【ブレバン12話感想】【最終話】勇気爆発で融合合体だ!大人の魂がこもったアニメだった【勇気爆発バーンブレイバーン】
あっという間に4月で信じられないsay(せい)です。
ついに、テレビアニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」の最終話を見終わりまして、感想ブログも完結になります。一応タイミングがあれば総評やおすすめ理由なども書けたらいいなと思っています。第1話の感想はこちら ↓
前回は敵「デスドライヴス」の「イーラ」の不意打ちをくらい、「ブレイバーン」が戦闘不能になりました。一体どうなっちゃうのでしょうか。前回の感想はこちら ↓
本記事には、一部ネタバレを含みますので、苦手な方はお気をつけください。
ブレバン12話ついて
「勇気爆発バーンブレイバーン(以下、ブレバン)」の第12話(最終話)の要約するとこんな感じ↓
「ブレイバーン」の戦闘不能により、戦う意志を失った「イサミ」。そんな状況下でも、なんとか「イーラ」に立ち向かおうとする「ルル」「スペルビア」でしたが、圧倒的な強さになすすべなく・・・挙げ句の果てに降参をしようとする「イサミ」でしたが、そこで「ブレイバーン」「スミス」の声が聞こえたのです。
その言葉に気づかされた彼は、再び立ち向かうとするのでした。
個人的な感想
最終話ということで、怒涛の展開でしたが、ある意味ハッピーエンドだったのではないでしょうか。ここでは、実際に視聴した私の個人的な感想を述べます。
- 「イサミ」も「ブレイバーン」に!
- ありがとう「スペルビア」
- ラスボスが怖い
- 「スミス」が帰ってきた!?
「イサミ」も「ブレイバーン」に!
逃げるように「ブレイバーン」の中に戻った「イサミ」。突然「スミス」「ブレイバーン」の残像と再会を果たします。そこで「スミス」が「ブレイバーン」だったことを知るのです。そして彼らはこういうのでした。
「キミなら、その先に行ける」
その言葉を胸に、勇気爆発した「イサミ」。自分がヒーローになる!世界を救ってやる!と決意した瞬間、彼は「ブレイバーン」と融合するのです。そして新たなる姿「バーンブレイブビッグバーン」になるのでした。姿を変えるといっても、コックピット内に「イサミ」はいる状態ですが、彼自身が「ブレイバーン」になったという解釈であっています。
なぜか前髪がある「イサミ」。これはこれで好きだけど、これって伸びたのか、いつもセットしてたのかどっちだ?(公式Xで「伸びた」って書いてあった)
とにかく「バーンブレイブビッグバーン」が金ピカでかっこいい!やはり最強フォームは黄金に限りますね!
そして最終決戦時に起きたマスク割れ!!(といってもレンズが割れるだけですけど)これも定番ですね。熱くなる!!
さらに、人々の想いが「イサミ」に届く演出!これがマジで好きでした(テレビアニメ「伝説の勇者ダ・ガーン」でも、似たような演出がありましたね!ダ・ガーンのおすすめ理由はこちら)。こういう、戦っているのは一人だけではない、みんなの思いをのせているという感じが、すごく熱くなりました。
加えてATFからの援軍もありました。あの一斉攻撃に熱くなったのは、私だけではないはず!!
ありがとう「スペルビア」
本作は「スペルビア」の活躍なしでは、語れないでしょう。それくらいの役割を果たしてくれました。彼は「イーラ」戦で、「ルル」をコックピットから逃し、一人立ち向かった結果、戦死してしまいます。
彼がこんな選択をするようになったのも、「ルル」「ブレイバーン」との出会いがきっかけだと思うと、「人(ロボット)って、こんなに変われるんだな」と感傷的になります。特に上記に転載させて頂いたムービーからも分かる通り、これまでは死を求めていた彼ですが、なんだか彼らと別れることを名残惜しそうに感じる気がします(これまでの「デスドライヴス」とは違う、本当に別れのムービーという感じで、悲しい)。
ラスボスが怖い
最後の「デスドライヴス」である「イーラ」を倒したことで(「ポーパルチープム」は噴火にやられてます)、全ての「デスドライヴス」が死を迎えました。それをトリガーに、ラスボス「ヴェルム・ヴィータ」が姿を現します。
このラスボスがとにかく怖い(と私は感じました)。まずルックスが、人形のような不気味な笑みを浮かべています。そして考え方がサイコパス!「デスドライヴス」を通して、あらゆる死を体感した結果、以下のような考えに辿り着くのです。
「自分は死にたくないけれど、もっといろんな死に方を体感したい」
よって地球にいる人類を抹殺することで、彼らの死を体験しようと試みるのです。普通に怖くない?やばいやつだよ。
そんなちょっと不気味なラスボスを前に、怯まない「イサミ」。話している最中でも容赦なく攻撃するのは、本作のお決まりですね。
さらに彼女は途中でマスクが割れて、本性の顔が露出します。人によって、こっちの方が怖いかも!
まるで、「忍風戦隊ハリケンジャー」の敵「六の槍サタラクラ」の仮面が取れたときみたいな恐ろしさがありました・・・
戦いの末、「イサミ」たちが勝利することになります。ここの演出が、上記で説明した「マスク割れ」「思いを乗せる」ところになります。いや、熱い!
そして「ルル」も「スペルビア」と融合合体し、「イサミ」「ブレイバーン」の剣になるという展開も、盛り上がりました!
「スミス」が帰ってきた!?
戦いが終わり、融合合体が解除された「イサミ」「ルル」。それと同時に消滅する「ブレイバーン」「スペルビア」。出会いがあれば別れがあるのは当然ですが、とにかく悲しかったです。
しかし神様からのご褒美でしょうか、「ブレイバーン」は「スミス」の姿をして戻ってきたのでした(なぜか裸、というかここにいる3人はなぜか裸)。「ルル」は笑顔で駆け寄り、「イサミ」は動揺が隠せない様子でした。
久々に「スミス」が見れて嬉しかったです。ある意味お決まりというか、こうなるだろうなと一部予想はしていましたが、それでも起きると嬉しいものですね。残念ならが「スペルビア」は消滅してしまいましたが、きっと「ルル」の中で生きていると信じています。
全話をリアルタイムで追いかけて
総評は別の記事に書こうと思っていますが、ここでは少しだけリアルタイムで視聴し続けたことによる感想を書かせてください。
大人の信念が作り上げたアニメだった
多くの人が「勢いで駆け抜けたアニメ」と評価していました。12話しかない中、勢いが落ちないまま、最後まで駆け抜けたなという印象はあります。しかし、それ以上に、当時ロボットが好きだった大人たちが、あの時の思いや熱さをどうにかして、令和に残したいと思う、一種の信念を感じました。
これぞ「ロボット魂」というべきではないでしょうか。
攻めた演出が多かった
「イサミ」「ブレイバーン(スミス)」の関係性といい、若干BL感を匂わせる演出が多かった印象でした。女性陣のお色気よりも、なぜかこちらの方が目に行くようで、視聴者の中には「ブレイバーンはイサミがヒロイン」とまで言い出す方もいらっしゃったとか!?
前に発売した抱き枕カバーも、本来需要のある女性陣が起用されたのにも関わらず「イサミがいないなんてあり得ない」とまで言い出すファンもいたようですから、ある意味洗脳されてた気がする笑
そんなところが本作の推したくなる部分でもあります(私的に)。普通男性ファンなら女性キャラを推すのが当然というか、ブレバンでももちろんそういう人もいると思いますが、中には「イサミを見せろ」「スミスゥー」「ブレイバーーーーン」と男性キャラにもファンがつくのが珍しいというか・・・良い意味で嬉しいなと思いました。
というか、本作はなぜか裸が多かった。今は見慣れたEDの「イサミ」「スミス」の上裸から始まり、何かと裸になる彼ら(時々「ルル」)。ある意味狂ってるかもしれない笑
王道展開とコメディがミックス
展開は王道の熱さ(上記でも述べた、大人の魂が込められた熱血的な展開)なのにも関わらず、一部冷静なギャグがあるのが本作の特徴でした。
例えば、誰かが話しているのに、容赦無く妨害して攻撃したり、合体を妨害したりするシーン。本来ならしませんが、本作はよく見られました。こういうシーンって、コメディというか、ある意味リアリスト的な展開だと思うのです。
「合体している時間があったら妨害できるよね」という、お決まりの展開におけるアンチテーゼと言いますか・・・そんなシーンがあるにも関わらず、王道的展開を貫く姿勢もあるため、ストーリーのジェットコースターが発生して、なんとも豪快な作品になったのかなと考えました。
リアルタイムゆえの展開がわからないワクワク感
どの作品にも言えますが、続きがどうなっちゃうのかわからない状況って、ワクワクソワソワしますよね。ましてや、本作はオリジナルアニメですので、漫画や小説での今後の展開の予習ができません。ゆえに、さまざまな考察や展開の先読みがされました。
あんまり視聴者内で議論しすぎちゃうと、実際起きた展開に「想定範囲内だったわ」といってお楽しみがなくなっちゃうところが難点ですが、結果的には最初に考えていた展開とは違ったなと思ったのが、私の意見でした。
最後に
今回は、テレビアニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」の最終話である12話の感想をまとめました。とにかくハッピーエンドでよかったです。「ルル」を主人公にした、外伝も出るようですし、まだまだメディア展開は続きそうですね。
← 前回の感想はこちら
これにて「ブレバン」の感想は以上になります。短い間でしたが、こうやってリアルタイムに1話ずつ感想を書くのは初めてだったので、まだまだ考察が足りていないところも多々ありましたが、素直に楽しかったです。
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます。