【考察】新章「第3部」のストーリーの予想をしてみた【ライドカメンズ】

2025年7月7日

こんにちは、say(せい)です。

アプリゲーム「ライドカメンズ」の第3部が2025年10月に配信されることに先立って、以下の紹介ムービーが公開されました。

「ライドカメンズ」公式Xより引用
say(せい)

新キャラが登場するみたい!?

これまでメインストーリーである「第1部」「第2部」に加え、各イベントストーリーを通して、各ライダーの過去や敵組織「カオスイズム」について少しずつ明らかになってきました。

そして今回公開予定の「第3部」では、さらに核心に迫ったストーリーになると考えられます

(前略)『ライドカメンズ』の世界観を設計する段階で想定していた重要な本質に迫るストーリーをお届けできる段階に至りました。

「ビーズログ 8月号(No.244)」のインタビューより引用

ここまで言われてしまったら、めっちゃ気になってきませんか!?一体どんなストーリーになるのか、とても楽しみですよね!

そこでせっかくなら「どんな展開になるのか」を予想してみたくはないですか?

ということで今回は「第3部がどんなストーリーになるのか予想してみた」という内容でお届けしたいと思います。新キャラが何者なのか、またどんな展開が待っているのか・・・

またこれらに伴って、これまでのストーリーを振り返りながら、いろいろ考察もしていますので、よければ読んでみてください!そして一緒に「ライドカメンズ」を応援しましょう!

本記事では本作のネタバレを含みますのでご注意ください。またあくまで個人的な考察であり、実際の内容とは異なる可能性があります。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

この記事の著者
say(せい)

ピンクをこよなく愛する20代女性。漫画やイラストといった創作活動を行なっている。特撮やアニメ、ゲームといったインドアな趣味を持つ。「好きなことを好きなだけする人生」にすべくあらゆることに挑戦中。

新章を予想するにあたって

今回、「ライドカメンズ(以下、カメンズ)」新章の予想及び考察をするにあたって、以下の内容をもとに行いました。基本的にネタバレありですので、「まだそこまで進んでないよー」という方や「最近始めたばかりで、イベントストーリーを見てないよー」という方はお気をつけくださいませ。

  • メインストーリー:第1部、第2部
  • イベントストーリー:「任侠映画伝~力求めし漢道~」から「光と影の狭間に」まで
  • その他(各キャラ、各クラス、各カードなど)のストーリー:知っている範囲

結構重要な内容は期間限定のイベントストーリーで言及されるものですから、情報回収が難しい・・・

一応毎日プレイしていますが、全ての情報を把握しているわけではありません。よって分かる範囲での考察となってしまいますので、もし「その話はここで言ってたよ!」というような事がありましたら、ぜひ教えてください。

say(せい)

よろしくお願いします!!

本編に関係してきそうな謎

これまで公開されている情報をもとに「気になること」「知りたいこと」をまとめました。

本当はもっと知りたいことや語りたいことは多々あるのですが、今回は「本編に関係してきそうな謎」にフォーカスしてまとめてみました。おそらくこの中のいくつかは明らかになるかもしれません。

仮面ライダーについて

まずは本ゲームの登場人物である「仮面ライダー」たちについて挙げてみました。

「仮面ライダー」について
  • 「魅上 才悟」の存在
  • 「ランス 天堂」「Q」の人格争奪戦
  • 「フラリオ」の病

各ライダーの過去が気になるのはもちろんですが、その中でも個人的にメインストーリーに関わりそうなキャラを抜粋しました。

「魅上 才悟」の存在

本ゲームに明確な主人公はいませんが(エージェントを除く)、物語の鍵を握っているのは「魅上 才悟(以下、才悟)」でしょう。

イベントストーリー「SearchForTheSTARS」「フレンズアットトワイライトパーク」では、彼の(記憶から作られた)カオストーンを手に入れることができました。

say(せい)

どちらも好きなイベントストーリーです!

妹の「ゆー」

だね!

基本的には自身のカオストーンから、「カオスイズム」によって抜き取られた記憶を思い出すことができます。しかし彼の場合、記憶が蘇ることはなくただの「暗闇」が広がるだけ・・・

結局、彼は自分自身を知ることはなかったのです。

しかし、彼の存在の手がかりが「カオスイズム」の大幹部のひとり「ピアス」によって明かされます(イベント「SearchForTheSTARS」「フレンズアットトワイライトパーク」)。それが「私の息子」というセリフです。

そもそも「カオスイズム」の大幹部たちが元人間なのか作られた存在(概念を人型にしただけ)なのかわかっていないのですが、どうも重要なワードではないかと考えています。

say(せい)

私の見解では、「実の息子」というよりは「自らが生み出した生命体」という方に近いのかなと思っています!

最強の「カオスライダー」を作るべく作られた人間。ゆえに過去の記憶がないのかもしれません。

ただそれだけではなく、もう一つ考えられることがあります。それがプロローグとして公開された前章である「エピソードゼロ」に登場した「誠実な男」と同一人物ではないかということです。

こちらは朗読劇として動画としても公開されていますが、彼の声が「才悟」に似ています。

もしかしたら同一人物であり、「エピソードゼロ」での戦いの後、亡骸を回収され、再び改造されたのかもしれません。その後手塩かけて育てたという意味では「ピアス」にとって「息子」という形に近いという意味だと考えられます。

そう考えれば「カオスイズム」の首領が求めた最強の「カオスライダー」にさせられた点でも合点がいきます。他のライダーが一眼置くくらいの能力を持っていることも納得です。

say(せい)

おそらく「レオン」が執事になる前の出来事なのだと推測できます

「ランス 天堂」「Q」の人格争奪戦

2025年6月20日に発売した「ビーズログ8月号」では、「ライドカメンズ」制作陣によるインタビューが掲載されています。そのインタビュー内で以下の内容がありました。

(前略)ランス天堂・Qについては、その成り立ちの通り、アプリ内でも「2人合わせて1人の人物」として扱っています。(中略)その分、今後明かされるストーリーを楽しみにしていただけるとうれしいです。

「ビーズログ 8月号(No.244)」のインタビューより引用

ちょっと気になりませんか?

「ランス 天堂(以下、ランス)」「Q」といえば2つの人格がある稀有な存在であり、何かと謎が残るライダーです。

過去に「ランス」のカオストーンが登場していますが、彼の記憶が戻ることを恐れる「Q」によって妨害されています。そのため、いまだに彼の記憶は戻っておらず、過去が明らかになっていないライダーのひとりです。

say(せい)

正月に公開されたサブストーリーでは書き初めをしていますが、「Q」が「ランス消滅」と書いていたのがツボでした!

表向きには、「ランス」がやっかいだっため「カオスイズム」によって人格を改ざんされ「Q」になったと言われています。そもそも「カオスイズム」の技術力の底知れなさが怖いのですが、この辺りに何か真相に繋がる情報がありそうですね。

また「ランス」が記憶を取り戻したら、「Q」は消えてしまうのでしょうか?はたまた「Q」に意識を乗っ取られ、「ランス」の人格が消えてしまうのでしょうか?見どころたっぷりなライダーです。

「フラリオ」の病

メインストーリー「第2部」から登場したクラス「ギャンビッツイン」のメンバー「フラリオ」ですが、彼も謎に包まれた存在です。

公式でも年齢が非公開であり、本人も「銀幕スターになる」こと以外は覚えていない様子。加えて同じクラスの「久城 駆」も彼に関する「ある懸念点」をぼやくシーンがあります。

どうやら「フラリオ」は、何かの病を患っているようで、寿命が短いということが言及されています。そのため、イベントストーリー「双影の運命繋ぐAmbition」では、「死ぬ」ということに異様な動揺をみせる「久城 駆」を見ることができます。

say(せい)

でも本当にそれだけかな?

