【ライドカメンズ】モチーフライダーは誰だ!?特撮オタクが考察してみた【仮面ライダー】
20年以上隠れ特撮オタクをしているsay(せい)です。
2024年夏にリリース予定のアプリゲーム「ライドカメンズ」をご存知でしょうか。これまで仮面ライダー関連のアプリゲームはいくつかありましたが、今回は登場人物や世界観を含めて、完全オリジナル作品となっており、今も話題沸騰中でございます。
なんだか、女性向けアプリっぽい・・・
という感じがひしひしと伝わってきて、なんだか複雑な気持ちだったのですが、それ以上に「キャラクターたちのライダー姿は、既存のライダーが元ネタとなっているのではないか!?」という話が飛び交い、誰がどのライダーモチーフなのか考察する人が続出しています。
ということで、今回は「ライドカメンズのライダーのモチーフは誰なのか?」を、特撮オタク(オタクというよりも、卒業しなかっただけの大きい子ども・・・)をしている私と双子の妹「ゆー」で真剣に考えましたので、是非とも参考にしてみてください。
アプリ「ライドカメンズ」とは
アプリ「ライドカメンズ」とは、バンダイからリリースされる新作スマートフォン向けアプリゲームです。人気特撮ドラマ「仮面ライダーシリーズ」が元になっており、カテゴリーは育成アドベンチャーゲームです。ストーリーとバトルシステムで構成されており、ストーリーの中には選択肢が発生し、選択やキャラの親密度で結末が変わるそうです(面白い!)。
カテゴリーが「育成ゲーム」ですので、恋愛ゲームではありません。主人公も性別が公開されていないあたり、男女どちらも楽しめるゲームとなっていると予想
情報公開当初、完全に女性をメインターゲット(しかも特撮女子というより、推し活とか好きなオタク女子向けっぽい)にしている感じから、ちょっと苦手意識がありました。
私自身も、女性向けゲームをする身でしたが、やはり仮面ライダーを楽しんでいる時とは、楽しみ方が違うので、「なんだかなー」と思っていました
ただライダーの衝撃ニュースは今に始まった事ではないし、毎度新ライダーが出るたび騒がれたり、よく考えたらイケメン俳優を起用することがほとんどなのだから、女性に向けたイケメンキャラでも問題ないのでは?と個人的に思うようになり、これはこれで面白そうと考えるようになりました。
何よりも特撮も女性向けゲームも好きな私には、奇跡のコラボレーションなんじゃないか?とポジティブに捉えるようになりました!
ちなみにビーズログ6月号(2024年4月19日発売開始)に掲載されていたインタビューでは、「仮面ライダーを新たなターゲットに向けて」企画されたコンテンツであることが書かれていたので、そういう意味でも納得しました(そして製作陣的にも、割とガチめのものを作っていることが、ひしひしと伝わります)。
モチーフライダーはこれだ!
今回、モチーフになったライダーを考察するにあたって、参考にした資料は以下のとおりです。
- 公式サイト
- ビーズログ6月号(2024年4月19日発売開始)
公式サイトはもちろんのこと、それに加えて女性向けゲーム雑誌「ビーズログ」を参考にしています。元々は別の目的で買った今月号の「ビーズログ」でしたが、まさかの「ライドカメンズ」特集で、「モチーフはこれだと思う」と妹と白熱してしまいました笑
みんな、指輪で変身するらしい。もしや「仮面ライダーウィザード」からきたのか!?
違うからね!
