【英語】語学学習を継続させる方法は「趣味を英語にするだけ」だった⁉【体験談】

近年は、洋書を読むのにハマっています、ゆーです。
いきなりですが、みなさんは英語の勉強をしていますか?
学生時代はテストのため、受験のために勉強していた人も多いはず。かく言う私もその一人でした。とにかく苦手意識が強くて全然できないんですよね…。

簡単な文法ならまだしも、長文読解は一度つまずいてしまえば頭に入ってこないし、リスニングなんて聞き取れなきゃ終わり。定期考査のように学習範囲から出るならまだしも、受験などの初見問題だと詰みます😅
そんな私ですが、現在はそれほど英語学習への抵抗がなくなりました。1つに海外に行ったからです。ですが、日本に住んでる今、その気持ちが衰えないのは、単純に英語学習が楽しいことに気づいたからです。
どうして楽しいのか、それは「好きなことを英語を使って楽しんでいるだけから」です。それは、マンガや小説を読んだり、音楽や映画を観ているだけということです🤩
「ほんとにそれだけで英語力が上がるの?」と思った方もいると思いますが、実際に私はこれらのことを継続したことで、近年受けたTOEICでは見事700点を取得しました👏。学生時代は400点ほどしか取れなかったので、これは大きな進歩だと思います😎
具体的な活動について気になった方は、是非最後までこの記事を読んでみてください👏
大切なのは「英語力を向上させたい」という気持ち
まず、英語学習の方法に触れる前に、一度自分自身に問いかけてみましょう。
それは「なぜ英語力を向上させたいのですか」ということです。
学生ならテストや受験のため、社会人なら仕事で英語を使用するなど、様々な理由があると思います。ですが、それは本当に心から思っていますか?個人的な意見になりますが、「とにかく現状それが必要だから」という外的な要因だと勉強って続かないんですよね。

強制力とかやらされている感が強いと、とにかく学習に対してイライラしてしまいます。
だからこそ重要なのは「自分自身が英語力を上げたい」と思っていることです。
学生を例に挙げると「受験のために必要だから英語力を向上させたい」ではなく「文章をもっと容易に読めるようになりたいから英語力を向上させたい」という感じです。より具体的な要因を見つけると、明確な目標ができて頑張れると思います。
ちなみに私の目標は「気になる洋書をたくさん読みたいから」です😎
好きなことなら苦にならないのでは⁉
改めて英語力を向上させたいと思った方に向けて、まず課題は「英語学習を続けること」だと思います。
やみくもに単語帳や問題集を解いても良いですが、なかなか継続できない方が多いのではないのでしょうか?
そこで私はあることに気付いたんです。それは海外の方が日本語を学習するのに、マンガやアニメに触れているという話です。なるほどね!てことは私たちは、その逆をやればいいだけじゃん!と✨
でも逆ってなんだ?と難しく考えてしまいそうですが、私が注目したのは「海外のコンテンツに触れる」ということです👏
そこで私は、以下の好きなことを英語に変えてみました。するとテキストをダラダラと進めていた学生時代と比べ、英語学習へのやる気がメキメキ上がったんですよね。ここではそれらについて1つずつ語っていきます😁
まず、私が好きなコンテンツとはズバリ!
- マンガや小説、映画などのストーリーを楽しむこと
- 音楽を聴いたり、配信などの人がしゃべるコンテンツ
上記をベースに、勉強をしているのに楽しい状態を維持する方法を確立しました🤩
「マンガ」や「小説」で読解力を身に着けよう!
個人的に「読解力を上げる」という点では、マンガや小説がオススメです👏
なぜなら問題集の文章よりもカジュアルだし、ストーリーが面白ければ気になって読み進められるからです。
読解力の向上には、主に単語や熟語を理解することが重要だと思うのですが、それを楽しく身に付けられるのが、まさにマンガや小説だと考えています。
日本のマンガの英語版よりもアメコミや海外の書籍が◎
最初は、日本のマンガの英訳を読んでいたのですが、これが私には合わず…😅
知っている作品だと、もはや英語を読むというより記憶力がストーリーを教えてくれる気がするので、読解力に繋がらない気がしました。また、知らない作品だと、あえて英語で読む必要性がわからなくなったり…。
そのため、マンガはマンガでも、海外で発売されている作品を読むことにしました。小説よりも気軽に、またイラストから意味を理解できるのもポイントです。
中でも私がガチでハマってしまったアメコミがあるのでオススメさせていただきます。
それが【FENCE】という作品です。学生フェンシング団体戦にフィーチャーしたマンガなので、まるで日本のスポーツ漫画を読んでる気持ちにさせてくれます🤺
以前noteの方で、この作品の魅力(ネタバレなし)について語っているので、良ければ覗いてみてくださいね。
ここでは、楽しく英単語を覚える方法について記載します。
例えば、【FENCE】に出てくる主人公のライバル・セイジは最強のフェンシング選手ゆえに一匹狼で、周りを見下している節があります。(アメコミなのにライバルは、なんと日本人です。)そんな彼に対し、チームメイトが彼を「arrogant」なやつだと言うシーンがあります。
arrogant
〔他人より自分の方が優秀だと思って態度が〕傲慢[尊大・横柄]な、思い上がった
https://eow.alc.co.jp/search?q=arrogantより引用
意味を知っていればその通りだし、知らなくても彼の性格を知っていればなるほど!となるわけです👏
このようにただマンガを読んでいるだけなのに、不思議と語彙力が増えていくのです。
小説は動作やシーンを英語でどう表すのかが勉強になる
英語を読む入口としてマンガはいいですが、実際にテストや問題に出てくるのは長文ですよね。そのため、小説を読むことは、読解力を上げるのに役立つのではないかと思います。
小説は、マンガと違いイラストがないので、文章から状況を読み取る練習になりますよね。
例えば、私が読んでいる小説の中でこのような表現がありました。
Matt skipped all the lines spaces in favor of pulling up at the curb.
【The Foxhole Court】 p.100より引用
これはザックリ言うと「Mattはラインスペースを飛ばし縁石に車を止めた」という意味だと思います(間違っていたらすみません…)。そこで、どうして「pull up」という熟語に「車を止める」という意味があるのか調べたところ、ちゃんと由来があることがわかりました。昔は馬を交通手段で使っており、馬を止める際に手綱を引っ張るという仕草からきているそうです。
なるほどねーとまた1つ賢くなりました(笑)。そうやって何か1つ熟語を知るだけで、動作やシーンのイメージが明確になります。これはもう、小説読むしかありません😎
とはいえ、いきなり何ページも小説なんて読めないですよね。そんな方には「ヤングアダルト作品」がオススメです。ヤングアダルト(YA)は名前の通り、ティーンエイジャーがメインターゲットの作品です。そのため、子供向けの作品よりは読みごたえがある一方で、一般向け作品よりは読みやすいと思います。
とにかく気になった作品を読むのが◎
日本のマンガや小説と同じで、海外にも様々なジャンルの作品があります。だからこそ、自分が好きなジャンルの作品や読みたいなーと思った作品を読むのが一番です。やはり、ストーリーが面白いと思わなければ読み続けられないからです。
とはいえ、以前ファンタジーを読んだのですが、知らない単語が「語彙力の低さからくるのか」「作中オリジナルの言葉か」わからないことがありました。なので、悩んでいる方は、「現実的なストーリー」を選ぶといいかもしれません🌞
個人的に洋書を読むのにオススメなのがAmazon kindleです。電子書籍なのでスマホ1つでどこでもお手軽に読めます。また、わからない単語があればアプリ内の辞書で調べたり、和訳できるので、わざわざブラウザを開く必要もないのがありがたい👏
「音楽」や「Podcast」が英語学習のモチベに繋がる!
ヒヤリングは、テストやコミュニケーションの場で重要なスキルになると思います。ですが、これが中々難しい学習でもあります。
というのも、ヒヤリングのために興味のないコンテンツを聞き流しするのは、骨が折れるからです😢
だからこそ、英語学習を続けるという意味でも、「音楽」や「Podcast」で慣らしていきましょう!
1つランクアップするための「音楽」の聴き方
英語学習をする方の中には、好きな海外のアーティストがいて、少しでも彼らへの理解を深めたいという人も多いはず。だからこそ、その好きを学習に繋げてみてはいかがでしょうか?
