますが、私たちは恋愛ルートとスチルやシナリオを回収できればOKなので、これくらいの時間になります。
2週目以降ですが、共通ルートの中に、恋愛イベントが発生するため、そこまで大きな時間短縮にはなりませんでした。
個人的な評価
- 攻略キャラ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シナリオ ⭐️⭐️⭐️⭐️☆
- ゲームシステム ⭐️⭐️⭐️☆☆
- プレイ時間 ⭐️⭐️⭐️⭐️☆
- 初心者向け ⭐️⭐️⭐️⭐️☆
システムがわかりやすい点では初心者向けですが、やはりノルマ達成に期限があるため、初めは要領を掴むのが難しいかもしれません。慣れてくれば、作業になるので気にならないと思います。
攻略キャラも、ルックスや性格もバラバラなので、いろんなタイプの人を攻略することができます。シナリオも一貫してわかりやすいので、取り組みやすいと感じました。
スチルやシナリオ回収も比較的簡単ですが、FD「幻燈ロンド」では拠点を選択できることから、そこで発生するイベントを回収するのに、少し手こずりました。
遙かなる時空の中で7
「遙かなる時空の中で7(以下、「遙か7」)」は、Nitendo Switch対応ソフトの「遙か」シリーズであり完全新作です。
「遙か6」同様、過去作との繋がりはないので、過去作を未プレイでも楽しむことができます!
概要
上記で説明したような「遙か」シリーズの特色を持ち合わせた最新作です。今回の舞台は「戦国時代」に似た異世界になります(こんなにシリーズあるのに、戦国時代が初めてなのすごいよね!結構戦国武将が出てくる作品って多いのに!)。
時系列的には、「関ヶ原の戦い」が起こる1年前くらいになります。ゆえに怨霊だけでなく、武将たちもそれぞれどちらにつくか(徳川家康率いる「武断派」か、石田三成率いる「文治派」か)などもあり、日本中がソワソワしている状態です。
如実に近いシナリオということもあり、実際の歴史に興味を持つこと間違いなし!
攻略キャラについて
攻略キャラは8人。「戦国時代」ということもあり、攻略対象にも実在した戦国武将がいるのが特徴です(ゆえに、人を選ぶかもしれません)。有名どころだと「真田幸村」や「直江兼続」など。
時系列的にも「関ヶ原の戦い」が近いこともあり、同じ八葉(上記の「遙か6」で説明あります!)なのに、派閥が異なることによって、信頼度や探りがあったりするのが興味深かったです。
怨霊退治の時は協力的なのに、関ヶ原の戦いだとお互い剣を交える相手になるのが、またなんとも言えない気持ちになりますね!
ゲームシステムについて
上記の「遙か6」同様、主に「ストーリー」「バトル」があります。
「ストーリー」は「バトル」を進めることで、イベントとして発生するシステムになっていますので、ただシナリオを読むだけでなく、「バトル(怨霊退治)」をしなければなりません。ノルマ達成に期限はあるものの、前作の「遙か6」とは異なり、1日のアクション数が決まっておらず、次のイベント(マップで選択する形式)に進まなければ、半永久的に「バトル(怨霊退治)」や攻略対象のイベントを回収することができます。
怨霊退治を通して、攻略対象の好感度を上げることもできるので、ある意味好感度だけは序盤から上げることができます!
また「ストーリー」では、共通ルートの後に恋愛ルートが発生します(それまでにも恋愛イベントは発生します)。前作の「遙か6」と異なり、黒幕や結末が攻略キャラによって変わってくるのが特徴的です。ゆえに、同じ展開がないので、飽きにくいのも良い点です。
肝心の恋愛シーンですが、あまり色濃くありません。どうしても立場や実在人物ということが関係しているのか、ハグやキスも少なめ・・・とはいえ、ちゃんと恋愛しますので、普通にキュンキュンできます!(私はした!)
