【名作】終盤の展開に驚き⁉悪魔と合体した少年の葛藤に目が離せない【デビルマン】
名作はいつ読んでも面白いですよね、ゆーです。
私自身、20代女性ということもありバリバリ平成生まれなのですが、時代に限らず面白いと思えば昭和も令和も関係なく漫画を読みます。
その中でも「これは後世に残さねば」と思うくらいハマった漫画がございます。
それが【デビルマン】です。
令和世代はもちろん私と同じ平成生まれでも、タイトルくらいはご存じなのではないでしょうか?近年、ダークファンタジーやダークヒーローが人気のあるジャンルになりつつある今、読んで損はしないと思います。
そんな名作【デビルマン】についてご紹介いたします。
本記事には、一部ネタバレを含む可能性がございます。知識0でプレイしたい方はご注意ください。
「デビルマン」とは
デビルマン 1
【デビルマン】とは、1972年に週刊少年マガジンさんで連載されていた漫画です。作者は「キューティーハニー」「マジンガーZ」でお馴染みの永井豪先生です。
本作は、漫画とテレビアニメの他、実写映画など幅広い媒体で展開されており、2018年には【DEVILMAN crybaby】という完全新作アニメが公開されました。
今もなお人気を誇る【デビルマン】の中でも、今回は【漫画版デビルマン】の紹介になります。
あらすじは以下の通り。
気弱な少年・不動明は、ある日幼馴染・飛鳥了に再会する。危機迫る了に連れられて明は、人間たちによるサバトに遭遇する。
「この世に憚る悪魔を退治すべく、僕らが悪魔と合体するんだ」
サバトによって悪魔が召喚され、その結果明は悪魔「アモン」と合体し、デビルマンとなったが…。
悪魔と合体した少年・明がデビルマンとなり、人間たちに危害を加える悪魔を退治する、という物語になっております。
しかしながら、ただのダークヒーローではございません!終盤の展開には「どうしてこんなことに…」と胸がギュッと掴まれてしまいます。
見どころ
そんな【デビルマン】の見どころは以下の通りです。
- ホラーだけじゃない⁉「人間」の在り方を考えさせられる
- 終盤の展開に驚き⁉子供向けとは思えない演出
ホラーだけじゃない⁉「人間」の在り方を考えさせられる
よく【デビルマン】のカテゴリーを見ると「ホラー」と書かれております。そのため、未読の方からすると怖い印象を受けるのではないでしょうか?
ですが実際は、「ホラー」とはいっても幽霊が驚かすような展開やサスペンス系ではないのでご安心を。どうしても悪魔との戦いになるため、人間が惨いことになったり、おどろおどろしい雰囲気や鬱展開があるというだけになります。
ちなみに私はホラーがめちゃくちゃ苦手です…。そのためホラー映画やお化け屋敷は絶対に行かないタイプですが、そんな私でも面白く読めるので、そこまでホラーに注目する必要はないと思います🤔
というよりも、私的にはストーリー展開やキャラクターの心情に注目してほしいし、それをよく体現した画風だと考えています。というのも、本作はただの悪魔退治の作品ではないからです。
ある日突然、悪魔になってしまった人間・明の「人間とはなんなのか」「自分は何を守るべきなのか」といった問いかけや、この世界の真実など、子ども向けに展開されたとは思えない重いストーリーなのです。
特に終盤の怒涛の展開は、ファンのみならず【デビルマン】を知らなくても見聞きした事がある人もいるのではないでしょうか?
終盤の展開に驚き⁉子供向けとは思えない演出
先ほども書かせて頂いたのですが、【デビルマン】の有名かつ驚いたシーンといえば、終盤の戦いになります。
今までは「悪さをした悪魔をデビルマン・明が倒す」みたいな、ある意味「典型的なヒーローもの」だったのですが、終盤からは、そのような戦いではありません。
というのも明自身が「何のために戦うのか」を様々な経験を通して模索していく、そんな深い展開が用意されているからです。
中には大切な人を失ったり、不本意ながらも戦いに身を投じなければいけなかったり…。とにかく、明が可哀想(?)とはちょっと違うかもしれませんが、何とも言えない状況ですね😅
そういった残酷なシナリオやシーンが際立つ、ある意味「本作の見せ所」だと思います。
こんな人にオススメ
【デビルマン】は以下のような人にオススメです。
- 名作を読みたい
- おどろおどろしい画風やシナリオが好き
- グロテスクな描写でも問題ない
- 重めなストーリーを好む
- 鬱展開が苦手
- グロテスクな描写が耐えられない
- 明るいバディものが読みたい
- 古い画風に抵抗がある
【デビルマン】を読むにあたり、注意すべきはホラーよりもグロテスクな描写です。当たり前ですが、悪魔との戦いなので、巻き込まれた人々が惨いことになったりします…。
ただ、内蔵が出てくるーというよりは、真っ二つになったり血だらけになったり、といった感じです。まぁ画風も古いので、そんなにリアリティもないと思いますが、耐性がない人は注意が必要です。
またエピソードによっては鬱展開(ススムちゃんとかジンメンとか)だったり、終盤も鬱展開に近いものがあるため、明るい作品が好きな人は合わないかもしれません。
ですが、ダークストーリーの名作といっても過言ではないので、少しでも興味がある方は、読んでもらいたいです。
デビルマン 1
最後に
いかがでしょうか。
内容が内容なので、全ての方が楽しく読めるわけではないかもしれませんが、名作です。
少しでも興味を持った方は、お手に取ってみてください。
では、次の記事でお会いしましょう!
さいならー👋