リズム感や曲想が好き!みたいな人は、歌詞を訳してみたり、歌えるように練習するのが良いと思います。
例えば、歌詞も翻訳機を利用せず、単語や熟語を調べ、自分で和訳します。加えて、それらをメモ帳に残しておけば、ライティングにもつながります。この行為を何十回もやれば、語彙力や読解力だけでなく、ライティングの学習になるなんて素敵じゃないですか✨
また、歌もアクセントや発音を意識していけば、スピーキングにも繋がります。
このように「好きなことをしている」だけでなく、そこに何か+αするだけで、一気に英語学習になります。
「Podcast」は幅広いコンテンツで溢れてるので「好き」が見つかりやすい
もっとフォーマル(?)に学習したい人にはPodcastがとにかくオススメ。なぜなら、Podcastには様々なコンテンツがあり、必ず好きな分野が見つかるからです。
よく「英語学習」をメインに扱ったPodcastを見かけますが、自分に合わない(ようは面白いと思えない)コンテンツの可能性も否めません。ですが考えてみてください。Podcastは世界中に存在しているのです。
てことは、日常的な話を英語でお送りしているコンテンツもあるということです。
だからこそ、自分が興味のあるコンテンツについて英語で話しているPodcastを探してみましょう😎
ちなみに私は【Kevin’s English Room】さんという有名なインフルエンサー(YouTuber?)が好きなので、彼らのPodcastを聞いています👏
また、語学留学した際に現地の先生からオススメされたのが【Slow English】というPodcastです。これはがオーストラリアについてネイティブスピーカーがゆっくり話してくれるというもの。オージーイングリッシュを学べるだけでなく、字幕と照らし合わせながらヒアリングができるのでオススメです🤩
「映画」や「Youtube」で五感を刺激しよう!
やはり映像系の媒体は、外せないですよねー🌞
私の場合は、幼少期から洋画が好きで、近年も映画館で鑑賞することもあります。また、YouTubeは暇つぶしとか言いつつ、一日中観てるなんてことにもなるほどの中毒です。
だからこそ、その時間を英語学習も視野に入れて楽しむことにしています。
映画は字幕がオススメ!英語字幕だとなお◎
邦画でもそうですが、映画の登場人物は皆カジュアルな言葉を使います。だからこそリアルな対話を学ぶことができます。このように、物語を楽しむだけでなく、英語学習に活かしていきましょう😎
ここでポイントなのが、字幕版を選ぶこと!です。登場人物の会話をヒヤリングしながら、字幕と照らし合わせて単語を拾っていくだけでも、十分勉強に繋がります✨
ただ、欲をいえば英語字幕が一番オススメ。ヒヤリングでリスニング力を、英語字幕を追うことでリーディング力を鍛えることができるからです。
英語を話す配信者/Youtuberが結局面白い
映画となると2~3時間は拘束されてしまいますよね。となると、わざわざ時間を作らないといけない方もいるんじゃないかなと思います。そこでオススメなのがYoutubeです。
実際に、先ほどPodcastでも紹介させていただいた【Kevin’s English Room】さんは、Youtubeチャンネルから知ったコンテンツだったりします。(企画内容が違うゆえ)Podcastと比べると、英語の出現率は少なめですが、英語に興味を持つ導入編としては申し分ないと思います🌞
また、私はいわゆる漫画アニメヲタクということもあり、近年はVtuberというコンテンツを視聴しております。彼らは、バーチャルで活躍するYoutuberのことで、主にゲーム配信や歌配信、雑談などを中心に展開している集団です。彼らの中には海外圏の方もいるため、英語での配信を観ることができます。リアルな会話を堪能できるだけでなく、コンテンツとしても面白いので、自然と英語勉強へのモチベーションに繋がるわけです✨
最終的には継続して学習する姿勢が大切
上記のように楽しく勉強するのは、ぶっちゃけ英語学習を継続するための手段だと思っております。
なので語学向上のためには、やはり最終的にはテキストや単語帳での学習は必要な気がします。
実際にTOEICを受けると決めたとき、上記の趣味に加えて、テキストでの学習は必ず行っていました。というのも、資格はある程度傾向があったりするからです。
ですが、上記の資格勉強だけでなく、暇があれば英語の小説を読んだり、YouTubeを観たりして単語や熟語を吸収したりしていたのは事実。
また、アプリで英単語を学習したり、Duolingoという有名な語学学習アプリを毎日取り組むことで、英語学習の習慣化にも取り組んでいました。
そういった「習慣化する姿勢」が結局大切なんじゃないかな?と思います。
最後に
いかがでしょうか。
先ほども記載した通り、英語勉強はモチベーション維持が大切です。勉強する理由はそれぞれでも、その理由を明確にしておけば、自然と勉強方法が見つかるかと思います。
私も今回の結果におごらず(というか英語レベルはまだまだなので)頑張って英語力を上げるために勉強を続けていこうと思います。よければ、読者のみなさんも一緒に頑張りましょう💪
では、次の記事でお会いしましょう!
さいならー👋