プレイ時間について
前作の「遙か6」と異なり、共通ルートの後に恋愛ルート(各攻略対象の専用ルート)があるため、プレイ時間が長い傾向があります。
- 1週目(共通ストーリーとバトル、通常ENDを迎えた場合)→13時間
- 2週目以降(共通ストーリーのみスキップ、攻略キャラの恋愛ENDを迎えた場合)→ 10時間
できるだけプレイ時間を短くするのであれば、攻略キャラである「八葉」の派閥(武断派か文治派か)を意識してセーブデータを分けるなど、効率的に攻略する必要があります。
共通ストーリーを読みながら恋愛ルートに進むとなると、20時間以上はかかりました。
個人的な評価
実際にプレイした個人的な評価は以下の通りです。
- 攻略キャラ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シナリオ ⭐️⭐️⭐️⭐️☆
- ゲームシステム ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- プレイ時間 ⭐️⭐️⭐️☆☆
- 初心者向け ⭐️⭐️⭐️⭐️☆
共通ルートの後に恋愛ルートがあるため、シナリオのボリュームは大きいです。やりごたえはありますが、攻略に時間がかかってしまう可能性があります。また、結末や黒幕が攻略キャラで変わってしまうので、シナリオに一貫性はありません。
さらに、実在する戦いが描かれることもあり、比較的如実に近い展開を迎えることが特徴的です!
ゲームシステムはわかりやすいので、初心者でも楽しめると思います。特に実在する人物ということもあり、親しみのあるキャラを攻略できるので、「なかなかキャラが覚えられない」ということは少なめ!ただし、如実に忠実派の方は要注意!
↓↓↓ おすすめ理由と感想はこちらから ↓↓↓
アンジェリーク ルミナライズ
「アンジェリーク ルミナライズ(以下、「アンミナ」)」は、元祖乙女ゲーム「アンジェリーク」シリーズの完全新作です。絵師も攻略キャラもリニューアルし、より現代的になった本作ですが、これまで通りのシミュレーションゲームに加え、以前よりもプレイしやすいよう改良されています。
概要
「アンジェリーク」とは、主人公の女の子が、宇宙を統べる存在である女王の候補に選ばれたことから始まる物語です。攻略対象である「守護聖様」の力を借りて、自身の大陸を発展させる試験に合格すべく、ライバルと切磋琢磨し、時には「守護聖様」と恋愛したりするゲームです。ゆえに女王となるのか、誰かと恋仲になるのか究極の選択をしなければいけなかったのが特徴的でした。しかし新作である「アンミナ」はどちらも選択できるルートが存在しているため、「恋も仕事も成功させたい!」という現代的な悩みも解決できるようになっております。
「アンジェリーク」は一般的な乙女ゲームよりも、シミュレーション要素が強く、とにかく恋愛ENDを迎えるのが難しい印象があります。
過去作をやったことがありますが、好感度MAXなのに恋愛ENDが発生しなかったことがあります…理由はランダム要素が強いから!
主人公の誕生日によって攻略対象との相性が異なったり、攻略対象が突然訪問してくるイベントでは、結構ランダム性が高く、ぶっちゃけ誰がくるかわからないんです(新作ではアイテムを使って指定することができます)。ゆえに、今まであまり関わってこなかった攻略対象と急に仲を深めるなんてこともありました(ある意味リアリティがあって面白いけどね!)。
そんなシリーズの最新作である「アンミナ」は、25周年記念ということもあり、25歳の社会人が主人公という異色の作品。多くの作品が高校生や20歳前後といった若い女の子が多い中、大人女子を操作できるのは面白いと思いました。社会人経験があるのでしっかりしています!(ただ恋愛経験値は低い)
また難しいシミュレーションシステムも、初心者でもクリアしやすいよう改良されているので、初めての方でもプレイしやすいので安心してください。
攻略キャラについて
攻略キャラは9人。高校生から大人まで、年齢幅が広く、さまざまなタイプのキャラを攻略できるのが特徴です。彼らは、いろんな場所から選ばれた人物ということもあり、生活環境や価値観が全然違います。それゆえに主人公だけでなく、攻略キャラ同士の相性が存在し、それが攻略する上で重要なポイントの一つになります。
主人公の誕生日によって、主人公と彼らの相性が決定しますので、素直に自分の誕生日をつけても良いのですが、もし攻略したい人が決まっているのなら、彼らと相性が良くなるよう誕生日を設定することも、効率よく攻略する上で重要になっていきます(でも、たとえ相性が良くなくても、アイテムでカバーすることもできますし、やり方次第ではちゃんと両思いになれますので、ぶっちゃけなんとかなる!)