あくまで私たちの独断と偏見で考察しています。ご注意ください
「ジャスティスライド」
教育施設や住宅街に拠点を置いているクラスです(本ゲームではチームのことを「クラス」と呼んでいます)。メンバーは4人。ライダー名は、みんな下の名前を採用しています。アイコンになっている「魅上 才悟」がいるあたり、主人公チームといった印象を受けますね。人助けをメインとした何でも屋であるところも、なんだか主役ライダーたちの集まり感がある気がします。
仮面は目元を隠すマスク型ですので、仮面をかぶっても表情がわかるのがポイントです。
魅上 才悟/仮面ライダー才悟
彼のモチーフは「仮面ライダー」に登場する主役ライダー「仮面ライダー1号」だと思います。
マスク(目の部分)が赤いところや全身が緑色に加え、首元に纏っているモヤモヤみたいなものが、1号のマフラーを感じさせます。
仮面ライダー1号と言っても、作品によって様々なデザインがあるので、それら全てを一つにしてみた感じかもしれないです・・・
伊織 陽真/仮面ライダー陽真
彼のモチーフは「仮面ライダークウガ」に登場する主役ライダー「仮面ライダークウガ」だと思います。
「アルティメットフォーム」をベースにして「マイティフォーム」の仮面や胸のプロテクターをしているのかなーと考えました。他の方の考察では「マイティフォーム」がモチーフになっていると書いてあったのですが、黒ベースの金色のラインが「アルティメットフォーム」っぽいなーと思いました。
深見 紫苑/仮面ライダー紫苑
これは、正直パッと思いつきませんでした。私たち自身が記憶しているライダーに、灰色ベースで紫が入っているライダーが出てこない・・・
他の方の考察では「仮面ライダー555」に登場する怪人「ホースオルフェノク」ではないかという案が最良のようです。いや、彼はライダーじゃないじゃん笑もしや仮面ライダーオーガとでも言いたいのか・・・
必ずしもライダーがモチーフとは限らないということでしょうか。仮面頭部から出ているモヤモヤも、「ホースオルフェノク」のたてがみと捉えればいいのか??うーん
蒲生 慈玄/仮面ライダー慈玄
彼のモチーフは「仮面ライダーアギト」に登場するサブライダー「仮面ライダーG3」だと思います。G3と言えば、他のライダーと違って、自ら装着していく形の変身が特徴的。
青を基調とした全身に、仮面と胸のプロテクターが灰色であるところ、仮面の目の色が赤という配色。仮面のツノもどこかそれっぽい気がします。日課がパトロールというところも、どことなくG3の変身者である氷川誠を匂わせていますね。そのうち、豆腐が掴めないなんて演出もあるかも!
「マッドガイ」
グラフティアートが特徴的な治安の悪いエリアをベースとしているクラスです。メンバーは3人。ライダー名は、みんな名字を採用しています。力を求めていたり、言い争いが絶えないチームという、どちらかというと敵組織っぽい協調性のなさを感じました。
仮面はマウス型。他のチームと明らかな差別化がされています。
神威 為士/仮面ライダー神威
彼のモチーフは「仮面ライダーエグゼイド」に登場するサブライダー「仮面ライダーゲンム」の「ゾンビゲーマー レベルX」ではないかと思います。
私たちは、ずっと「デンジャラスゾンビ」って呼んでた笑
配色が白地に、肩から出ている赤と青のモヤモヤが、どことなくゾンビゲーマーの目元をイメージさせます。口元の形もそっくり!自称天才クリエイターということで、ゲンムの変身者である檀黎斗も天才ゲームクリエイターでしたので(檀黎斗はちゃんと天才な気がしますね)、そこからインスピレーションを受けていると考えられます。
荒鬼 狂介/仮面ライダー荒鬼
彼のモチーフはいくつか連想しました。
ひとつは「仮面ライダー響鬼」に登場する主役ライダー「仮面ライダー響鬼」の「装甲響鬼(アームドヒビキ)」です。
名前から鬼が入っているということで、響鬼に登場するライダー(本作ではライダーではなく「鬼」と呼ばれています)が思いつきました。黒地に赤いプロテクターを身につけているところが、どことなくそんな感じがします。
もうひとつが「仮面ライダー電王」に登場する主役ライダー「仮面ライダー電王」です。ただこれに関しては「ソードフォーム」という考えと、電王に登場する怪人「モモタロス」の二つが考えられました。
