【おすすめ映画感想】「映画すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」の感想・友情と頑張る姿に涙が止まらない!【一部ネタバレあり】

映画館では何回トイレに行っても不安になってしまう、say(せい)(@say_kiwano)です。
ついこの間、人気キャラクターコンテンツ「すみっコぐらし」の劇場版第4弾「映画すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」を観に行きました。個人的にはすごく感動したし、ぜひたくさんの人に見てもらいたい映画だなぁと思いました。
しかし、中には観に行こうか迷っている方も多いはず・・・
「子どもと一緒に観にいきたい」「大人でも楽しめる?」など「すみっコぐらしの映画って気になるけど、どんな感じだろう?」と悩む人もいるのではないでしょうか。
いち「すみっコぐらし」ファンである私は思います。「子どもも大人も楽しめる優しい映画」であると!
今回は新作映画「映画すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」の感想とおすすめ理由をまとめました。
ぜひ、参考にしてみてください。
あくまで個人的な感想です。また一部ネタバレを含みますので、気になる方はご注意くださいませ。
「映画すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」とは?

「映画すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」は、2025年10月31日から公開が始まった人気キャラクターコンテンツ「すみっコぐらし」の新作映画です。過去に3回映画化したことがあり、今回は第4弾になります(ちなみにシリーズものではないので、話はつながっていません)。
今回の舞台は、雲の上にある不思議な国「空の王国」。そこで暮らす「おうじ」「おつきのコ」が自分たちの国を危機から救うために、「すみっコたち」と一緒に様々な困難に立ち向かう冒険ファンタジーです。
あまりお伝えする機会がなかったのですが、実は私、「すみっコぐらし」が大好きなのです!!

学生時代「ぺんぎん?」に一目惚れし、奮発してお小遣いでぬいぐるみを購入したのが始まりでした!
ということもあり、今回の映画も行く気満々でムビチケまで購入して待機していた人間です。妹の「ゆー」と一緒に観にいきましたが、「やっぱり行ってよかったね!」と二人で泣きながら語りました(鼻水が止まらない・・・)。
個人的な感想

もともと涙腺が弱いのですが、「すみっコぐらし」の映画ってなんで毎回こんなに泣けるんでしょうね。ハンカチはとにかく必須です。
オリジナルキャラクター「おうじ」の頑張る姿に胸を打たれる
今回登場するオリジナルキャラクターのひとり「おうじ」の活躍に心を動かされました。
幼い頃、国の王様としての執務に追われる父親「おうさま」を横目に、ひとり寂しく遊んでいた「おうじ」。唯一の友達は「おつきのコ」でした。
ある日「おうさま」が斃れてしまい、国は大混乱!
そこで「おうじ」は「自分がなんとかしなきゃ!」と思い、誰にも頼らずに一人で頑張ろうとするのでした。しかし、なかなか思うように行きません。それもあり、周囲からは不安の声が聞こえてくるようになりました。
「お父さんに構ってもらえない寂しさ」や「一人でもなんとかしなきゃと空回りする姿」など、「おうじ」の抱える悩みに感情移入してしまい、思わず泣いてしまいました・・・

まるで我が子を見るような思いでした・・・

いないけどね・・・
「すみっコたち」と出会って、そこから国を救うための冒険が始まります。そこでも「おうじ」は空回りしてしまうのです。
しかし、次第に協力することの大切さを理解した「おうじ」は、最終的に「おつきのコ」と共に国を危機から救うことができるのでした。
初めは一人でなんでもこなそうとしていた(けれど、できなかった)「おうじ」が、冒険を通して協力することの大切さを実感し、最終的にみんなで力を合わせて解決したという王道展開がグッときます!

キャッチコピーである「ふたりなら、みんなと一緒なら。」という言葉の意味がとても伝わってきます。
「おうじ」と「おつきのコ」の友情シーンに盛り上がる
「おうじ」と「おつきのコ」の友情に涙が止まりませんでした。
以下はネタバレになるので、「まだ観てないよー」という方はご注意くださいませ。
幼い頃、ひとりぼっちだった「おうじ」の前に突如遭われた「おつきのコ」。「おつきのコ」の正体は宝石でした。
「おつきのコ」は、国を支える源となる水を生み出すことができる場所「みずのしんでん」を支える宝石の一つが生命体になった姿でした。
宝石は長い間過ごしていくうちに、だんだんと忘れられるようになり、誰にも相手にされなくなっていたのです。そんな中、唯一宝石に興味を持ったのが幼い頃の「おうじ」でした。
宝石は「おうじ」が寂しく一人で遊んでいる姿を見て、「そばにいたい!」と思うようになり、結果「おつきのコ」として実体化してしまったのでした。
二人の共に過ごした時期を考えると、どうしてもクライマックスは涙なしには見られませんでした!

展開が読めても、泣けるものは泣けるのだ!
ちなみに初め、私は「おつきのコ」が本作の黒幕だと思ってたのですが、思い過ごしでした・・・(さすがに「すみっコぐらし」でそんな悪どい展開はしないよねー)
「とんかつ」と「えびふらいのしっぽ」が合体!?
今回の映画の第1弾の入場特典、皆さんはもう確認しましたか?
私は映画を見る前「これ何?」と何度見かしたのですが、本編を見れば納得です。でもちょっとだけシュール・・・
「すみっコぐらし」の映画って、毎回主役が決まってるのですが、今回は「とんかつ」のようです。
主題歌「君の傘」とサントラが良い!
音楽好きとしては、主題歌やサントラは欠かせません!
主題歌「君の傘」は、人気アーティスト「木村カエラ」さんが担当しています。
ケルト系のサウンドと、明るく元気になる歌詞やメロディが、「すみっコぐらし」の世界観とマッチング!ぜひ映画を観た後は聴いてみてください!
また今回のサントラは、ファンタジー・冒険が詰まった素敵なオーケストラになっております。本編を見ながら「このBGMがあるから、物語に入り込めるなー」と感じておりました。
こちらのサントラもすでにCD化、音楽配信サービス等で聞くことができますので、ぜひチェックしてみてください。
やっぱり「すみっコぐらし」の世界が好き
改めて観てみると、「やっぱりすみっコぐらしの世界って素敵だなー」と思いました。
それぞれ不憫な過去があるからこそ、お互いに優しくなれる「すみっコたち」。楽しい時は一緒に笑ったり、悲しい時はそばにいれくれたり、誰かの頑張りを素直に応援できる姿など・・・

私もこういう世界で生きていきたいなって思いました!
世界中をこういう幸せな世界にするのは難しいかもしれないけれど、少しでも自分と周りにいる人が幸せになれるように、私も頑張らないとな!と思わせてくれました。
こんな人におすすめ

実際に視聴した私が思う「こんな人におすすめ」を考えてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 「すみっコぐらし」が好き
- 仲間と困難を乗り越えていく王道展開が好き
- ファンタジーやファンシーな世界観が好き
- 涙もろい
- 子どもと一緒に映画を観にいきたい
- 涙活したい大人
- 長時間映画を見ることができない
- ゆるキャラに抵抗がある
- キャラクターボイスが聞きたい
- 王道展開に飽きた
- 複雑な設定や展開を好む
- 暗いシナリオを好む
基本的に子ども向け(特に女の子)のため、展開は結構シンプルでわかりやすいです。上映時間も1時間くらいのため、お手洗いの心配も少しは解決しそうです。

私たち双子だってお手洗いが気になるのだから、子どもは尚更トイレを我慢するのって大変だもんね!程よい長さでありがたい!
加えて、「心を癒したい」「優しい世界に身を置きたい」と感じる疲労が溜まった大人にも、意外と刺さると思います。ですので涙活したい人にもおすすめです。
ただ大人の中には、王道すぎる展開やシンプルなシナリオに、やや物足りなさを感じる方もいると思います。ですが、そこは童心に戻った気持ちで観てみると、素直に感動できるのではないかなとも感じました。
最後に
今回は「映画すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」の感想とおすすめ理由をまとめました。
短い時間にこれだけの展開とワクワク、そして感動を詰め込んだ本作。素直に面白かったし、同時に普段創作活動をしている私としても、良いインスピレーションの場になりました。
まだまだ公開したばかりですので、観にいくなら今がチャンス!!ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます❤️









