【お金持ち奮闘日記#1】「お金持ち」ってどんな人?自分なりの「お金持ち像」を言葉にしてみた

こんにちは、say(せい)です。
前回、思い切って「お金持ちになりたい」宣言をしました。前回の【お金持ち奮闘日記】はこちら↓
どうしてお金が欲しいのか、何がきっかけだったのかをお伝えしました。ただ、執筆した後に感じたことが「一体、私の描くお金持ち像はどんな姿なのだろう?」ということでした。
ということで、今回は「私が思い描くお金持ち像」を考えてみました。皆さんもぜひ自分が思い描く「こんな姿になりたい♡」「憧れるなー」という像を、一緒に考えていきましょう!
「お金持ち」=「お金をたくさん持っている人」なのか?
そもそも「お金持ち」とはどういった人のことを指すのでしょうか。
「お金をたくさん持っているから、お金持ち」なのでしょうか。

確かに、お金をいっぱい持っていればお金持ちかもしれないけど・・・なんか引っかかるなー
お金には2種類存在する
皆さんは「お金には2種類存在する」ことをご存知でしょうか?
「キャッシュかキャシュレスかってこと?」「通貨の話?」と思った方もいらっしゃると思います。残念ながらどちらも違います。
答えは「お金を生み出すお金」と「そうではないお金」です。
このお金の違いを、ロバート・キヨサキさんの書籍「金持ち父さん、貧乏父さん」では、以下のように書かれています。
金持ちは資産を手にいれる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ
ロバート・キヨサキ著 白根美保子訳「金持ち父さん、貧乏父さん」より引用
ここでいう「資産」とは、「株式投資」や「不動産投資」といった「お金を生み出すお金」を指します。対する「負債」とは、「クレジットカードの未払分」「住宅ローン」「自動車ローン」といった「実は出ていっているお金」を指します。

家や車は「資産」って聞いたけど・・・
例えば、持ち家を誰かに貸出し、家賃をいただくという仕組みができていれば、「資産」に含まれると思いますが、ただ自身が暮らすために支払っている家は、「資産」には含まれないのです。
つまり、同じ金額を持っていたとしても「お金を生み出すお金」か「そうでないお金」かどうかで、お金持ちになれる(あるいはお金持ちかどうか)が変わってくるということです。
お金を持っていても不安な人もいる
「お金持ち」や「お金」に関する情報を収集していると、このような話を見かける機会が増えました。
「お金を持っていても【なんだか不安】を感じる人がいる」という話。

お金があれば自由な時間も増えるし、やりたいこともたくさん叶うし、なんで不安に思うんだろう・・・?
原因としては「お金が減っていくことが怖い」という理由が挙げられました。
確かに、近年は物価高ですし、通帳や預金残高を見て一喜一憂するなんてことはしばしば。それに加え、結婚したり家族が増えたりしたら、さらに支出が増える一方。それに伴って、給料やアルバイト代は増えるのかというと、ごくわずかしか変わらないという現実・・・
このままではまずい!と貯金や節約を頑張っても、お金は出ていきます・・・改めて書いてみると「とてもじゃないけど、生きるだけでも精一杯!」と思ってしまいます。だから、どれだけ貯金しても、お金を稼いでも不安になるのです。
この感情から卒業しないと、「本当のお金持ち」にはなれない気がしました。
つまり「お金持ち」とは・・・
上記の考えをもとに、私がイメージする「お金持ち」とは、以下のようになります。
- どんな状況でも、お金を手に入れられる状態であること
- お金を使うことを躊躇わないこと
どんな状況でも、お金を手に入れられる状態であること
ただお金をたくさん持っているだけでなく、そのお金を常に作り続けることができる人こそ、「本当のお金持ち」なのではないかと考えました。
たくさんの貯金があっても、それを使うだけでは、いずれなくなってしまいます。この法則が成り立ってしまうと、「今はお金持ち」でも「いつかはお金持ちではなくなる」ことになります。

「今だけお金持ち」よりも、「生涯にわたって、ずっとお金持ち」な方が良いもんね!
それを実現するためには、「どんな状況でも常にお金が手に入る状態」を作る必要があります。近い未来、結婚や出産、子育てから介護まで、いろんなイベントがあったとしても、常にお金を手に入れられるようにするということです。
お金を使うことに躊躇わないこと
ひとつ誤解してほしくないのは、「手当たり次第、お金を使うこと」をしてはいけないということです。
前回の記事でもお話ししましたが、私たちは「お金そのもの」が欲しいのではなく、「支払った先に得られる幸福感」が欲しいのです。そのためには、手に入れるものやサービスが「本当に自分を満足させられるのか」をキチンを見極めることが重要です。
それを踏まえた上で、自分にとって幸福感を得られるものには、躊躇いなくお金を出しましょう。同様に、大切な人にもお金を出せるようになったら、「本当のお金持ち」かもしれませんね!
ps. ちなみに前回も紹介しました冨塚あすかさんの書籍「職業、お金持ち。」では、「お金は循環させるべきで、自分の中で留めておいてはいけない」という話が書かれています。気になる方は、ぜひ読んでみてください。
自分なりのゴールを決めてみた
ここまでは「私が想像するお金持ち」について考えました。イメージが湧いた後は、実行するのみ!と行動に起こしがちですが、ちょっと待ってください。
ちゃんと行動に移すには、明確なゴールや目標が必要です。今はあくまで「イメージを固めただけ」に過ぎないので、次は具体的な数値やゴールを決めてみましょう。
資産運用で生きていく
近々「FIRE(早期リタイア)」という言葉を聞く機会が増えました。
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立」と「早期リタイア」を意味する言葉です。
https://www.daiwa.jp/products/fund_wrap/online/column/asset-management/026/ より引用
生涯発生するであろうお金を稼ぎ切る、あるいは資産運用などでそれらの金額を賄える状態になった時に、仕事を退職し、貯金あるいは資産で生活していく状態を指します。ビジネス書だけでなく、近年はテレビで取り上げられるなど話題になっています。
私自身は「自分がやりたい仕事だったら続けたい」と思っているのですが、それはそれとして、まずは「FIREできるだけの資産を生み出そう」と考えました。
では、「いくら資産があればFIRE可能なのか」を調べてみました。
最低限生きていくのならば、資産はこれくらい必要だった!
オリックス銀行のコラムに、以下のような記述がありました。
FIREを実現するには、1年の支出額の25倍の資産を用意する必要があるとされています。たとえば、1年の支出が300万円であるとするならば25倍(25年分)で7,500万円、同じく500万円であるならば1億2,500万円が目安です。
https://www.orixbank.co.jp/column/article/235/#:~:text=%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82-,%E5%B9%B4%E9%96%93%E6%94%AF%E5%87%BA%E3%81%AE25%E5%80%8D%E3%81%AE%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%82%92%E7%94%A8%E6%84%8F%E3%81%99%E3%82%8B,%E4%B8%87%E5%86%86%E3%81%8C%E7%9B%AE%E5%AE%89%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82 より引用
例えば、生きるのに月20万円かかっていたとして、1年で240万円。それの25倍ですので、6000万円になります。

ひぇー!ちょっと想像できないよー
今の金額が独身で生活する人だと考えると、もし結婚して子どもを育てることになったら、もっと必要になるはずです。1億とか普通に越えちゃいそうということがわかりました。
まずは資産1億円を目指そう
最低でも6000万円の資産が必要だと分かりました。ただ、生涯一人で生きていくかどうかは分かりません。そう考えると、資産1億円を目指した方が、何かと良いのではないかを思いました。

それに「資産1億」ってかっこいいし!俗にいう「億女」というものなのでは!
生活費や投資金額を、自分で稼ごう
資産運用で欠かせないのは「投資するためのお金」です。投資に回すお金がなければ、そもそも資産運用できないからです。それは大きければ大きいほど、利益も増えます。
そのため、会社からの給料やアルバイト代はもちろんのこと、自分自身で(スキルを使って)お金を稼げるようになろうと考えました。
自分と大切な人を幸せにする
最後に忘れてはいけないことは「お金だけあっても意味がない」ということです。
自分や、自分が大切だと思う人に、惜しみなくお金を使えるような「お金持ち」になるには、お金を手にする前から「感謝する心」「幸せだなと思う瞬間」を意識的に増やすことが大切だと考えました。
日常の些細なことにも感謝をし、「すみません」よりも「ありがとう」を多く言えるように生きていくこと。これはお金持ちになる前からできることですので、今から実践して行きたいと思います。
最後に
今回は「私がイメージするお金持ち像と目標設定」について書きました。
ぼんやりしていたイメージが、少しだけ明確になってきた気がします。後は、どうしたらこのゴールを叶えられるか考え、行動するのみです。
人によって「お金持ち像」は異なるはずです。皆さんも、自分だけの「お金持ち像」をイメージして、一緒にトライしてみましょう。
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます。
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