彼の正体や真実には、ただのライダーとは違う何かが隠されている可能性があります。それはおそらく「カオスイズム」に誘拐される前にはすでに存在していた何かだと思われます。

敵組織「カオスイズムについて」

続いて敵組織「カオスイズム」について、気になっていることを挙げました。

「カオスイズム」について
  • 「カオスイズム」の真の目的
  • 「カオストーン」を用いた数々の実験
  • 大幹部のひとり「ボルート」の活躍
  • 「カオスアカデミー」は誰の「カオスワールド」?

「カオスイズム」の真の目的

「カオスイズム」は「カオスの意志」のもとに行動をしています。

今のところ、明確な目的は明らかになっていません。ただし先ほど紹介した「エピソードゼロ」では、「博学な男(=首領)」は「仮面を外して、本能のままに生きる世界」を掲げていました。このエピソードに関する考察は今回割愛しますが、彼らが「仮面」というキーワードに様々な意味を含ませていることは確かです。

妹の「ゆー」

「人々はいつか”救われた”と思うだろう」って言ってたことも印象的だったね!

say(せい)

だね!イベントストーリー「光と影の狭間に」でも、大幹部のひとり「ピアス」が「心の救済」と言っていたし、彼らはそれが目的なのかも!

表向きには、カオスライダーを増やし「巨大軍団を作り、世界征服をする秘密結社」という立ち位置ですが、実際はもっと崇高な目的がありそうです。

何はともあれ「カオスライダー」を育成したり、「カオストーン」を生成したり、彼らの科学技術は侮れません。

「カオストーン」を用いた数々の実験

メインストーリー「第1部」「第2部」では人々に「カオストーン」を渡し、新たなる戦闘要員を増員すべく行動していたようにみえた「カオスイズム」でした。

しかし、イベントストーリー「花ぞ夢見る桃源郷」では大幹部のひとり「トルス」が怪しい実験をしていました。それは複数の「カオストーン」を使って、エリア一帯を「カオスワールド」にするというもの。

人々は知らず知らずのうちに「カオスワールド」に誘われ、閉じ込められてしまうのです。実際は「夢を見ている状態」に近く、体は現実にあるが意識が「カオスワールド」にあるというか状態でした。

ライダーたちのおかげで巻き込まれた人々は救われたのですが、この実験は今後のカギとなりそうです。

say(せい)

同様の実験としてイベントストーリー「光と影の狭間」でも発生しました

この実験には大量の「カオストーン」が必要であり、どうやら消耗してもらう模様。そこまでして必要な実験だったということでしょう。

「人々を本能のままに開放する」ことが目的のため、いずれは世界が「カオスワールド」そのものになるかもしれません。

大幹部のひとり「ボルート」の活躍

各地区を管轄する大幹部らですが、唯一大きな活躍がないのが「ボルート」です。

彼は「エージェント」らが拠点にする「中央地区」を管轄する大幹部ですが、いまだに素性は不明です。彼が直接手を下した出来事といえば、メインストーリー「第1部」で「エージェント」と対峙したことくらいでしょうか。

彼は「進化」を司る大幹部であり、同時に人一倍「カオスの運命」に忠実なキャラです。

おそらく「第3部」では、ついに「ボルート」が動き出すのではないでしょうか?

「カオスアカデミー」は誰の「カオスワールド」?

「カオスイズム」が戦闘員を育てるために利用していた「カオスアカデミー」。

メインストーリー「第1部」では、実際にその世界に飛び込んで戦うなど、何かと重要な場所だったのですが、最近話を聞かなくなりました。

say(せい)

最近の出番と言えば、「昔、アカデミーでこんなことがあったよねー」という思い出話くらいですね!