こちらも鬼という立ち位置と、配色が彼を想像させます。キャラクター性も、喧嘩っ早いのに人情に厚いところや、名乗りの時のポーズがどことなく似ているところが挙げられます。
阿形 松之助/仮面ライダー阿形
この子は正直わからなかったです。
他の方の考察を参考にすると、「仮面ライダー響鬼」に登場する主役ライダー「仮面ライダー響鬼」という案が最良のようです。趣味が太鼓だし、どこか和を意識したデザインに加え、技名が「鬼式:紅炎獄」というところが響鬼っぽいといったところでしょうか。
ただどうしても響鬼の紫は赤紫なのに対して、彼は青紫というところ(青紫要素もあるにはあるけど)や、和装といっても甲冑っぽいところが個人的に引っかかっています。
「スラムデイズ」
ゲームセンターやライブハウスといった娯楽施設に拠点を置いているクラスです。メンバーは3人(なお、1名二重人格のため、見方を変えると4人とも取れる)。ライダー名は、あだ名?を採用しています。自由がメインのチームということもあり、みんなで団結というよりも、個人で自由に活動していそうな印象です。
仮面は「ジャスティスライド」と同様、目元を隠すマスク型のデザインです。
海羽 静流/仮面ライダーSIZ
彼のモチーフは「仮面ライダーディケイド」に登場するサブライダー「仮面ライダーディエンド」だと思います。
配色が青地(シアン?)に黄色、胸のプロテクターのバーコード感はまさしくディエンドと呼ぶに相応しい気がします。
そのうち宝を盗みに来るかもしれない笑
ランス天堂(Q)/仮面ライダーLQQ
彼のモチーフは「仮面ライダーW」に登場する主役ライダー「仮面ライダーW」だと思います。漫画「風都探偵」も話題になったくらい、ライダー界隈では比較的に人気な本作からの登場といったところでしょう。
紫と緑が半分ずつ配色されているところや、仮面のWとも見えるデザインが如何にもと言ったところです。Wでは左翔太郎とフィリップという二人で一人のライダーに変身しますが、こちらでは二重人格という設定。Qのネットでの情報集めは、「地球の本棚」を使うフィリップっぽいですね。
ルーイ/仮面ライダーRUI
彼のモチーフを考察するのが難しかったです。
ムービーの尻尾?の動きを見て、おそらく「仮面ライダーゼロワン」に登場する敵役ライダー「仮面ライダー滅」の「スティングスコーピオン」ではないかと推測しました(蠍モーフであれば「仮面ライダーカブト」に登場するサブライダー「仮面ライダーサソード」もいますが、仮面の目の色が違う)。
滅といえば紫に灰色の配色が印象的なデザインであり、蠍をモチーフにしているところから、尻尾の動きがどことなくそれっぽいかなという考えです。マスクの目元も黄色だし、きっとそんな気がする。またどことなくリーダー扱いされているところも、滅のポジションと似ている感じがしました。
この後紹介する「仮面ライダー颯」のモチーフが同作に登場した仲間の一人「仮面ライダー迅」っぽいことから、チーム間を超えた関わりが気になりますね。
「ウィズダムシンクス」
高級感漂うエリアを拠点にしているクラス。メンバーは4人。ライダー名は名前から(名前自体が愛称っぽい)採用されています。完全会員制の高級ラウンジで接客している彼らは、利用者である女性から情報を集める頭脳派の集団のようです。比較的大人っぽい男性が多く、ライダーシリーズとしては珍しい感じがします。
仮面は片目だけ隠れるようなデザインであるところが特徴的です。
宗運/仮面ライダー宗運
彼のモチーフは「仮面ライダー鎧武」に登場するサブライダー「仮面ライダー斬月(アーマードライダー斬月)」の「メロンアームズ」だと思います。
白地に緑が配色された部分のチェック模様が、メロンに見えるところや目元の月みたいなところも、斬月の仮面を想像させます。
後に紹介する「仮面ライダー塔竜」のモチーフが同作のサブライダー「仮面ライダー龍玄(アーマードライダー龍玄)」っぽいことから、鎧武では兄弟関係だった二人ということもあり、こちらでの関係性にも注目ですね。
颯/仮面ライダー颯
彼のモチーフは「仮面ライダーゼロワン」に登場する敵役ライダー「仮面ライダー迅」の「フライングファルコン」だと思います。
仮面の緑色や、ところどころに配色されたピンクなどがどことなく迅っぽい(ただし、ピンクの配色は控えめだなと思いました)。また羽のようなものを搭載しているところも、飛行可能な翼を持つ迅ならではといったところでしょうか。羽のデザインも似ている気がします。
上記でも触れた通り、「仮面ライダーRUI」のモチーフだと思われる「仮面ライダー滅」とは仲間同士だったことから、本作でも何かしら関係があるのでしょうか。
浄/仮面ライダー浄
彼のモチーフは「仮面ライダーキバ」に登場するサブ(時々敵役)ライダー「仮面ライダーダークキバ」だと思います。
黒地に赤い配色と、仮面の青みだけでなく、翼の形が蝙蝠っぽいところから、ダークキバを連想させます。全ての女性を愛するという点では、ダークキバの変身者である紅音也をイメージさせます。
他の考察で多く挙げられたのは「仮面ライダービルド」に登場する敵役「ブラッドスターク」という意見です。配色はどことなく似ていますが、個人的にはダークキバほどの説得力はない気がしています。
皇紀/仮面ライダー皇紀
彼のモチーフは「仮面ライダー龍騎」に登場するサブライダー「仮面ライダー王蛇」だと思います。
腕のバックル部分がコブラっぽいデザインであることと、配色が紫という点から王蛇であると判断しました。荒々しく狂気的な性格は、王蛇の変身者である浅倉威を想像させます。
公式サイトの彼のセリフを見るに、どんな相手でも容赦しない感じも浅倉っぽい印象を受けるなぁ・・・
「タワーエンブレム」
オフィス街に拠点を置くクラス。メンバーは2人(他との人数差すごい!少数先鋭か!?)。ライダー名は名字と名前をもじった名称を採用しています。自身が大企業の社長と秘書であり、兄弟ということから、彼らならではのコンビネーションが期待できます。また本作ゲームの主人公も大財閥の後継者ということから、そういった観点でも楽しめるかもとのことです(ビーズログ6月号より)。
高塔 戴天/仮面ライダー塔天
彼のモチーフは「仮面ライダージオウ」に登場するサブライダー「仮面ライダーウォズ」の「ギンガファイナリー」だと思います。
白地に緑という配色と、胸のプロテクターの真ん中が円盤になっているところが、どことなくウォズっぽい。ジオウでは主人公のサポート役であったことから、会社で言うと秘書っぽい気もしますが、ここでは社長キャラに起用されています。
高塔 雨竜/仮面ライダー塔竜
彼のモチーフは「仮面ライダー鎧武」に登場するサブライダー「仮面ライダー龍玄(アーマードライダー龍玄)」の「ブドウアームズ」だと思います。
武器にデザインされた紫の粒々がブドウに見えますし、全体的にも緑の配色ということから龍玄を想像させます。戴天の弟ということもあり、龍玄の変身者である呉島光実も同様に弟だったので、そこも似ています。
さらに憶測ですが、「仮面ライダー宗運」と同じ「仮面ライダー鎧武」からのモチーフであることに加え、鎧武での彼らが兄弟関係だったこともあり、もしかしたら本当の兄弟はこっちなのでは?と思いました。あくまで高塔家の養子として育てられていただけで、本当の血縁関係は宗運なんじゃないかなーと。髪色も似ているし(あくまで予想です)。
最後に
今回は、アプリゲーム「ライドカメンズ」のモチーフライダーは誰なのかについて、特撮オタクの双子が真剣に考えた結果を公開しました。
こうやってみると、平成ライダーが多い印象ですね。そして主役ライダーだけでなくサブライダーも起用されているところが面白いなと思いました。もちろん本当に彼らからインスピレーションを受けているかは定かではないので、この記事を読んだ方は、そっと心の中で「このライダーかもしれない」と思っておきましょう。
またこのアプリをきっかけに、仮面ライダーに興味を持ってくださった方は、ぜひ気になるライダーのモチーフが登場していた作品を見てみてください。きっと面白いはず。
夏にリリースということで、まだまだ先ですが、ぜひ事前登録して一緒にリリースを待ちましょう!(すでに30万人突破しているみたい!すごすぎる)
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます。