ニート吸血鬼を拾ったら世界を揺るがす兄弟喧嘩に巻き込まれた話【SERVAMP】
バトルアクションものは幾つになっても面白いですよね、ゆーです。
いきなりですが【吸血鬼】と聞くと、何を思い出しますか?人によって違ったコンテンツを連想するこではないでしょうか。それだけ【吸血鬼】という存在は、多くの方に根付いています。
(ちなみに、私は【吸血鬼】と聞くと、真っ先に双子の姉・say(せい)を思い出します。)
今回は、そんな【吸血鬼】が出てくるバトルファンタジー漫画【SERVAMP】を紹介します🧛
本記事には、一部ネタバレを含む可能性がございます。知識0で読みたい方はご注意ください。
【SERVAMP】とは
SERVAMP-サーヴァンプ- 1
【SERVAMP(サーヴァンプ)】とは、田中ストライク先生が描く【吸血鬼】×【バトルファンタジー】漫画になります。月刊コミックジーンで連載しており、現在19巻までコミックスが発行されています。
過去にはアニメ化・映画化もしており、根強い人気を感じさせます。(私事ですが、劇場版は、ちゃんと映画館に足を運び観に行きました😎)
あらすじは以下の通り。
シンプルなことが好きな高校生・真昼は、ある日一匹の黒猫を拾う。クロと名付けたその猫は、実は【サーヴァンプ】という吸血鬼だった。
クロと契約してしまった真昼は、吸血鬼同士の戦いに巻き込まれていくことに…。そんなある日、クロの兄弟を名乗る吸血鬼・椿が現れる。しかしクロには覚えがなくて…⁉︎
お人好しな高校生・真昼とニート吸血鬼・クロが出会ったことで物語が始まります。そして、突然巻き込まれた吸血鬼同士の戦いに戸惑いながらも、相手と【向き合うこと】をやめない真昼とクロの成長ストーリーになっています。
見どころ
【SERVAMP】の見どころは以下の通りです。
- 【向き合うこと】をテーマとしたストーリーライン
- 謎や伏線が上手く張られている
- 作品の世界観を表現するタッチ
【向き合うこと】をテーマとしたストーリーライン
物語を紐解いていくと、そこには【向き合う】というテーマが浮かび上がります。
真昼において、それは相棒のクロだけではなく、友人・仲間そして敵といったさまざまな登場人物と繋がります。
シンプルな事が好きで、困ってる人を放っておけない真昼が、クセのある登場人物と【どう向き合っていくか】が物語の面白いところです。一筋縄ではいかない、分かり合えない、そんな登場人物も出てきます。そんな状況に直面したとき、真昼はどうするのか?その姿に注目です。
謎や伏線が上手く張られている
本作は、ただの吸血鬼バトルファンタジーではありません。謎や伏線が上手く張られています。
例えば【サーヴァンプ】とは何者なのか?冒頭では、「人間に従う吸血鬼」としか明記されていないのですが、実は彼らの存在が物語の大切な部分だったりします。それも読んでいくと少しずつ明らかになります👏
また、敵対する吸血鬼・椿について。彼はクロの兄弟と名乗りましたが、クロには覚えがありません。ではどうして2人の間で認識齟齬が発生したのか?それも読んでいくとわかります。
といったように、「ただ吸血鬼が蔓延る世界」ではなく、全てにきちんと意味があるのが魅力です。
作品の世界観を表現するタッチ
本作を語る上で欠かせないのが画風です。
吸血鬼が出てくるということで、おどろおどろしい雰囲気を描きつつ、どこかメルヘンに見える独特のタッチがとてもクセになります。
登場人物によって表現方法が変わったり、とにかく世界観をよく表しています。
その影響もあって、登場人物がより魅力的に描かれているようにも思えます✨
こんな人にオススメ
バトルファンタジーが好きな人は必見です。
- バトルファンタジーが好き
- 【吸血鬼もの】に興味がある
- バディ・コンビものに惹かれる
- イケメンがたくさん登場する作品が読みたい
- バトルファンタジーが苦手
- 人外キャラに興味はない
- 女性キャラが多い作品を好む
- 【明るい青春もの】が読みたい
登場人物が吸血鬼ということもあり、全体的に暗い作風です。(ギャグとかやってますが…。)
また、吸血鬼といっても見た目は人間みたいな姿での活躍が多いので、人外キャラが苦手な人でも読みやすいとは思います。
最後に
いかがでしょうか。
現在も連載中ですので、是非追ってみてはどうでしょうか?
また、「本作を読んでみたいけど、書籍か電子かどっちがいいのかな?」と悩んだ方は、以下のブログを参考にしてみてください。
では、次の記事でお会いしましょう!
さいならー👋