【レポ】りぼんフェスタ2025に行ってきたので感想を語ります【少女漫画】【体験談】【感想】

こんにちは、say(せい)です。
私は普段イラストや漫画を描くことが好きで、度々自作イラストや漫画を投稿しています。
主に少女漫画をメインに活動しているのですが、中でも「りぼん」をはじめとした集英社の作品を読むことが多いのです。なぜなら「絵柄が可愛いから♡」です!キラキラしていて、女の子のためのイラストなのがとにかく好きで・・・
そんな私(と妹の「ゆー」)は、今回「りぼんフェスタ2025」に参加しました。
過去に「ちゃお×りぼんフェス」に参加したことはあるのですが、単独イベントは初めてです。
いい大人ながら参加できたのも、なんと今年は「りぼん70周年」という記念すべき年であり、レジェンドの漫画家さんをはじめとした「懐かしの漫画」も取り扱っているから!
今回はそんな「りぼんフェスタ2025」の感想およびレポを記事にまとめてみました。
あくまで個人的な感想ですので、ご理解の程よろしくお願い致します。
参加経緯と前日まで

過去に「ちゃお×りぼんフェス」に参加していたため、「今年も合同かなー?ステージの様子で決めようかなー」と考えていたら、今年は別々の開催でした。「りぼんフェスタ2025(以下、りぼフェス)」が2025年8月1日〜6日で、「ちゃおサマーフェスティバル」が2025年8月9日〜10日と、1週間ずれたスケジュールだったのです。
イベントが開催されるなら行こうかなーくらいの感覚でいました。
たまたま本誌を買ったら・・・
しかし転機は訪れます。
私が珍しく?本誌を購入したのです。理由は「好きな漫画家さんの新連載が始まったから」でした。
りぼんっ子であれば知らない人はいないはずの「酒井まゆ(以下、まゆぽん)」先生のファンなのですが、7月号から新連載が始まりました。その名も「曖昧ブルー・ビースト(以下、ブルビ)」!
事前に公開されたイラストを見た時に心奪われました。「綺麗」「可愛い」「色合い好き」そして「ヒロインとヒーローが好みすぎる!」というくらいに惚れてしまったのです。
私は元々「シュガー・ソルジャー(以下、シュガソル)」や「群青リフレクション」が好きで、彼女のイラストを見て絵を練習したと言っても過言ではありません。自分で言うのもあれですが、私の絵柄は彼女の影響を受けている気がします。この頃の私は絶賛少年漫画に移行していたのですが、彼女のおかげで少女漫画に戻ってきたのです!それくらい私の人生に大きな影響を与えてくださった「まゆぽん」先生の新作!!
実際に読んでみるとどこか上記の作品を奮闘させる雰囲気に「やっぱりこれだなー」と感じました。
(ちなみに「柚木ウタノ」先生の「映える恋とか知りません」の最終回でもあったので、一石二鳥だったなーと思ってました)
他の漫画も読みながらページをめくっていたら、あるページで目が止まりました。それが「りぼフェス」のサイン会でした。なんと「まゆぽん」先生がいるではないでしょうか!!

サイン会かー。行ったことないんだよねー
初めての試みすぎて若干躊躇いはあったものの、「好きなら会って話してみたい!」という気持ちが勝り、応募してみることに!
ハガキを郵便局で購入し、規定通りに応募券を貼りました。記載すべきことを記載し(感想の欄がちょっと長文になってしまった・・・)、ポストへ!
倍率は凄そうだから、当たったらラッキー!ってことで、いつも通り「叶えたいことリスト」に記入してその日を待っていました。
サイン会に当選した!?
応募したことを忘れたような忘れていないような時でした。
当日の1週間ちょっと前に、なんと当選のハガキが届いたのです!


すごい嬉しかったのと、「本当に当選したんだ!?」という不思議な気持ちでいっぱいでした!
まさか本当に叶うと思わず、変な汗が出たことを覚えています。
ここ数ヶ月ほど、自分の運と向き合って良かったと今日ほど思ったことはありませんでした。
人生で1回あるかどうかの奇跡!せっかく当たったなら全力で楽しまなきゃ!とワクワクしながら当日を待ちました。
Xでの情報で焦る
持ち物はハガキくらいで、開始時間も14時半というゆったりめの時間帯。
「お昼くらいに会場に行って、展示やグッズ、カフェに行こうかなー」
と妹「ゆー」に話していました。前日(2日)のX(旧Twitter)をみるまでは・・・
激混みで長蛇の列!?ニュースになっていた・・・
会場はどんな感じなのだろう、と興味本位でSNSを確認した私。そこに書かれていたのは、まさかの「激混み」という話!え?嘘でしょ!?
確かに現役りぼんっ子は夏休みだし、大人のりぼんっ子は周年記念で参加してくださったレジェンド漫画を観にくると考えれば当然のことかもしれません。ただ私の周りにりぼんっ子はおろか少女漫画好きが少なかったこともあり、完全に油断していたのです。

これ、会場時間に合わせていかないとまずいんじゃ・・・
グッズやコラボカフェではそれぞれ整理券を配っていて、それがお昼には配り終えているという公式からの発信も目に入り、思っていたよりも何倍も混雑が予想できました。
私が参加しようとしていた日が日曜日ということもあり、もっと混む可能性も考えられました。
とにかく早く寝て、早く起きよう!と妹を説得して作戦を立てたのです。
サイン会に手ぶらはまずい!?
同時にサイン会の情報も集めました。
各漫画家さん1人につき50名という数少ないファンに加え、全員が全員SNSで公開することはないと思っていたので、見つけたらラッキー程度に調べました。すると何名か発見でき、中にはレポも書いてくださっている方もいたので熟読しました。
そこであることに気づくのです。
「サインの前にファンレターなどを回収している」
という話に!

やばい!完全に失念していたよ!せっかく会うんだから、応援メッセージは渡した方が絶対いいじゃん!!
と何事も前日に慌てる悪い習慣を持つ私は、慌てて手紙なりファンアートなりを準備したのです。かなりの長文になり、しかも意味わかんないことばかり書いてしまったかもしれないです・・・それにイラストも緊張してしまい(あとは練習不足)、線がガタガタ・・・やってしまった。
でも何もないよりいいよね!とポジティブに考え、持っていくことにしました。
当日

迎えた本番。台風明けの晴れた空と気温でとにかく暑い・・・
早起きが苦手な我々姉妹は眠い目を擦りながら、なんとか10時ごろ会場に到着しました(さすがにこれより早く待機するのはしんどかったし、運営さんに悪いのでちゃんと時間ぴったりに着くようにしました)。
やっぱり混んでた
SNSの情報通り、結構混んでいました。
ぱっと見、建物外の列は思っていたより短い(Uターン一回するくらい)から、すぐに入れそうだなーと思ってその列に並んだら、まさかのグッズ販売整理券の列でした。順番が回ってきて整理券をゲットしたら、なんと14時半くらいの回だったのです・・・

てことは、これより前にすでにたくさんのお客さんが来てたってことなのでは!?
恐るべし「りぼフェス」・・・
グッズ販売整理券はお昼で配布終了・・・
グッズ販売整理券は想像よりも早く終了
ゲットしたグッズ販売整理券とサイン会が被っていたので、グッズ購入は妹「ゆー」に任せることにしました。

まぁ、こればかりはしょうがないねー

すまん・・・
後々グッズ販売整理券のあたりを通ったら、まさかの配布終了していました。時間はお昼の12時くらい・・・早くない!?
ここはアニメイトガールズフェスティバル(AGF)か?ってくらい、グッズ購入の勢いが尋常ではなかったのです。近年のオタ活ブーム、恐るべしです。
目的のグッズを購入できて良かった!
今回の目玉はなんといってもポストカードです。現在連載中の漫画だけでなく、過去作も採用されており、その数は100種類を超えるという・・・
私自身が大好きな「シュガソル」はもちろんのこと「ブルビ」もありました。それ以外もいくつか目当てのポストカードを購入することができて良かったです。

ポストカードは結構在庫があるのかもねー

かもね!
もちろん作品やグッズによっては完売しており、常にSNS(主にX)を確認した方が良さそうです。
また7階のコラボカフェでも限定グッズがあって(1階でも取り扱っていました)、そちらもクリアファイルやステッカーなど目当てのものを購入することができました。こちらはコラボカフェの整理券をゲットした後に購入できました。
コラボカフェは回転率が早い
そもそも目的地まで辿り着けない
同じような感覚でコラボカフェの整理券を獲得しに行きました。
コラボカフェは7階で行われており、そこで整理券を配っているとのこと。グッズがこの調子なのだから、フードもやばそう・・・と思ってなんとか7階に向かおうとする私たち。
しかし気持ちは皆同じ。唯一の経路であるエレベーター(はじめはエレベーターのみの移動だけだったのです)には、溢れるばかりのお客さんでいっぱい!スタッフさんの指示に従いながら、なんとかあるようなないような待機列で順番が来るのを待ちました。
なんとかエレベーターに乗ることができて、会場に到着したのですが、ここでもまたすごい列が!

これだけいたら限定コースターはおろか、整理券も無くなっちゃいそう・・・
そう思うくらいに混んでいました。3列くらいになっていたような気がします。
なんとか私たちの番になって発券してもらったのが、10時半過ぎ。整理券自体に具体的な時間帯は書いておらず、常時呼び出し形式でした。こちらはネットからでも確認が可能ですし、気になる方はSMS登録で呼び出ししていただくこともできました。
私たちの前には約40〜50組ほどが待っている状況。これ、いつ呼ばれるのかな?

随時更新される情報と照らし合わせると、お昼くらいには呼ばれそう!
私たちなりに計算した結果、サイン会には間に合う気がする。とのことで、早めにお昼を取ることにしました。カフェでも食事は可能でしたが、万一のことも考え食べておこうという作戦。しかし、これがかなり私たちを焦らせることになります。
思いの外回転率が早くて、お昼ご飯が間に合わない
近くでランチをしていたのですが、なかなか注文したものが届かず。それに対して、コラボカフェは思っていたよりも呼び出されるのが早くて、気がつけは待ちは20組ほど。もしかしたら間に合わないかも!となってしまったのです。完全に誤算でした。
しかしなんとかメニューが届き、少しだけ余裕を持ってコラボカフェに向かうことができました。

ちなみに残り5人待ちくらいになると呼び出しが来ました!
整理券に添付されたQRコードの表示も青色になり、まもなく呼び出しですという表示に切り替わりました。その旨をスタッフに伝えると、エレベーターの利用を許可されました。
この時間くらいからは、直接7階にいくのではなく、一度6階に降りて階段で7階に向かうようになっていました。
コラボカフェはこんな感じ!
12時くらいにコラボカフェに到着しました。おしゃれなバーをりぼん用にアレンジした店内は、とてもウキウキしました。
正面や各席にスクリーンがあって、そこにはりぼんの漫画を動画にして公開されており、思わず見入っていました。
座席に案内されると、QRコードでドリンクやフードを注文します。私たちはすでにランチを済ませていたので、ドリンクだけ注文しました。

それぞれ漫画がモチーフになっており、注文した商品のモチーフになった作品のコースターをもらうことができます(無くなり次第終了)。ランダムではなくて、ちゃんとモチーフになっている作品のコースターがもらえるため、とても良心的だなと感じました。

通常のコラボカフェだと、コースターは完全にランダムだしね!

ありがたいよね!
展示ブースは写真撮る人たちで溢れかえっていた
展示ブースのメインは1階です。TSUTAYAの1階なのでそこまで広くはないため、かなり混雑していました。とにかく写真を撮るお客さんでいっぱいで、身動きが取れない・・・(私も撮ってるけど)
15時くらいになると、だいぶ落ち着いてきてムービーやパネルを見ることができました(ちなみにキャラクターパネルは7階にもあります。一部サイン会当選者しか入れない場所に設置されているため、注意が必要です)。
それでもメッセージボードに応援メッセージを書いたり、ポストカードやテーマに合わせた漫画のワンシーンなど展示物をくまなく見ることができました。

念願のサインをゲット!
開始前からソワソワ
サイン会開始30分前から整列が開始されました。ハガキをスタッフに見せると、エレベーターに乗ることができました。
50名しかいないと思っていましたが、よく考えたら50名って1クラスより多い人数だよね?ということで、そこまで広くないエリアで列ができていました。その場でもスタッフにハガキを確認してもらい、あとは始まるのを待つだけです。
どんなファンがいるのだろうと、失礼にならない程度に周りをキョロキョロする私。すると昔からのファンの方もいれば、小学生くらいの女の子まで幅広いファンがいることがわかりました。そりゃそうだよね!と同志がいっぱいいることに嬉しくなりました。
また周辺には過去雑誌の表紙が飾られており、本当ならゆっくり見たいところですが、今はサイン会中。あまり写真を撮るために動いたりはできそうになかったので断念・・・唯一撮ったのは、「シュガソル」や「プリティーリズム(以下、プリリズ)」が載っていたもの。


実は「プリリズ」ファンです。アニメをメインに見ていました!見つけられてよかったです🤍
そんなことをしているうちに「まゆぽん」先生の登場!ほ、本物だーーー!
緊張したけど嬉しかった
過去にイラスト動画か何かで手元を見たことはあるのですが、本人を見るのは初めてでした。とても大人っぽくて落ち着いた雰囲気と明るい声音が印象的で、「本物なんだよね・・・?」と心の中で自分を落ち着かせることに精一杯でした。
事前にどんな話をするかはなんとなく決めていました。しかし、話せる時間は1分くらいかなと予想していたので、どうやって簡潔に伝えるべきか悩みました。
他のファンとの会話が聞こえてきて、「すごい素敵な話してる!」「すごい盛り上がっている!」感じがして、なぜか若干自信喪失。

自己アピールする場ではないからね!と思いつつ、せっかくなら印象に残る話をしたいと思ってしまうのが私の悪い癖・・・
ついに自分の番が来ました。とにかく自分が「まゆぽん」先生の漫画の好きなところなどを語りました。それ以外にもいろんなことを伝えたくてマシンガンのように語る私。今思い返しても「わざわざ言う必要なかったかも・・・」と言うような余計なこと(「私について」とか)もばーっと話していたので、後々反省しました。素直に「応援しています」だけで良かったのでは?と、思って帰り際に少し落ち込みました。
でも先生は嫌な顔ひとつせず、一つ一つリアクションをしてくれて、本当に寛大すぎて仏でした!もう感謝感激です!握手もしてくださって、「手汗大丈夫かな?(汗っかき体質のため)」と気になりながらも握らせていただきました。ドキドキです!
改めてもらったサインを見ても、「自分の名前が書いてある!」と感動しています。やはり、好きな先生だなと思いました。

私もいつかサインする側になれたらなーって妄想してしまいました!

感じたこと

レポという名のほぼ感想を書き終えたことで、今回の「りぼフェス」を通していくつか感じたことがあったのでまとめました。
近年のオタ活ブームをなめてはいけない
私たちが学生の頃は、オタク(主に二次元趣味)はあまり受け入れられていませんでした。そのため、陰でこそこそ楽しむのが当然であり、オタクだということは隠すべきものでした。

その名残で今でも特撮オタクという話をするのに抵抗があります。今は発信という形で、伝えることできるようになりましたが・・・
しかし近年は、いろんな人もアニメや漫画、ゲームを嗜む時代。昔秘めていた人たちが大人になり、少しずつ世間にも浸透してきました。
その影響は凄まじく、現在はあらゆるところでコラボ商品や広告で二次元コンテンツを見かけることが増えました。特に「リバイバルブーム」といって、過去に公開された作品をリニューアルまたは再販売した商品が増えた印象があります。

俗にいう「平成女児」というワードは、それにあやかってできた造語だよね
空前絶後のオタ活ブームにより、ひとたびグッズが発売されれば、販売開始数時間前から待機列ができたり(運営さんの迷惑になるので、本当はダメだと思う)、あっという間に完売して購入チャンスを逃すなど、もはやグッズ購入の争いが起きています。
今回の「りぼフェス」も例外ではなく、とにかく混雑していましたし、グッズは売り切れがちらほら出ている状態。一昔前では考えられないようなことが起きているのです。
私たちのように「作品は好きだけど、イベントは行けたら行く」スタンスだと、現地の熱量に圧倒されてしまうのです。自分が思っている以上にコンテンツは人気なのだと思って、余裕を持った行動を取るようにした方が良いことを学びました。
情報が全てのネット社会・・・

今はネット情報が全てだよね
妹がこのようなことを言っていました。
一昔前であれば、ネットを使って情報収集をすることはそこまで主流ではなかったので、もし現地にってグッズが購入できなくても「こんなにすごかったんだ!残念だねー」なんて会話で終わっていました(その後クレームを入れる保護者と、泣き喚く子どもの姿が浮かびますが・・・)。
しかし、今は情報社会。ちょっと調べれば混雑状況もグッズの在庫状態もわかることが増えました。そのため、「いかに情報収集力が長けているか」「ネットをうまく使いこなせるか」がこれらの勝敗を決めるようになってきたのです。
これらのスキルを持つ保護者やオタクたちが優勢なのはいうまでもありません。ゆえにこれらのスキルを極めないと、今後オタ活はかなり苦戦が強いられるのです。

なんかちょっとなって思ってしまう・・・
そう言っても現状は変わらないので、まずはXなどのSNSの情報を仕入れることから始めてみましょう。
最後に
今回は「りぼんフェスタ2025」に参加したお話をしました。
展示やグッズ、コラボカフェやサイン会など、ありとあらゆるコーナーを楽しみまくった私たち。なかなか予定通りにはいきませんでしたが、思いの外スムーズに目的を達成することができてよかったです。
ちなみにりぼんくじは抽選券を忘れたのでできませんでした・・・残念
少しでも誰かの参考になれば幸いです。また機会があれば、他のレポや体験談を書いてみたいと思います。
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます♡