【しっかり復讐しちゃう系アニメ】「ガンソード」は復讐だけじゃない!見事な展開に熱くなる!
女子だけど、ロボットアニメが好きなsay(せい)です。
アニメを見ていると、時々「ロス」と言う気持ちになりませんか?
ここでいう「ロス」とは、「終わってしまって悲しい」と言う気持ちから、切なくなったり、余韻に浸っている状態を指しています。
私自身もアニメだけでなく、ゲームやドラマでも体感したことがあります。
その中でも、「これはしばらくロスしたなー」と思ったのが、「ガンソード」と言うロボットアニメ。たまたま購入したスパロボをきっかけに、アニメを視聴したのですが、あまりにも面白く、一気に駆け抜けてしまいました。夜な夜なずっとみていたのを覚えいています。
今回は、そんなロボットアニメ「ガンソード」のおすすめ理由や個人的な感想をまとめてみました。
まだまだ見たことない方にはぜひ興味を持って欲しいし、すでに視聴した方には共感していただけたら嬉しいです。
一部ネタバレする可能性があります。気になる方は、注意してください。
「ガンソード」とは
「ガンソード」とは、2005年に放送されたロボットアニメ。監督は、現在「コードギアス」や「ONE PIECE FILM RED」で話題な谷口悟朗さんです。全26話あります。
キャッチコピーは「痛快娯楽復讐劇」と言う、強烈的なものです。ただ実際に見てみると、「確かにそうかもしれない」と思ってしまうのが本作の見どころ。
主人公の「ヴァン」が結婚式当日に婚約者を殺されたことにより、殺人犯である「カギ爪の男」に復讐するため旅に出るお話です。そこで、たまたま通りかかった村で知り合った少女「ウェンディ」とともに旅をすることになります。
おすすめしたい理由
この作品の面白いところ以下の通りだと考えています。
- ちゃんと復讐を遂げる姿
- なんだかんだで手を貸してしまう主人公
- 対照的で似たところの多いライバル
- 裏設定や次回予告の謎
ちゃんと復讐を遂げる姿
よく復讐劇にありがちな「復讐をやめる」「違う形で復讐をする」と言う展開があります。しかし本作、ちゃんと復讐を最後まで貫きます。
例え、周りの人に「復讐に意味なんてない」「彼女はそんなことを望んでない」と説得されても、「俺がしたいからする」と最後まで貫きます。
そこまで「ヴァン」が貫いたのは、おそらくそれくらい婚約者を愛していたからだと思います。そんな一途な思いが、彼をここまで突き動かしたのだと考えると、愛ってすごいですね!
「ヴァン」が婚約者「エレナ」の愛を確かめるセリフが好きです。
なんだかんだで手を貸してしまう主人公
基本、主人公は自身の復讐のためなら手段は選びませんが、他のことには心底無関心です。
ヒロイン「ウェンディ」が旅で一緒なのも、半ば彼女が強引についてきているだけでした(ちなみに何度も「家に帰れ」と説得されますが、彼女は諦めませんでした)。
そんな彼ですが、彼の強さから周りに頼られることもしばしば・・・
初めは何かと理由をつけて断る彼でしたが、最終的には助けてしまうという性格なのが、「普段どうしようもないのに、やる時はしっかりやる主人公」と言う印象を受けて、よかったです。
その結果、どんどん仲間が増えていきました。中には彼に好感を持つキャラもいましたが、そこはさすがの「ヴァン」!婚約者一筋なので、他には目も向けないところが、さらに好感度高いですよね。
対照的で似たところの多いライバル
本作には「ヴァン」と同じような境遇のライバル「レイ」が出てきます。彼は妻を主人公と同じ殺人犯に殺され、同じく復讐のために旅をしていました。
目的は同じでも、彼らは結構対照的に描かれています。
例えばキャラクターデザイン。「ヴァン」は一見西洋的なデザイン(きているのはタキシードなのですが・・・)で、腰に刺しているのは銃のように見えます。しかし、これは銃ではなく刀であり、これを使って戦闘ロボット「ヨロイ」である「ダン・オブ・サーズデイ(以下、ダン)」を召喚します。
対する「レイ」は一見和風なデザインであり、腰に刀のようなものを指しています。しかし、こちらは刀ではなく銃であり、彼もこちらを使ってリアルファイトしたり、専用機「ヴォルケイン」に搭乗したりします。
個人的には「レイ」の「ヴォルケイン」に搭乗する際の、地面に穴をあける演出が好きでした。また「ヴォルケイン」の遠距離狙撃もかっこいい!
彼らはそれぞれ同じ復讐「カギ爪の男の暗殺」を目指しています。これが最終的に、それぞれどういう形で実現したかを見ると、やっぱり二人は良い意味でそっくりです。
裏設定や次回予告の謎
単純にストーリーを見るだけでも面白いのですが、裏設定や次回予告の謎を理解すると、さらに面白くなると思います。
特に次回予告は、毎回「なんでこんな諭した感じなんだろう」と不思議に思っていたので、解決した時納得しました。
個人的な感想
ここからは、私が個人的に好きなところを語ります。一つでも共感してくださったら嬉しいです。
- ヒロイン「ウェンディ」を応援したくなる
- 第1話が好きな展開すぎた
- エルドラVとおじさんたち
- やっぱり兄弟なんだなー
ヒロイン「ウェンディ」を応援したくなる
私は、ヒロインである「ウェンディ」が好きでした。素直で前向きな女の子で好感が持てたし、感情移入しやすかったからです。
彼女自身にはすごい力はないけど、時には「ヴァン」の支えになってくれたり、本当に頑張り屋です。ゆえに後半からは辛いこともあったけど、一生懸命向き合っていました。
個人的には、彼女と主人公の関係性がすごく美味しかったんです!
- 初めて「ヴァン」が「ウェンディ」の名前を呼んでくれた
- なんだかんだで「ウェンディ」のピンチを助けてくれた
- 「ヴェン」への好意を持つ「ウェンディ」だが、それが叶うことはない(彼はすでに相手がいるから)
などなど!!正直応援していました笑
仲間で写真を撮るシーンなんて、初めは隅っこだったのに、なんだかんだ「ヴァン」の隣に座り直しちゃうシーンなんで、ニヤニヤしちゃいました。
「青年」×「幼女〜少女」が好きで、女の子側の叶う事のない恋愛模様に感情移入し、一緒に切なくなる性格です(変態ではありません)
第1話が好きな展開すぎた
第1話からまさかのロボットが出てくるとは思えないストーリー。
ただそれ以上に、この第1話が私の好きを網羅していたので、テンションが上がったのを覚えています。
暴力と略奪に怯えながら暮らす村に、一人のさすらいの青年がやってきて、その村を救うと言う展開(しかも少女がヒロイン)。
なぜかこのお決まりっぽい展開が好きなのです、私。他の作品だと「北斗の拳」の第1話とかこんな感じですよね!ある日「ケン」がやってきて、その村を救う(ヒロインは「リン」でしょ!)。いや、最高でした。完全に好みに刺さりました。
エルドラVとおじさんたち
「ヴァン」の「ヨロイ」である「ダン」も、「レイ」の「ヴォルケイン」も好きですが、一番好きな「ヨロイ」は「エルドラV」です。
「エルドラV」とは、「ネロ」「ホセ」「バリオ」「カルロス」(「チヅル」)が搭乗する「ヨロイ」。5体合体のスーパーロボット。どことなく「勇者シリーズ」や「エルドランシリーズ」を奮闘させるデザインなのが、ポイント高い!!
今となってはおじさんですが、若い頃は敵と戦っていた彼ら。歳をとってもヒーロー魂を捨てない彼らの初登場回は、本当に胸が熱くなるし、泣きそうにもなります(実際何回もリピートして、そのたび泣いて、妹ゆーを呆れさせました笑)。
昔よりも体がこたえるのか、かっこいい登場をしようとしても、苦しそうなのが、お茶目な感じがして好きです!
決め台詞もカッコよく聞こえてしまう私は、多分麻痺しているかもしれないです笑
やっぱり兄弟なんだなー
本作にはさまざまな兄弟が登場します。その中でも兄「レイ」と弟「ジョシュア」の関係性が好きでした。
妻の復讐のため一人旅立ってしまった兄「レイ」と、彼を追いかける弟「ジョシュア」。
弟が兄と行動を共にするシーンは、ほとんどありません。「ジョシュア」は基本的に「ヴァン」たちについています。
しかし、最終決戦前に彼らは行動を共にする機会があります。そこで、ちょっとだけ垣間見える「兄弟らしさ」に、兄弟好きな私は喜んでしまいました!
私も双子なので思いますが、兄弟姉妹ってなんだかんだ特別な気がしてしまいます。
こんな人におすすめ
ここまで呼んでいただくと気づくと思いますが、実は本作ロボバトルがありますが、それを抜きにしても楽しめるようになっております。ですので、ロボットが苦手な人にも是非見て欲しいです。
伏線や考察もありますので、そう言うものが好きな人にも楽しめるものになっております。
ここでは、それを踏まえた上で、「おすすめできる人」「できない人」をまとめましたので、参考にしてみてください。
- 復讐劇が好きな人
- 伏線回収が好きな人
- 各地で仲間を増えていくシーンが好きな人
- ネタ耐久が強い人
- 復讐というワードに嫌悪感を覚える人
- 暗い話が苦手な人
- セクシー要素が苦手な人
一部セクシーシーンがありますので、苦手な人はお気をつけください。ただし、そこまで多くないし、派手ではなく一瞬ですので、目を閉じるもアリかと・・・
最後に
今回は私が個人的に面白かったロボットアニメ「ガンソード」をおすすめする理由と感想をまとめました。
改めて思い返しても面白かったなと実感しながら執筆させていただきました。
もし機会があれば、是非視聴してみてください。
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます。