上手なノートの取り方は「思い出しやすいノートにする」ことだった!「3色ボールペン」を使った具体的な方法を紹介
2023年4月13日
新学期になると、文具を一式新しくしがちなsay(せい)です。
みなさん、普段授業を受けているときに、ノートってとっていますか?
多分中高生だと、ノートの提出自体も成績に入ってくることも多いですよね。
そんなノートですが、ただ黒板に書かれたことを、そのまま写していませんか?
それ、もったいないです!
今回は「上手なノートの取り方」について、私が実践していることを共有したいと思います。
これを使うだけで、「ただのノート」から「思い出しやすいノート(詳しいことはこの後説明)」に大変身間違いなし!
◆これまではただ黒板に書いてあることを写していた
◆ノートは「綺麗に」「見やすい」「まとまっている」ことが目的だった
◆ある方法を試したところ「思い出しやすいノート」に大変身
◆この方法で資格も取得する(資格取得についてはこちらから)
ノートを取る意味って?
そもそも「なぜノートを取らなければいけないのか?」について考えたことはありますか。
いくつか理由があると思いますが、私はこう考えています。
ノートを取るのは「その時のことを思い出すため」
学校の授業でも、習ったことを思い返すために、教科書ではなくノートを見返しますよね。
教師が授業で教えてくれたことが書いてあるからです。
ではそれは何のため?
授業内容を思い出すためですよね。
つまりノートには、その時にあったことを思い出させる能力がなければいけないのです。
見返しても「あれ?これ、何だっけ?」となってしまうノートでは、意味がないのです!
じゃあ、どうすれば「思い出しやすいノート」になるのでしょうか。
大事なのは「書かれていない情報」を書き込むこと
どんなに丁寧に、カラフルに、見やすくまとめられたノートでも、この「思い出しやすいノート」になることはほとんどありません。
理由は「書かれていない情報」にこそ「思い出すヒント」が隠されているからです。
口頭で話していたこと
よくなんてことない会話が、何かを思い出すヒントになったりしませんか?
それと同じで、テストに出そうなキーワードだけを書き留めるのではなく、その流れで話していた何かが思い出すヒントになります。
そのため、口頭で話していたことをメモすることは、「思い出しやすいノート」にすることに不可欠です。
自分の感情を書き留めておく
上記の「口頭で話したことのメモ」はよく聞く話だと思います。
ただもうひとつ、ノートに書き留めておくことがあります。
それが「自分の感情を書き留めておくこと」です。
実はノートをメモしていたときに感じていたこと(疑問やどうでも良いこと)は、記憶を蘇らせるのにとても重要です。
例えば「先生は〇〇(授業のキーワードに関すること)っていってたけど、なんか違う気がする。」とかね。
ではどんな感じで書き留めておくの?
「書かれていないことを書き留めること」の大切さは、理解していただけたと思います。
では実際にどう書き留めておくのか、方法を共有したいと思います。
必要なものは「ノート」と「3色ボールペン(色は何でも可)」の2つ!!
3色ボールペン
この方法は、実はある本を読んで、私なりにアレンジしたものです。
斎藤 孝さんの「三色ボールペンで読む日本語」という本です。
ここでは、色ごとに役割を持たせて、本に線を引きながら読む方法が書かれています。
これを、私なりに「ノートを取る方法」に置き換えたものになります。
色の意味
色ごとに役割を持たせます。キーワードに線を引いたり、文字色として使用するかは自由ですので、お好みで!
色は何色でも構いませんが、今回は3色ボールペンのオーソドックスである「赤」「青」「緑」でお話しします。
赤
最重要な内容に使います(重要かどうかは、自己判断になりますが)。
そのため使用率は一番少なめ。
青
重要な内容に使います。
赤にするほどの内容ではないけれど、テストに出そうとか、この内容は今後重要になるかも!というところで使います。
大体どの色使うか迷ったら、これを使うと良いです。
緑
これが上記でお話しした「書かれていない情報」を書くときに使用する色になります。
板書を写したときの隙間など、空いているスペースを使って書き込みましょう。
本当に自由に書き込んで良いです(眠くなってきたら、「眠くなってきたな」とか書いてみるとか笑)。
結構楽しいし、唯一無二のノートになります。
実はこういう時も使えます
ノートを取るときに焦点を当てましたが、決して板書を書き写したり、人の話をメモしたりするときだけに使える方法ではありません。
例えば自主学習で、問題集を解いていたときに間違えたとします(悲しい・・・)。
そこに正しい答えを書いたり、解き方を書いたりするときに、一緒に緑色を使ってみてください。
間違えたときの感情や、こうしたら間違えなくなるかも!みたいなことを書いておくと、次見返したときに「ここはこういう理由で間違えたのか」ということ思い出せるので、ミスが減ります。
私はこういう方法で、色彩検定2,3級の問題集を解いて、見事合格しました。
最後に
今回は「思い出しやすいノート」に作り方を共有しました。
これをやれば必ず成績アップなどの保証はありませんが、少なくともノートの質は格段にアップします。
それに伴う理解度の向上はすると思います。
必要なものは「3色ボールペン」だけ(3色あれば1本になっている必要はありません)!とてもお得にノート作りができます。
ぜひ試してみてください。
最後まで閲覧してくださりありがとうございます。
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