「カオスアカデミー」は本作では「カオスワールド」扱いされており、入口は漆黒の扉となっておりました。そのため「エージェント」は「誰かのカオスワールドなのかもしれない」と考えました。

結局のところ持ち主は判明しないのですが、この世界は他の「カオスワールド」と比較すると不思議なところがいくつかあります。特に「現実世界の影響を強く受ける」というところです。

本来「カオスワールド」は別世界なので、外部(本来の世界)で発生した出来事がリアルタイムで影響を受けることはありません(私が確認した限りでは発見できず)。

しかし、この世界では外の世界で戦うライダーと大幹部の影響を受けていました。「カオスワールド」内にある各地区と思われるエリアに土煙が上がるのですが、この描写をみるとなんとなく違和感を持ちませんか?「あれ、何で戦いがこっちの世界で確認できるんだ?」と思ったのは私だけではないはず・・・

恐らくこの世界(「カオスワールド」)の持ち主の影響なのか、はたまた杞憂なのかはわかりません。

妹の「ゆー」

誰かが描いた「理想の虹顔市」なのかもしれないね!

その他

上記以外に「気になること」をまとめました。

その他
  • 「エージェント」が受け継いだ「カオストーン」
  • 「先代エージェント」らの過去
  • 「高塔 絶空」の目的

「エージェント」が受け継ぐストーン

「先代エージェント」の形見である青白く輝く「カオストーン」。基本的には「クラスの形成」に使われることが多く、場合によってはピンチの時に不思議な力を与えてくれたりもします。このおかげでエージェント及びライダーたちは何度も危機を乗り越えています。

この「カオストーン」は、もともと「先代エージェント」が「カオスイズム」から盗んだものであり、彼の友人の記憶の一部が閉じ込められています(前章「エピソードゼロ」より)。

このようにライダーの記憶が閉じ込められた「カオストーン」を本作では「第2世代のカオストーン」と呼んでいます。各イベントストーリーでは、ライダーの「第2世代のカオストーン」を手に入れることができます。

ただライダーの「カオストーン」とこの「カオストーン」では能力が異なるというか、桁違いの力を持っている気がします

say(せい)

「エピソードゼロ」に登場した「誠実な男」と「薄情な男」が初めての「カオスライダー」であるならば、彼らの「カオストーン」は初めて生成に成功したと考えられます

プロトタイプの方が性能が良い(この場合は、特別で強力な力を持つことを指す)のは、「仮面ライダー」シリーズあるあるですので、もしかしたらそういうことなのかもしれません。

「先代エージェント」らの過去

物語を紐解く上で、「エピソードゼロ」は外せません。

改めてみても真相と謎が隠されている感がハンパじゃないですよね!

これらについてより深く追求したのですが、話が長くなりそうなので今回は簡単に書かせていただきます。

物語に登場する「私(先代エージェント)」「博学な男(首領)」「誠実な男(初の仮面ライダー)」「薄情な男(のちのカオスライダー)」は友人であり、仮面をつけて交流していたところ、「仮面を外す」ことをきっかけにバラバラになります。

この「仮面」には物体的な仮面だけでなく「本性や素性を隠す」という意味も込められており、「人は建前で生きている」ことを表しています。しかしその「仮面」を外すこと、つまり「本性をさらけ出す(=本能のままに生きる)」ことにより、彼らは友人のままではいられなくなってしまったのです。

say(せい)

確かに「ありのままの自分」をさらけ出すことは、決して友情が深まる行為とはかぎらないですものね・・・

特に「博学な男」はその志向が強く、結果「カオスイズム」という名の秘密結社を結成し、自身の理想郷を手に入れるべく、世界を混沌の渦に巻き込むことにしたのです。

この「仮面」というキーワードに着目し、「なぜ仮面をつけるのか」「仮面の下にある素顔とは?」などあらゆる疑問を与えた前章でした。「第3部」ではこれらが明確になるのではないでしょうか

「高塔 絶空」の目的

本作で忘れてはいけないのは、巨大企業「高塔エンタープライズ」の存在です。

メインストーリー「第2部」では、彼らの極秘プロジェクトや兄弟関係で盛り上がった記憶があります。

実質「高塔エンタープライズ」を仕切っているのは現社長「高塔 戴天」ではなく、「高塔 絶空(以下、絶空)」だと思われます。

say(せい)

てっきり父が亡くなったから、世代交代したのかと思ってた!

彼らの会社の存在は、「先代エージェント」の時代から存在しています。私の見解ですと、「エピソードゼロ」のに登場した巨大テクノロジー企業とは「高塔エンタープライズ」のことを指していると考えられます。

このストーリーでは「絶空」の登場はなく、あくまで「先代エージェント」が「仮面ライダーのエージェントとしてサポートをすること」を決めてから接触しています。

私の考えすぎならただの杞憂なのですが、大体大企業の社長は何か企んでいることがお決まりなので(「仮面ライダー」あるある)、「絶空」の行動には何か本編に関わる重要なポイントがあるのではないかと考えています。

第3部のストーリーの予想

ここまでは、過去のエピソードをもとに気になる点を挙げて考察しました。

では、これらも踏まえて「第3章」の予想をしていきましょう。

新キャラ「雪見 摩利央」の正体

こちらが先日公開された「第3部」の動画です。

「ライドカメンズ」公式YouTube(https://www.youtube.com/@ride_kamens)より公開中

新キャラである「雪見 摩利央(以下、摩利央)」について言及されていることは以下のとおりです。

  • エージェント候補者
  • 白き聖職者
  • 「仮面ライダー」になることが目的

堂々とした立ち振る舞いから、少し傲慢そうというか偉そうというか「上から目線」な印象を受けますね。

say(せい)

まぁ、追加戦士とは大体こういう性格のキャラ多い気がするから、いつも通りかも・・・

エージェント候補者

「先代エージェント」は過去に「永遠の契約」を交わしています。これは、「カオスイズム」の企みに対抗し、世界を守ることを、自分だけでなく後世に受け継ぐことを約束した契りです。

これにより彼は自分の役目を、自身の子ども(本作の「エージェント」もといプレイヤー)に継承します。

親が子どもに意志を受け継がせることは、割とありがちですよね(飲食店だって「親子2代で〜」というところは結構あります)。そのため、特に違和感を持ったことはありませんでした。

しかし冷静になって考えてみると「もし子どもがいなかったら?」「子どもが拒否したら?」というリスクを考えていませんでした。この契約は破ると大変なことになるため、なんとしても継承しなければいけません。

say(せい)

お店も跡継ぎがいなかったら、弟子をお迎えしたりしますよね!

おそらくそれと同じ考えで、「摩利央」は「先代エージェント」によって選ばれた「エージェント候補者」なのかもしれません。ただし「なせ摩利央なのか?」という点は、予想するには情報が少なすぎてわかりません。少なくとも「仮面ライダー」「カオスイズム」については認識しているようなので、何かしらの関係者だということはわかります。

パッと思いつく立場を考えてみました。

  • 実は「先代エージェント」の隠し子
  • 「エピソードゼロ」に登場する友人の子ども
  • 「カオスイズム」に恨みがあるor興味がある
  • 先代執事
  • 「カオスイズム」討伐における協力関係(諜報機関など)
  • 元「カオスイズム」のメンバー

挙げてみたものの、個人的に子孫である可能性は低いと思われます。おそらく「カオスイズム」に関与したキャラなのか、あるいは諜報機関などの協力関係者である気がします。

白き聖職者

「白き聖職者」というキャッチコピーは何を指すのでしょうか?

