ニート吸血鬼を拾ったら世界を揺るがす兄弟喧嘩に巻き込まれた話【SERVAMP】

バトルアクションものは幾つになっても面白いですよね、ゆーです。

いきなりですが【吸血鬼】と聞くと、何を思い出しますか?人によって違ったコンテンツを連想するこではないでしょうか。それだけ【吸血鬼】という存在は、多くの方に根付いています。

(ちなみに、私は【吸血鬼】と聞くと、真っ先に双子の姉・say(せい)を思い出します。)

今回は、そんな【吸血鬼】が出てくるバトルファンタジー漫画【SERVAMP】を紹介します🧛

本記事には、一部ネタバレを含む可能性がございます。知識0で読みたい方はご注意ください。

執筆者プロフィール
ゆー

青と水色が大好きな20代女性。
王道の少年・少女漫画からBLなどのマイナージャンル、昭和から令和までの幅広い世代の漫画まで、とにかく『面白い!』と思えばなんでも読む。
また、幼少期の懐かしいコンテンツや昭和・平成の特撮・アニメをたしなむ他、声優ヲタクでもある。

【SERVAMP】とは


SERVAMP-サーヴァンプ- 1

【SERVAMP(サーヴァンプ)】とは、田中ストライク先生が描く【吸血鬼】×【バトルファンタジー】漫画になります。月刊コミックジーンで連載しており、現在19巻までコミックスが発行されています。

過去にはアニメ化・映画化もしており、根強い人気を感じさせます。(私事ですが、劇場版は、ちゃんと映画館に足を運び観に行きました😎)

あらすじは以下の通り。

あらすじ

シンプルなことが好きな高校生・真昼は、ある日一匹の黒猫を拾う。クロと名付けたその猫は、実は【サーヴァンプ】という吸血鬼だった。

クロと契約してしまった真昼は、吸血鬼同士の戦いに巻き込まれていくことに…。そんなある日、クロの兄弟を名乗る吸血鬼・椿が現れる。しかしクロには覚えがなくて…⁉︎

お人好しな高校生・真昼とニート吸血鬼・クロが出会ったことで物語が始まります。そして、突然巻き込まれた吸血鬼同士の戦いに戸惑いながらも、相手と【向き合うこと】をやめない真昼とクロの成長ストーリーになっています。

見どころ

【SERVAMP】の見どころは以下の通りです。

  • 【向き合うこと】をテーマとしたストーリーライン
  • 謎や伏線が上手く張られている
  • 作品の世界観を表現するタッチ

【向き合うこと】をテーマとしたストーリーライン

物語を紐解いていくと、そこには【向き合う】というテーマが浮かび上がります。

真昼において、それは相棒のクロだけではなく、友人・仲間そして敵といったさまざまな登場人物と繋がります。

シンプルな事が好きで、困ってる人を放っておけない真昼が、クセのある登場人物と【どう向き合っていくか】が物語の面白いところです。一筋縄ではいかない、分かり合えない、そんな登場人物も出てきます。そんな状況に直面したとき、真昼はどうするのか?その姿に注目です。

謎や伏線が上手く張られている

本作は、ただの吸血鬼バトルファンタジーではありません。謎や伏線が上手く張られています。

例えば【サーヴァンプ】とは何者なのか?冒頭では、「人間に従う吸血鬼」としか明記されていないのですが、実は彼らの存在が物語の大切な部分だったりします。それも読んでいくと少しずつ明らかになります👏

また、敵対する吸血鬼・椿について。彼はクロの兄弟と名乗りましたが、クロには覚えがありません。ではどうして2人の間で認識齟齬が発生したのか?それも読んでいくとわかります。

といったように、「ただ吸血鬼が蔓延る世界」ではなく、全てにきちんと意味があるのが魅力です。

作品の世界観を表現するタッチ

本作を語る上で欠かせないのが画風です。

吸血鬼が出てくるということで、おどろおどろしい雰囲気を描きつつ、どこかメルヘンに見える独特のタッチがとてもクセになります。

登場人物によって表現方法が変わったり、とにかく世界観をよく表しています。

その影響もあって、登場人物がより魅力的に描かれているようにも思えます✨

こんな人にオススメ

バトルファンタジーが好きな人は必見です。

こんな人にオススメ
  • バトルファンタジーが好き
  • 【吸血鬼もの】に興味がある
  • バディ・コンビものに惹かれる
  • イケメンがたくさん登場する作品が読みたい
こんな人にオススメ
  • バトルファンタジーが苦手
  • 人外キャラに興味はない
  • 女性キャラが多い作品を好む
  • 【明るい青春もの】が読みたい

登場人物が吸血鬼ということもあり、全体的に暗い作風です。(ギャグとかやってますが…。)

また、吸血鬼といっても見た目は人間みたいな姿での活躍が多いので、人外キャラが苦手な人でも読みやすいとは思います。

最後に

いかがでしょうか。

現在も連載中ですので、是非追ってみてはどうでしょうか?

また、「本作を読んでみたいけど、書籍か電子かどっちがいいのかな?」と悩んだ方は、以下のブログを参考にしてみてください。

では、次の記事でお会いしましょう!

さいならー👋

漫画ゆー

Posted by ゆー