【HSP】【しんどい】「繊細さん」に読んでほしい!「生きやすくなるヒント」が書かれたおすすめ本4選【幸あれノート】

最近忙しくて落ち着かないsay(せい)(@say_kiwano)です。
私はいわゆる「繊細さん」であり、しょっちゅう「空気を察してソワソワする」「言葉ひとつひとつに敏感で不安」になったりします。
きっとこの記事に辿り着いたということは、あなたも私と同じように感じているのかもしれません。一言で言うと「しんどいなぁ」「生きづらいなぁ」と感じる瞬間が多いということ。すごいわかります。
どうにか解決したくて誰かに相談しても、大体は「気にしすぎ」だとか「受け流せるようになるしかない」といった根性論ばかり。それは確かに正論なんだけれども、「繊細さん」としてはそれがうまくできないから困っているのです。

私も何度も治そうと努力したけど、頑張れば頑張るほどむしろ悪化しました・・・
でもこのまましんどい思いをし続けるのは嫌だ!と思い、どうにかならないかと諦めずに情報収集する毎日。するとありがたいことに、いくつかの記事やエッセイ、書籍に出会うことができました。そこにはある共通点がありました。
それが「受け入れる」ということです。今の自分を矯正するのではなく、この気質と共生するということです(ダジャレ・・・)。
自分が「繊細さん」「HSP」であることを受け入れると、いろんなことに変化が訪れます。その一つが「繊細さんにとって生きやすい考え方や行動をする」ということです。では、一体何が「繊細さん」にとって「生きやすい考えや行動」なのでしょうか?
今回はそんな疑問を解決に導くための「繊細さんが生きやすくなるためのヒント」になるような書籍を4冊ほどご紹介したいと思います。
少しでも皆さんが前向きに生きることができる手助けになれば幸いです。
執筆者は専門家ではありません。あくまで個人的な感想であることを踏まえて、読んでくださるようお願いいたします。
おすすめの本はこれだ!

まだまだ「繊細さん」と向き合い始めた私ですが、少しずつ生きるヒントになる書籍に出会いました。今回はその中でも「繊細さんが生きやすくなるための考え方」にフォーカスして、いくつかご紹介したいと思います。
「敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント」/イルセ・サン
こちらの本は心理療法士である著者が、「HSPとは何か」「内向的な性格について」を述べた一冊です。
- 「HSP」「繊細さん」とは何かがわかる
- どう付き合っていけば良いのか指南してくれる
「HSP」「繊細さん」とは何かがわかる
私は初めて「HSP」という言葉を知った時、すごく嬉しかった記憶があります。名称があるということは、私以外にも悩んでいる人がいるということを意味していたからです。
内向的で傷つきやすい私は、いつも「なぜ皆みたいに強くなれないのだろう」「外的刺激(になるもの)をうまく受け流せないのだろう」と落ち込んでいました。家族や知人、ネットで調べても答えはいつも「そんな考えは甘えだ!」「社会でやっていけない」などの厳しい言葉ばかりでした。
そんな時に出会ったのが「HSP」という言葉と、こちらの本です。

「悩んでいるのは、私だけじゃないんだ!」と思えたのです!
もっと「HSP」「繊細さん」について知りたい!そうしたら自分の悩みが少しは解決するのではないか?と思ったのです。
結果的に「繊細さんであることは悪い事ではない!もっと声にして良いのだ!」と考えるようになりました。「HSP」は恥ずかしい事ではありません。むしろ声にすることで、共感してくださる方や同じような悩みを持つ方とコミュニティを持つことができるはずです。
どう付き合っていけば良いのか指南してくれる
自分が「HSP」「繊細さん」だとわかったところで、状況は何も変わりません。では、どうしたら良いのでしょうか?
この本では、「HSP」の方がより生きやすくなるための方法を紹介しています。例えば外的な刺激から身を守る方法や、自分のことを伝える術などが含まれます。

「自分にとって生きやすい世界」にするには「自分が行動しないといけない」んだね!
すぐに全てを変えることはできなくても、少しずつ心地よいと思える環境に身を置くようにしてみてはいかがでしょうか?
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精神科医Tomyの気にしない力 たいていの心配は的外れよ/精神科医Tomy
こちらの本は精神科医である著者が、「気にしい人」に向けた一冊です。「HSP」「繊細さん」向けというわけではありませんが、「いろんなことが気になってしんどい」という「繊細さん」の悩みと向き合うきっかけになるはずです。
- 気持ちに共感してくれる
- 「気にしすぎ」はどこまでも続いていくからこそ・・・
気持ちに共感してくれる
私は不安症・心配性で、いわゆる「気にしい人」です。
どれくらい「気にしすぎ」かというと、ほぼ毎日ソワソワするレベルです。
「明日の仕事はちゃんとできるかな?」「このミーティングはギスギスしませんように!」など業務であれば、気を抜くとすぐ考えてしまって不安になるし、ひどい時は夢にまでみて寝付けないこともしばしば・・・
私生活でも、友達と遊ぶだけなのに「待ち合わせの時、友達が見つからなかったらどうしよう!」「今の発言はまずかったかな?」など常に思考を巡らせています。

もっと簡単に切り替えられたらどんなにラクだろう・・・と思っても難しいのです
そんな悩みを著者は共感してくれます。それがどれだけ安心することか!
多くの人が「気にするな」の一言で終わらせてしまう悩みを、「そうよね」としっかりと頷いてくれるのです。そのため安心してサクサクと読むことができるのです。
「気にしすぎ」はどこまでも続いていくからこそ・・・
実は「気になる」には段階があるのをご存知でしょうか?
一つ大きな壁を乗り越えたと思ったら、次はまた別の心配事が出てくる。「気にしい人」にはこれを何度も繰り返してしまうのです。

一つ解決したら、「そういえばあれって・・・」なんて別の悩みが見えてきちゃうのです・・・
この悩みに共感した方、ぜひこちらの本を読んでみてください。この悩むとどう付き合っていくべきかがわかるはずです。
いきなり全てが変わるわけではないけれど、前向きになることができるはずです。
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ポンコツなわたしで、生きていく。 ~ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす~/いしかわゆき
著者はADHD・HSP持ちの方で、会社員として働くことに苦労していました。そんな彼女が選んだ働き方と生き方について綴った1冊です。「繊細さんゆえに会社員で働くことが辛い」という方のヒントになるのではないでしょうか?
- 自分に合った環境は自分で作ることができる
- 声に出すことの大切さを学べる
自分に合った環境は自分で作ることができる
多くの人は「どうにかしてこの性格を治そう」と思いがちです。
それは、周りの人に同じような悩みを持っている方が少ない(あるいは相談しにくい)ことや、「その性格を直した方が生きやすいでしょ」と言われたりするからだと思います。
正直な話「それができたら苦労しない」と思う以上に「なぜこの性格を矯正しなければいけないのだろう」と、これまたストレスになってしまった私。そんな時に出会ったのがこちらの本です。
実際に読んでみると、著者の苦労がとても伝わることに加え、なかなか理解してもらえない社会にも悲しくなりました。しかし、彼女はそこで嘆くだけで終わらせなかったのです。
彼女は自ら環境を変えるように行動しました。

周りの人の価値観を変えることはできません。でも自分や自分の身を置く環境は変えられます!
その結果、彼女は彼女にとって生きやすい人生を手に入れたのです。
方法は人それぞれかもしれませんが、このような生き方をしても良いんだという気持ちにしてくれた1冊です。
声に出すことの大切さを学べる
この書籍でもう一つ学べることが「声にすること」です。
「繊細さん」「HSP」に留まらず、多くの人は本音をいうことを躊躇います(ここでいう本音とは「本当はしんどい」と思っていることを指します)。それは「他の人だってしんどいかもしれないのに、自分だけ弱音を吐くなんて・・・」という一種の自己犠牲や、「こんなこと言って嫌われたりしないかな?」という周囲の評価が原因かもしれません。
しかし著者はあえて「自分はこういう人間です」ということを打ち明けています。こうすることで、理解のある人が集まってくるようになったようです。

確かに嫌だったら自然と離れていくもんね!
こうして、最終的にお互いを理解し合える人たちと生きていくことができたのです。
この本を読んで、「本当はしんどいけれど、誰にも相談できなかった」私は、少しずつ打ち明けることができるようになりました。
今まではあらゆる不安を相談せずに抱え込み、最終的に爆発してしまうことが多かったのですが、今では少しずつ「私はしんどいです。すごく不安です」と打ち明けるようにしてみました。不思議と否定するような方もいなくて、私が思っていたより人って優しい生き物なのかもしれないと感じるようにもなりました。
「そうは言われてもまだ怖いよー」と思う方は、ぜひこちらの本を読んで、少しでも勇気をもらえたら嬉しいです。

余談ですが、著者が2次元好きというところも、個人的には共感できました(私はオタク趣味を持っているからです)。

会社・仕事・人間関係 「もう、何もかもしんどい…」と疲れ果てたときに読む本/石原 加受子, 黒川 依
「繊細さん」「HSP」の人にとって、多くのストレスは職場や人間関係で発生するのではないでしょうか?こちらの本は「繊細さん」「HSP」向けの書籍ではないものの、日々のしんどい気持ちと上手に向き合う方法について書かれた1冊です。
- 我慢を続けることのデメリットを学べる
- ショート漫画付きで読みやすい
我慢を続けることのデメリットを学べる
不安やストレスと抱え込みすぎると、いつか爆発します。それは突然動けなくなったり、涙が止まらなかったり・・・症状は人それぞれですが、こうなっては手遅れなのです。

私も過去にこういう経験をしたことがあるので、本当に皆さんには気をつけてほしいなと思っています
そうならないためにも、常に自分の心の声に耳を傾けてみませんか?
この書籍には、具体的な出来事とそれをどう解決したのかが簡潔にまとめられています。あくまで1例ですので、全ての人に当てはまるわけではありませんが、ヒントになると思います。
ショート漫画付きで読みやすい
なんと言ってもこちらの書籍は、ショート漫画付き。
ショート漫画で物語風に説明が入った後、詳しく解説してくれる文章で構成されています。
現代人は忙しいですから、どうしても本を読むのに時間がかかってしまいますよね。そんな方でもサクサク読むことができるのが、こちらの本のおすすめポイントです。
「会社・仕事・人間関係 「もう、何もかもしんどい…」と疲れ果てたときに読む本」を楽天Koboで探す
理想の人生にするために・・・

私は「自分がストレスなく幸せに生きることができる人生」「嫌なことを極力やめて、好きなことをたくさんやる人生」にするために、情報収集とトライアンドエラーを日々繰り返しています。
まだまだ理想には程遠いけれど、少しでも誰かの生きるヒントになれたら幸いです。
私の奮闘日記は、こちらのブログのカテゴリー「幸あれノート」にて公開しています。よければ覗きにきてください♡
また今回ご紹介した書籍以外にも、いろんなジャンルの本を読んでいますので、ご興味があればこちらも覗いてみてください⇨say(せい)の楽天Room

最後に
今回は「繊細さん」である私が、少しでも生きやすくなるためのヒントになる書籍をご紹介しました。
自分の気質を受け入れるのは大変なことですが、一度受け入れると次のステップに進むことができます。そうすれば、今回ご紹介した書籍に記載されているような対応をすることができるようになります。
私自身、まだまだできないことの方が多くもどかしい毎日です。ですが、諦めずに自分が生きやすいと感じる人生にするまで頑張ります。よければ、一緒に挑戦してみませんか?
この記事が少しでも、皆さんの「生きやすさ」のヒントになれば幸いです。
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます♡