ゲームシステムについて
本作は主に「シミュレーション」「面談」「ストーリー」の3つの構成でできています。
基本的には「シミュレーション」がメインの本作。決められた期日までに、自身の大陸を発展させるべく、攻略対象である「守護聖様」の力を使います。その量やタイミング、誰の力が大陸に必要なのかチェックしながらプレイする必要があるので、初めは要領がわからないと思いますが、そこは安心してください!最初にマニュアルがあり、はじめはそれに従って操作することができます。
二つ目が「面談」です。ここでは「守護聖様」が、自分の大陸や「守護聖様」「ライバル」についての質問をします。しっかり答えられると好感度が上がりますので、普段から自身の大陸で暮らす民の人数や、「守護聖様」が誰と仲が良いのかチェックしておきましょう(新作「アンミナ」では、ギリギリまで確認できますので、ちゃんとチェックしてから挑みましょう。昔はもっと鬼畜だった・・・)。
妹「ゆー」は好きな守護聖様との面談でショック受けてたよねー
「ライバルと仲の良い守護聖様は誰?」って質問で、好きな守護聖様が正解だったからね・・・仲の良さを見せつけられてショックだった笑
三つ目の「ストーリー」は、一般的な乙女ゲームと同じセリフを選択するシステムです。ただ大きく異なるのは、たとえ選択を失敗してもゲームは続くところ。失敗した攻略対象との恋愛イベントは発生しなくなりますが、大陸育成を続けることはできます(ちなみに、私は何回も失敗して「彼との恋愛イベントはもう起きませんが、ゲームを続けることはできます」的なメッセージを死ぬほど見た笑)
プレイ時間について
とにかく長い!大変!これにつきます。
- 1週目(通常ENDを迎えた場合)→ 15〜16時間
- 2週目以降(攻略キャラと恋愛ENDを迎えた場合)→ 20〜23時間
通常ENDを迎えるだけでも15時間ほどかかります。理由はシミュレーションに時間がかかるからです。ただ恋愛ENDを迎えたいだけであれば、やり方次第では時間を短くすることもできます。
さらに攻略対象を攻略するだけでも大陸育成は必要ですので、どうしても時間がかかってしまいます。しかも恋愛ENDが3種類あるので、セーブデータを分けて攻略する必要があります。もしスチルを全回収するのであれば、さらに色々工夫をしなければいけません。同時に攻略対象のスチルを回収することができない部分がありますので、その分だけプレイしなければいけないので、やり込み要素は満載ですが、全クリを目指すのであれば、それなりの覚悟が必要です。
個人的な評価
実際にプレイした本作の評価は以下のとおりです。
- 攻略キャラ ⭐️⭐️⭐️⭐️☆
- シナリオ ⭐️⭐️⭐️☆☆
- ゲームシステム ⭐️⭐️⭐️⭐️☆
- プレイ時間 ⭐️⭐️⭐️☆☆
- 初心者向け ⭐️⭐️⭐️⭐️☆
「シナリオ」のボリュームはそこまで多くないのですが、シミュレーションにおける差分が多い印象。
ゲームシステムはやり方さえわかってしまえば難しくないので、初心者でも大丈夫!(むしろ、「アンジェリーク」シリーズをやりたい人は、絶対「アンミナ」をやった方が良い!過去作はガチでむずいから!)
乙女ゲーム初心者で「恋愛シーンが多いと恥ずかしい」と思う人には、こういうミニゲーム要素が強い作品の方がおすすめです!
全クリ(スチルやストーリー全回収する場合)はマジで大変なので、どうしてもプレイ時間は長くなります。恋愛ENDを迎えるだけなら、やり方次第では短くすることができます。
最後に
今回は「Nintendo Switchでプレイできるネオロマ作品」の紹介をしました。簡単に紹介をすようとしたら、熱が入りすぎて、一つ一つの記事にできるレベルで書き込んでしまいました・・・
どの作品もそれぞれの良さがあり、ぜひずべてプレイしてみて欲しいです。シリーズものといえど、過去作との関わりが少ないことが多いので、初心者でも挑戦しやすいのが本作の強み!
一つ一つ作りが丁寧なので、終わったとの達成感は半端じゃないです!私はネオロマがやっぱり好きですね!
↓↓↓ Nintendo Switchの購入に迷っている方は、こちらの記事もおすすめ ↓↓↓
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます。