【2000年代】伝説の男児向けアーケードゲームの漫画!少年とカブトムシの友情ものが懐かしい【甲虫王者ムシキング】

子どもの頃に好きだった作品やコンテンツを未だに愛しております、ゆーです。

突然ですが、皆さんは【甲虫王者ムシキング】というコンテンツをご存じでしょうか?

2000年代頃に生まれた方は、特にお世話(?)になった方も多いのではないでしょうか。当時はアーケードゲームがすごい人気で、男女ともにゲームセンターに行くと、並んでまでプレイしていたものです。

それの火付け役的存在と言えば【甲虫王者ムシキング】【オシャレ魔女ラブandベリー】だと思います。私もプレイしていたうちの一人でした。今も当時のカードを大事に持っていますし、近年の「懐かしい平成コンテンツブーム」の影響で展開し始めたイベントやコンテンツにも参加しています。

そんな二大巨頭は、当時の児童向け雑誌に漫画も連載されていました。そして何を隠そう私は、その漫画も大好きだったんですよね👀

今回は、特に大好きだった漫画【甲虫王者ムシキング】についてご紹介いたします。

本記事には、一部ネタバレを含む可能性がございます。苦手な方はご注意ください。

執筆者プロフィール
ゆー

青と水色が大好きな20代女性。
王道の少年・少女漫画からBLなどのマイナージャンル、昭和から令和までの幅広い世代の漫画まで、とにかく『面白い!』と思えばなんでも読む。
また、幼少期の懐かしいコンテンツや昭和・平成の特撮・アニメをたしなむ他、声優ヲタクでもある。

【甲虫王者ムシキング】とは


甲虫王者ムシキング 1

【甲虫王者ムシキング(以下、ムシキング)】とは、セガさんから展開されたトレーディングカードゲームアーケードゲームです。現在は稼働していませんが、2018年まで様々なタイトルで親しまれていました。

そして、今回紹介するのは【甲虫王者ムシキング】の漫画です(全7巻完結)。作者は大人気ホビー「ビーダマン」の漫画でお馴染み、今賀俊先生です。

連載中はサブタイトルで【森の救世主】と明記されていましたが、コミカライズには付いていないようです。(当時はアーケードゲームと区別できるように付いてたのかも…)

そんな漫画【ムシキング】のあらすじは以下の通りです。

あらすじ

ムシが大好きな少年・甲端五(タンゴ)は、ある日大きな森に迷い込んでしまう。そこで出会ったのはカブトムシ・キング。

そこでタンゴは、自分の身体が縮んだこと、そして外国の虫によって日本の森が破壊されそうになっていることを知る。

そんな2人の前に、外国の甲虫が襲いかかりピンチに…。その瞬間【木霊】と呼ばれる存在が現れ、最強の武器【アンバー】という虫メガネとカードを手にし…。

少年・タンゴとカブトムシ・キングの「外国の虫からこの森を守る冒険」が始まるのでした。

カードで強化されたキングが必殺技「スーパートルネードスロー」を駆使して相手をやっつけるシーンは、何となくアーケードゲームの要素を感じさせます。

見どころ

そんな【ムシキング】の見どころは以下の通りです。

  • 少年とカブトムシの冒険が熱い
  • たくさんの甲虫が出てくる
  • 完全に憎めない敵キャラ

少年とカブトムシの冒険が熱い

先ほども記載した通り、本作は少年とカブトムシの絆の物語です。時にはケンカをしたり、支えあったり、2人の友情や成長を楽しめます

そのため「人間」×「人外」のコンビが好きな方には刺さる作品となっております。

また、甲虫同士の戦いも熱いです。キングより大きい甲虫やトラウマを植え付けた甲虫など、様々な敵に勇ましく向かっていく姿はカッコいいです✨

また、話数が増えるごとに仲間も増えていくのは、読んでいて盛り上がるのではないでしょうか?

ゆー

特に私はヘルクレスオオカブトのヴィータが幼少期から大好きです💕
外国の甲虫だけど、敵サイドには味方せず、最後までタンゴとキングに希望を与えてくれた姿に惚れました!

たくさんの甲虫が出てくる

これはどちらかと言えば親世代に向けた見どころです。というのも近年、インドアな子どもが増えており、体力の低下や運動不足になりがちです。(正直、遊べる場所が減ったのも原因の一つだと考えていますが…。)

そういったお子様に読んで頂ければ、甲虫に興味を持ち、外に出る頻度も高くなるのではないでしょうか?

また、何かに熱中することは素敵なことです。【ムシキング】を読んでカブトムシに詳しくなれば、将来はムシ博士になるかもしれません🎓

そんなきっかけ作りには漫画は最適かと思います。

というのも、本作は甲虫にも感情や言語化が扱えるため、虫というよりキャラクターとして覚えやすいと考えているからです。

少しでも甲虫に興味を持ち、育てて命の大切さを学んだり、外に遊びに行ったりして楽しんでみてはいかがでしょうか?

完全に憎めない敵キャラ

本作の敵キャラですが、首領のカクタスをはじめバトルプラントと呼ばれる幹部たちがいます。彼らが外国の虫を使って、森を滅ぼそうとしているのですが、かなり個性的な敵たちばかりです。

バトルプラントのお調子者・ニードル、クールで賢い・パラ、知的で恐ろしいイータなど幹部も魅力的です。

また首領のカクタスは、恐ろしい野望を持っているのですが、その野望を持つきっかけが何となく可哀想です。

このように敵キャラも憎めないヤツばかりのため、「ただやっつけて終わり」と言うわけではないのも見どころです。


甲虫王者ムシキング 1

こんな人にオススメ

世代の方、そうでない方も是非【ムシキング】を読んで頂きたいです。

こんな人にオススメ
  • コンビ・バディものが好き
  • モンスターを戦わせる作品に惹かれる
  • 【ムシキング】が好き・懐かしい人
  • 虫が出てきても大丈夫
こんな人は苦手かも
  • 人外とのバディものに興味がない
  • 人間同士のバトルものが読みたい
  • 虫が苦手
  • 児童向けの画風は好まない

【ムシキング】なので、メインは甲虫になります。そのため、虫が苦手な人は難しいかもしれません。ただキャラクターとして見れるため、過度に苦手ではない方は問題ないと思います。むしろ甲虫がリアルでカッコイイです!

また、こちらは児童向けの漫画になるので「子どもっぽいのは好みじゃない」という方も注意が必要です。

(それが良いのに!と私は思うのですが、人それぞれですからね…)

雰囲気はポケモンやデジモンみたいな感じなので、そういった作品が好きな方はオススメです🥰

最後に

いかがでしょうか?

懐かしいと思った方、ご興味を持った方はぜひ読んでみてください!

そして皆さんで【ムシキング】を盛り上げましょう!

では、次の記事でお会いしましょう!

さいならー👋

ゲーム,漫画ゆー,少年漫画

Posted by ゆー