劇場版「呪術廻戦」は初見でも楽しめるのか?テレビアニメ・原作未読者が観に行った結果

2024年1月12日

こんにちは、say(せい)です。

去年から上映開始され、現在も話題の絶えない「劇場版 呪術廻戦0」。

漫画アニメ好きな私ですが、実は今まで原作はおろかテレビアニメも観たことがなかったんです。

そんな私ですが、今回やっと呪術廻戦の映画を観に行くことができました。

今回は「テレビアニメや原作を知らない人でも、呪術廻戦の映画は楽しめるのか」について、私が体感したことを交えてお伝えしたいと思います。

運営者「say(せい)」と「呪術廻戦」

◆原作・テレビアニメ未視聴者

◆ストーリーは本編のあらすじをかじったくらい

◆キャラクターはニュースで聞いたことあるくらい(ほとんどはスナック菓子のパッケージで見たことあるわ〜程度)

呪術廻戦とは

呪術廻戦」とは、芥見下々先生が週刊少年ジャンプで連載している漫画です。

社会現象を起こした「鬼滅の刃」に次いで、今最も注目度の高い漫画であり、

その人気はテレビアニメだけでなく、食品やゲームのコラボなど様々な展開がされるほど。

そんな人気な漫画ですが、今回劇場版として制作されたのは、呪術廻戦が連載される前に芥見先生が描かれた「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」(現在は0巻として発売されています)ですので本編とは少し違います。

違うと言っても、本編の1年前の話になります。

そのため、本編と直接的な話のつながりはなく、「呪術廻戦読んだことない!」という初見の方でも観ることが可能なのです。

また本編を読んでいる方からすると、いつもの1年組ではなく、2年組が活躍する話なので新鮮なのではないでしょうか。

初見の方は楽しめるのか?

私自身が初見だったのですが、結果的にとても面白く満足できました(現在は原作を読んでいます。それくらいハマってしまった!)。

理由は以下の通りです。

テンポがわかりやすい

この映画に限らず、物語で1番重要なのは「わかりやすさ」だと思います。

どんなに面白い作品も伝わらなければ意味がない!

そして伝わるには「わかりやすさ」が大切だと思います。

今回の呪術廻戦も、主人公の乙骨憂太が「何も知らない状態」から物語が始まります。

そこから様々な人々と出会い、事件に巻き込まれていく。

ゆえに視聴者と同じ立場になっているため、一緒に物語を理解していく形になるのです。

そのため、視聴者が知らないことは主人公も知らない、その状態が出来上がるため、そこに共感性が生まれ物語の理解につながります。

これが「わかりやすさ」だと思っています。

重要キャラクターにきちんとフォーカスが当たっている

今回の重要キャラクターは、主人公の乙骨憂太と祈本里香。あとは彼らを取り巻く同級生3人(パンダは人扱いで良いのか?まぁいっか笑)。

他にも様々なキャラクターが出てきますが、こちらはあまりフォーカスされることはありません。

ゆえに「内容がごちゃごちゃしない。必要なキャラクターはしっかり理解させる」構図が出来上がっています。

そのため、初見の方でも登場人物の理解と、物語の理解がしやすいと思いました。

私自身も映画を観る前は本当にキャラクターを知らなかったのですが、観終わった後にはキャラクターの名前もストーリーも理解していました。すでに原作を読んでいた妹ともちゃんと会話ができるようになっていました。

それくらい「大切なところはしっかり描く」「それ以外は詳しく触れない」がしっかり出来ていて、初見でも楽しめました。

(ちなみにテレビアニメや原作を知っている方だと、終盤にお馴染みのキャラクターがたくさん登場しますので、さらに盛り上がること間違いなし!)

物語が王道で熱い

上記の二つは、物語というよりも見せ方にフォーカスしました。

ですが、一番は素直に「これ、面白い!」という作品だったことが大きいです。

ネタバレはできないので、このシーンが良かったという書き方はできませんが、以下のようなところで盛り上がります。

◆呪術という世界観(主人公が通う学校や、呪術師という仕事など)の作り込みがすごい

◆目的やテーマが明確

◆アクションシーンが迫力ある

純愛(ネタバレです。詳しいことは書きません)

良い意味で王道ですが、意外と少年漫画には少なかった「愛」「呪い」をうまく掛け合わせた作品になっているため、新鮮さもあります。漫画の一部を映像化したわけではないため、キリよく物語が終わる感じも後味が良くスッキリします。

どんな人におすすめか?

「迷ったらやってみる」というのが私のモットーだったりしますが、中には「観てみて面白くなかった」「合わなかった」ということを避けたい方もいらっしゃいますので、そういう方向けに「こういう人にオススメ」「こういう人にはオススメできないかも…」を私なりにまとめたので是非チェックしてみてください。

こんな人にオススメ

熱いバトルを好む

呪術廻戦はバトル漫画なので、バトルシーンは必須です。

そんなバトルシーンがとにかく熱いです。

お互いの考えがぶつかるところや、肉体的にぶつかり合うシーンなど、どれもハラハラドキドキしました。

また漫画では表現しにくかった細かなバトルも、映像だと迫力満点!!

オリジナルシーンも追加されていますので、「熱いバトルが好き」「かっこいいバトルシーンが見たい」という方には是非オススメのアニメ映画だと思います。

みんなで協力して敵(語弊はありますが)に立ち向かう姿は、いつ観ても熱くなります。

キャラクターの成長する姿が見たい

主人公の乙骨憂太自身が、様々な人々と触れ合うことで少しずつ変わっていく姿が描かれます。

王道と言えば王道ですが、キャラクターが成長する姿は、視聴者としては嬉しくなりますよね。

(まるで我が子を見ているかのよう…)

仲間の絆を感じたい

学校がメインということもあり、同級生との絆が描かれます。

初めはよく思わなかったり、理解できない人たちも、付き合う続けるとその人のことを知って絆が深まるのです。

そういう仲間の絆を感じられるのも、呪術廻戦の強みだと思います。

愛を感じたい

今回の映画のテーマは「」「呪い」だと思います。

詳しいことはネタバレになりますので言えませんが、少年漫画であまり大きく取り上げられることのない「愛」にフォーカスされているところも、ただのバトル漫画とは違って面白い部分だと思います。

こういう人にはオススメできないかも

人外との恋愛に抵抗のある人

ちょっとネタバレに近いですが、人間と人外との(厳密には違いますが)恋愛描写が描かれます。

私個人的には好きなカテゴリーなのですが、中には苦手な方もいらっしゃいますので、これから観にいく人はこの部分に問題がないか確認することをお勧めします。

暴力シーンに抵抗のある人

バトルシーンがあるため仕方ないですが、血が出たりグロテスクな描写は免れません。そのようなシーンに抵抗のある方は、観にいく際は気をつけて下さい。

バケモノのデザインが不気味

私はある程度免疫があるため「おー、なかなか不気味なデザインの化け物だなー」という程度でしたが、中には「怖い」と感じる方もいらっしゃると思います。

気になる方はHPなど一度チェックしてから観に行きましょう。

最後に

今回は「初見でも劇場版 呪術廻戦は楽しめるのか?」を、私の実体験とともにお伝えしました。

結果は「初見でも全然楽しめる」ということです。

まとめると以下の通り。

◆初見でもわかりやすいテンポ・ストーリー展開になっている

キャラクターが魅力的

◆純粋に「熱い」「面白い

百聞は一見にしかず!

気になる方は是非観に行きましょう。

ただ現在はコロナ真っ只中なので、感染予防はきちんとして楽しんでください。

【追記】

すでに映画公開は終了しています。

最後まで閲覧していただきありがとうございました。

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Posted by say(せい)