あくまで白い見た目と役職にすぎないのか、あるいはそういう立ち回りをする存在なのか?

say(せい)

偉そうな性格を加味すると「自分を讃えろ!」「天罰を下す!」とかいうキャラなのかな・・・

優雅な雰囲気とどこか独裁的な印象を持つ彼の性格を表した言葉なのかもしれませんね。

「仮面ライダー」になることが目的

ゲームのシステム上、これ以上ライダーが増えることは考えにくいのですが、彼「仮面ライダーになること」が目的のようです(正しくはライダーになることで、何かを叶えようとしていると考えられる)

もしライダーになるのであれば、白を基調としてデザインと黄色い目から「仮面ライダーワイズマン」などがモチーフになりそうです。

妹の「ゆー」

偉そうというよりは、利己的な行動をするキャラだけどね!

say(せい)

まだ変身すると決まったわけではないから・・・

ライダーになるとしたらクラスを形成しないといけませんが、誰と作るのでしょうか。それとも「一人でも強い」というチートライダーになるのか、はたまた既存のクラスに所属するのか(ただどこも志が同じようには思えない)。

ただなぜ「仮面ライダー」になりたいのでしょうか?

動画のみの偏見ですが、「世界をカオスイズムから救いたい」と思うような性格ではなさそうだし、もっと利己的な理由なのかなーと受け取れます。

パッと思いついた目的を挙げてみました。

  • 世界を自分の好きなように作り替えたい(一種の「カオスイズム」と同じ考え)
  • 大切なひとを救いたい

個人的には「ライダーにはなれないORならない」選択になりそうな気がしています。

「取り調べ」をするような事件が勃発!?

動画の冒頭て「レオン」「宗雲」が「取り調べ」を奮闘させるセリフを言います。同時に(おそらく事情聴取されているであろう)「摩利央」は「自分がそんなことするわけない」「早く解放しろ」と要求しています。

この取り調べがシリアスなものなのか、それとも茶番なのかはわかりません。

say(せい)

個人的には「シリアス寄り」ではないかと考えています!

「取り調べ」の内容は「カオスイズムについて」「なぜ摩利央はエージェント候補なのか」「何を企んでいるのか」などを尋問している気がします。

おそらく何かしらの方法を使って「エージェント」に接触してきた「摩利央」が、「カオスイズム」の事件に関わっているあの人に似ている!とかそういう感じでしょうか・・・

これまでの展開から予想すると・・・

妹の「ゆー」

これまでの流れを考慮して物語を構成するなら、次来る展開は「挫折」かなー

say(せい)

どういうこと!?

物語を作るには「全体的な構成」が必要です。起承転結というよりは、「感情やテンションの波を作る」というイメージでしょうか。

全体構成の抑揚をつけるために、各章では役割が存在します。これまでの「カメンズ」で公開された第1部、第2部ではそれぞれこのような役割を担っていました。

各章出来事役割
第1部エージェントが「仮面ライダー」と出会い、父の意思を継承する物語の世界観を体感する入口
第2部初めてエージェントが「カオスライダー」を救い、「仮面ライダー」にすることに成功初の成功体験
「ライドカメンズ」のメインストーリーの役割について

次に物語を盛り上げるには何をすべきなのか?それが「失敗」「挫折」なのです。

自分の無力さを痛感する展開が必要

これまではなんだかんだで「成功体験」がほとんどでした。

第1部では「レオン」が怪人化してしまいますが、無事に救出します。第2部では「カオスライダー」であった「フラリオ」を助け、無事に「仮面ライダー」として旅立たせます。

ある意味「順調」なのです。

では、次は何が起きると思いますか?おそらく「失敗」や「挫折」といったようなイベントではないでしょうか。

これまで幾度となく困難に立ち向かい、その度に解決することのできた「エージェント」「仮面ライダー」たち。しかし、毎回うまくいっていたらストーリーとしてはマンネリ化してしまいます。

そこで「自分の無力さを痛感する展開」が起きると考えられます。例えば以下のような展開が挙げられます。

  • 新キャラ「摩利央」がカオスライダーになる(本人の意思か、カオスの意志かどちらかは未定)
  • 誰かの「カオストーン」が消滅してしまう
  • クラス内の仲間割れや脱退など、亀裂が走る

特に新キャラである「摩利央」は「仮面ライダーになること」を掲げているため、その思想が歪み「カオスライダー」になる可能性はあります。また「カオストーンの消滅」のような「取り返しのつかないこと」が起きることも考えられます。

しかし、クラス内の脱退等はゲームのシステム上考えにくいです。

say(せい)

脱退したライダーが、調査とかスキンシップに参加してたら違和感ですしね!だからってアップデートでいなくなっても変だし・・・

製作陣が伝えたかった「ライドカメンズ」とは

今回、「ビーズログ 8月号(No.244)」の制作陣インタビューにて、このようなことが書かれていました。

(前略)『ライドカメンズ』という作品が『仮面ライダー』をテーマに扱っていることの意味が解き明かされる物語になっていると思っています。(中略)仮面という概念に対するこの作品ならではのひとつの解釈が紐解かれます。

「ビーズログ 8月号(No.244)」のインタビューより引用

キャッチコピーも「ヒーローには、知られざる仮面(カオ)がある。」ということもあり、彼らの本来の姿や過去が本作のキーワードだと考えられます。

本来「仮面をする」という行為にはいくつか理由が上げられます。

  • 素顔を隠すため:身バレ防止
  • 変身願望:普段とは違う自分を演出するため
  • 表情を悟らせないため:感情の露呈を防ぐ

よく「仮面の下では泣いている」というように、彼らは仮面をする(本来の自分をみせない)ことによって、己の過去に蓋をしたり、孤独を演出しています。

しかし「カメンズ」はどれも当てはまらないのではないかと考えています。キャッチコピーの意味も含め、「仮面をする」をするという本当の意味は「本当の自分に蓋をするため」ではないでしょうか。

say(せい)

強いていうなら「表情を悟らせないため」に近いかもしれないです!

登場するライダーは皆記憶を失っています。彼らは自身の記憶が眠る「カオストーン」を探し、それぞれの失った記憶を取り戻そうとしています。

彼らにとって記憶は大切なものです。しかし本当に取り戻した結果、幸せを手に入れることはできるのでしょうか?

「人は本性を明かしたまま生きていくことはできない」と「カオスイズム」の首領も述べていましたが、まさしく彼らはその葛藤に合うのではないかと考えています。中には「本当の自分はこんな人間なのか?」と受け入れなれない人も出てくるかもしれません。

そしてそういう葛藤は次第に「知られたくない」「知られたら今のままではいられない」と思うようになり、結果「仮面をつける」という選択を取る可能性があります。

しかし私はそうはならないのかもしれないと希望を抱いています。

「先代エージェント」らは「仮面を外す(=本性をさらけ出す)」ことで仲違いしてしまいました。しかし今のライダーたちが「絆を深めた」ことを念頭におけば、きっと「ありのままの姿」を目の当たりにしても、互いにやっていける気がします

また彼らと同じ結末を迎えてしまったら、物語としてはバッドエンドですので、万人受けのゲームとしては良い選択ではないかなーというシナリオの構成上思いました。

あとはそれがどう「カオスイズム」に影響を及ぼし、人々が豊かに幸せに生きていけることに繋がるのかが重要です。

最後に

今回は「ライドカメンズ」の第3部の公開を記念して、「どんな展開になるのか予想」してみました。

思いの外気になることも、言いたいことも多すぎて、すごい量になってまったのでカットを余儀なくしました。

皆さんはどんな展開を心待ちにしていますか?そしてどんな結末が待っていると思いますか?

せっかくなので色々考えながらプレイするのも良いのではないでしょうか。

少しでもリリース前の楽しみになれば幸いです。また少しくらい当たっていたら嬉しいなと思います。

最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます。