【ダーク】腐敗した帝国に反逆する殺し屋集団が熱い【アカメが斬る!】
学生時代にLINEマンガで読んでいた漫画が、意外と忘れられないです、ゆーです。
マンガ配信といえば、今は当たり前というか、むしろ配信されるスタイルがメインという漫画が増えましたよね。ただ、私の学生時代には「配信といえば【LINEマンガ】か【comico】」でした。(当時は縦読みが珍しかったです。)
その中で、LINEマンガはオリジナルだけでなく、既存の漫画の連載も行われておりました。そこで出会って面白いと思った漫画の中に【アカメが斬る!】という作品がありました。
配信が途中で終わってしまったため、後日全巻読んだくらいハマった作品だったので、今回ご紹介します👏
本記事には、一部ネタバレを含む可能性がございます。知識0で読みたい方はご注意ください。
【アカメが斬る!】とは
アカメが斬る!1巻
【アカメが斬る!】は、【月刊ガンガンJOKER】で連載されていた、ダークファンタジーのアクションものです。原作は、【真剣で私に恋しなさい!】でも有名なタカヒロ先生、漫画は田代哲也先生が描いています。
本作は、過去にアニメ化もしているだけでなく、前日譚【アカメが斬る!零 】も出版しています。(ただし、こちらは、漫画を担当している先生が異なります。)
あらすじは以下の通り。
貧しい村で育った少年・タツミは、世を平和に豊かにするために、帝都の兵士になるべく上京してくる。上京したものの、一人の女性に騙され無一文に…。
そこで助けてくれたのは貴族の少女だった。彼女に導かれるまま、タツミは彼女の屋敷の護衛をすることになる。
その晩、屋敷に侵入者がやってきた。彼らは【ナイトレイド】と呼ばれる殺し屋集団で、富裕層や地位の高い人物を中心に攻撃を仕掛けてくる存在だった。しかし、彼らが攻撃してくるのには、れっきとした理由があり…。
純粋で真っ直ぐな少年・タツミが、女性剣士・アカメやその他【ナイトレイド】と出会ったことで、物語が動き出します。そして彼らは、1つの目的を達成するために暗躍するのでした。
見どころ
【アカメが斬る!】の見どころは以下の通りです。
- 【悪】を【悪で裁く】爽快感がたまらない
- 魅力的な登場人物と武器
- 正義の形は人それぞれ
【悪】を【悪で裁く】爽快感がたまらない
本作は、腐りきった帝都に反旗を翻すべく立ち上がる【ナイトレイド】がメインの物語です。
ただ【ナイトレイド】は、悪人(=帝国軍)を悪(=殺し)で成敗するストーリーなので、人によってはスッキリするかもしれません。悪人も、本当にどうしようもないヤツが多いので、そこまで悪い気もしないというか…。
紆余曲折あり、タツミは【ナイトレイド】の一員となるのですが、その経緯も可哀想です。だからこそレジスタンスとして活躍する姿は納得する部分があります。
そういった「復讐代行」的なストーリーが好きな人はオススメです。
魅力的な登場人物と武器
物語を語る上で欠かせないのが、登場人物です。本作は、ダブル主人公?のような展開です。タイトルから、主人公はアカメっぽく見えるのですが、ストーリーを動かしてるのはタツミが多く、どちらも外せない存在です。
アカメは、女性剣士ということもあり、性格もサッパリしており、あまり情に流されないタイプです。(元からではなく経緯があって、こんな性格になったようです。)【ナイトレイド】の中だと、トップクラスの実力を持っていることから、彼女の活躍や退治シーンはかなりの見どころになっております👏
また、タツミは良くも悪くも平凡な少年ですが、努力で強くなったり感情的で仲間思いな姿が、少年漫画のヒーローのようです。そしてなぜかモテます😅、まぁこの手の漫画あるあるですね(笑)
そして本作でかなり重要になってくるのが、武器・帝具です。かなりの性能を秘めたもので、人それぞれ使用するものが異なるのが面白い✨相性だったり、姿が使用する人によって変わることや、帝具同士の戦いはどちらかが死ぬと言われていたり…。物語を面白くするアイテムと言っても過言ではありません。
個人的には、タツミが好きです。性格もさることながら、【茶髪跳ね髪】【大きい目】あたりが好きな属性なので余計刺さります✨また、ブラート(兄貴)も漢気溢れるキャラで好きですね。
帝具は、【インクルシオ】【グランシャリオ】が好きです。元々ヒーローが好きなので、鎧系のものに惹かれてしまいます。
正義の形は人それぞれ
物語が進むと、【ナイトレイド】にライバル的な集団が現れます。それが治安維持部隊「特殊警察イェーガーズ」です。こちらは帝国軍の組織で、【ナイトレイド】同様、帝具使いです。
ボスは作中最強の戦士・エスデスです。彼女は、名の通りSっぽい性格で、かなり厳しい狂戦士です。最強だからこそ【ナイトレイド】とどう関わっていくのかも、本作の見どころと言えます。
物語がどうしても【ナイトレイド】中心で進むので、【イェーガーズ】が悪い集団に見えがちですが、実際はそうでもなく…。彼らも彼らなりの正義をもって生きています。だからこそ、見ていて苦しいです。どうして分かり合えないのか、そんなことを思わせてくれるシーンが度々出てきます。
それぞれ掲げる正義があるからこそ、対立していく2つの勢力に注目して読んでみるのも面白いです。
こんな人にオススメ
ダークファンタジーのバトルものが好きな人は必見です。
- ダークファンタジーが好き
- バトルものが読みたい
- 【復讐代行】的なストーリーに興味がある
- グロテスクな描写があっても大丈夫
- 鬱展開にも耐えられる
- バトルものは好まない
- 暗い・鬱ストーリーは苦手だ
- 勧善懲悪な作品を好みがち
- グロテスクな描写に抵抗がある
悪を悪で裁くストーリーなので、全体的に暗い内容です。途中、私は鬱展開に読み進めるか迷うことがあったので、明るいストーリーを好む人や鬱展開は読みたくない人は注意が必要です。
また、バトルものの中でもかなりグロテスクな描写が目立つ作品です。特に序盤からグロいシーンが出てきますので、苦手な方は気を付けてください。読み進めていくと慣れてくるのですが、やはり痛々しいシーンや惨いシーンも多く、そこだけ私はいただけないなーとなりました。
(ちなみに、私は【鬼滅の刃】でも、ちょっとグロいな…と思うくらいに免疫が低いタイプです。ですがこれだとあまり参考にならない気がしますね。それくらいの覚悟で読んでください…。)
ですが、そういった描写に抵抗がない方は、ストーリーが本当に面白いので読んでいただきたいです。
最後に
いかがでしょうか。
ダークファンタジーやグロテスク描写に抵抗がない方は、是非お手に取ってみてください。
また、「本作を読んでみたいけど、書籍か電子かどっちがいいのかな?」と悩んだ方は、以下のブログを参考にしてみてください。
では、次の記事でお会いしましょう!
さいならー👋