【共感】サ終してしまった「ライドカメンズ」について思い出を語る【感想】【ライドカメンズ】【仮面ライダー】

撮り溜めた録画が全く見終わらない、say(せい)(@say_kiwano)です。
人気特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズを題材にリリースされた、完全オリジナルアプリゲーム「ライドカメンズ」。2024年5月30日に開始した本作ですが、2025年10月31日にサービス終了をしてしまいました。

すごいショック・・・
個人的にすごく自分の肌に合うゲームだったので、サ終してしまったことがとても残念でした。
サ終して2週間以上だった今でも、あまり実感がありません。ただ、いつもみたいにログインしても、ログインボーナスはもらえないし、できないことも多いのが事実・・・

アイコンにも「オフライン」って文字が書いてあるから、やっぱりサ終しちゃったんだね・・・
という感じで、寂しい気持ちが止まらないのですが、せっかくなら「ライドカメンズ」との思い出を振り返ってみようかなと思いました。
1年半くらいと短い期間かもしれませんが(「仮面ライダー」シリーズは大体1年クールだから、ある意味妥当?)、それでも自分たちの人生に影響を与えたゲームと言っても過言ではありません!それくらい本当に面白かった!
今からお伝えするのはあくまで「私たち」と「ライドカメンズ」。きっと皆さんには皆さんの物語があり、それは人によってそれぞれだと思います。それでも「めっちゃわかる!!」という共感をいただけたら嬉しいです。
完全に自己満足用の記事にはなりますが、楽しんでいただけたら幸いです♡
あくまで個人的な感想です。また一部ネタバレを含みますので、気になる方はご注意くださいませ。
「ライドカメンズ」が心の支えになった話

今となっては「ライドカメンズ(以下、カメンズ)」は、私たちの生活の一部になりましたが、よく考えてみれば1年半以上前はプレイしていなかったんだよなーと感じました。「カメンズ」を知らない自分がいて、いつの間にか「カメンズ」があることが当たり前の人生になっていました。
「カメンズ」を始めたきっかけ
もともと「仮面ライダー」シリーズをはじめとした特撮好きの私たち。ファン歴だけみると20年以上という、人生のほとんどを特撮と生きていきました。そんな私たちだったからこそ、「カメンズ」がリリースされると発表があったときはざわつきました。
一体誰に向けたコンテンツなのだろう?
パッとみた感じ、近年流行りの「女性向け育成アプリゲームっぽい」といった印象を受けました(なお本作は女性向けゲームと謳っているわけではありません。女性向けゲーム雑誌「ビーズログ」の特集はあったけど・・・)。
私自身は女性向けゲームをプレイするので比較的好きな方なのですが、それはそれ。「仮面ライダーとしての面白さ」に「女性らしさ」は、正直求めていませんでした。

今でこそ「偏見を持たずに、いろんな人にプレイしてほしい!」って言えるけど、情報解禁時は私も「これはちょっと・・・」と思っていたのは事実です。
「仮面ライダー」シリーズのファンの多くは男性ですし、私の独自調査に基づくと、「仮面ライダー好きの女性」と「女性向け育成アプリゲーム好きの女性」ってちょっと界隈が違うんですよね。そうなると、じゃあ一体誰がプレイするのか?という話になるわけです(ペルソナ的な話)。
しかし「プレイしてみたい!」と思えたのは、彼らにモチーフのライダーがいると判明してからでした。
ここにも記載している通り、「このゲーム、よく考えたら私の好きなものの詰め合わせなのでは?」と気付いたのです。
本来だったら重なるはずのない二つの趣味。それがどういうわけか繋がってしまったのです!!

これはもうやるしかない!って思いました。あの時そう決断できてよかったです
かつて「仮面ライダー」シリーズに携わってきた製作陣の本気の新規開拓に触れてみたい!
それに今思えば、プレイしたいと考えたのは「好きなものの良いところどり」だけではなかった気がします。
製作陣の「新たな顧客に向けたサービスを提供したい」という気持ちが伝わったからだと思います。
これは後々、私が読んだとあるビジネス本で書かれていた「思いもしないファンがついた時、どうするのか」という話に似ている気がします。
本来であれば「たまたまついたファンだから・・・」という理由で見落としがちですが、そこにあえてアプローチをするということで「新たな事業を開拓できる」という話。
成功するかは別として、そういう発想に至る部分が「やはり彼らも本気なんだ」と感じさせたのでした。
海外生活を送る上での心の支えだった
多くの方が「カメンズ」のリリースをまだかまだかと楽しみにしている中(街中の広告を見に行ったり、写真撮ったり・・・)、私たちはオーストラリアへワーキングホリデーに行ってしまいます。
後に「カメンズ」に爆ハマりする私たち姉妹は、日本で暮らすファンがリアルイベントなどを楽しむ姿を、ただ指を咥えてみることになるのでした・・・(ワーホリ自体は良い経験だったけどね!)
画面を開けば、いつもの彼らがいる安心感
実は海外でもプレイできた「カメンズ」。Apple Storeのアカウントが日本になっていればダウンロードができるので、オーストラリアでも問題なくプレイすることができました。
おかげさまで、向こうでの大変な生活を何度も支えてもらえました。
「カメンズ」をプレイすることで、いつもの自分に戻れる!自分らしくいることができる!
海外生活で疲弊していた私たちを元気づけてくれる存在でもありました。

「カメンズ」について話している時が、すごく楽しかったなー
考え方や価値観を参考にすることも・・・?
ただ「シナリオが面白い」「キャラクターが魅力的」というだけではないのが「カメンズ」です。
私はこのゲームを通じて、「こういう考え方、素敵だな」というようなことに気づけたし、「この生き方、いいなー」という新しい価値観や考え方と出会うこともできました。
例えば、イベント「SearchForTheSTARS?」では、「魅上 才悟」が出会った「なぜなぜ博士」が言った「なぜ?と問い続けることの大切さ」を学びました(「なぜなぜ博士」が大好きです!)。
また「サラリーマン狂騒曲」では、「海羽 静流」が「自分に合った働き方について」を言及することで、「働くこと」について改めて見つめ直す機会になりました(と言いつつ、本当は「ルーイ」みたいな生活を送りたい😅でもデイトレはちょっと…)。
このように、色々な価値観や考え方をするキャラが登場することで、自然とたくさんの学びにつながりました。
「たかがゲーム」ということに留めないで、「どうしたら自分の人生をより良くできるのか」のヒントとして受け取ることもできたのです。

ちょっと大袈裟に聞こえるけど、本当にそう思ったんだよ!

いいんじゃない?
個人的に好きだった「ライドカメンズ」の話

「カメンズ」をプレイする上で、個人的に好きだったことを振り返ってみます。完全に私たち目線の感覚ですので、そこはご了承くださいませ。
展開が「仮面ライダー」シリーズっぽいところ
うまく言語化できないのですが、キャラクターやシナリオにどこか「仮面ライダーらしさ」を感じる瞬間が好きでした。
「カオスイズム」絡みの展開がお約束
彼らは悪の軍団「カオスイズム」と対峙することがメインのため、何かと「これは・・・カオスイズムの仕業かもしれない!」という某ライダーみたいな考えになりがちです(そして実際そうだったりするのも面白い)。それが、とても好きでした。
こういう「特撮ドラマらしさ」がきちんと反映されている部分に、「仮面ライダー」シリーズを感じることができるのがよかったです。

「これは女性向けアプリゲームだとあまり見かけないなー」なんて展開も多いです!どちらかというと「少年漫画っぽい」気がしました!
余談ですが、普段ライダーを見ているからなのか、なんとなく虹顔市の人々のツッコミが予想できるのはなぜ?

ストーリー読みながら突っ込んだら、その後登場人物が同じツッコミをしていたことが多くてツボった!
変身して戦うのってやっぱり熱い!
また、他の女性向けアプリゲームと大きく異なるのが「変身して戦う」ところです。
女性向けゲームにもアクションシーンや戦うシーンはあったりするのですが、「カメンズ」のようにパワードスーツに身を包み、変身して戦う場面はほとんどありません。
やはり、ライダー好きとして変身シーンやバトルシーンは熱いのです!!

一見普通の女性向けゲームっぽく見えるからこそ、変身して戦うシーンをみると「やっぱりライダーなんだ!」と実感しワクワクしました
私としてはここは高評価をつける部分ですが、普段女性向けゲームをプレイする方にはあまり刺さらなかったのかなー?と思いました。
各カードにも「カメンズ」らしさが滲み出ている
「カメンズ」では、一枚カードを入手すると、2種類の絵柄を見ることができます。

他コンテンツだと覚醒しないと見ることができないケースもあるから、ありがたい!!
このような仕様になっているためか、絵柄に遊び心があります。
例えば、通常ガシャの⭐︎4。こちらは「変身前」と「変身後」の絵柄を楽しむことができます。
同様に⭐︎3も絵柄が大きく変わるため、楽しみは2倍!!

個人的に「蒲生 慈玄」の⭐︎3は面白かった!どうしたら犯人捕まえるシーンを絵柄にしようと思うのか…さすが「カメンズ」!!
他のアプリゲームであれば「画面映えするおしゃれなカード」が多い中、「画面映えはもちろんのこと、カメンズらしさを残したカード」を実装してくれるところが好きでした😊
「カメンズ」だからできる展開も好きだった
「ライダーらしさ」を追求するのも楽しいのですが、普段ライダーだとなかなかできないような展開があることも面白かったです。
女性ファンも楽しめるようなイベントやテーマが多い
そもそも「ウィズダム」のような女性客をターゲットにした高級ラウンジ(ホストではない)自体が「ニチアサではできない設定」な気もしますが・・・
やはり普段ライダーを見ない方や女性ファンが楽しめるようなイベントが多いのが印象的でした。

ポップアップストアを開催したり、舞台化したりして、今のオタク女子向けの展開をしている印象がありました。
加えて、ゲーム内の期間限定イベントで取り扱うテーマも「ハロウィン」「クリスマス」といった季節感のあるものや、「不思議の国のアリス」「アラビアン」などの人気テーマと多種多様✨
通常ストーリーがライダー寄りな分、イベントは女性向けアプリゲームをしている方にも馴染み深いテーマになっているのが印象的でした。

一番最初のイベントのテーマが「任侠」だったので、どこか東映感を感じたけどね…
ゲームシステムも慣れれば難しくない
唯一の問題点は「ゲームシステムが分かりにくいこと」でした。
「調査」と「バトル」の二つに分かれており、「調査」で生成した「カオストーン」を使って「バトル」に挑戦する流れとなっています。
はじめはよく仕組みがわからず、苦戦したものです。
このゲームシステムには賛否ありましたが、私個人としては「女性には取り組みやすいゲームシステム」だったと思っています。
過去にライダーの某アプリゲームをプレイしたことがあるのですが、こちらが中々難しく「キャラを集められない」「強化も全然材料足りない」「戦略戦術が立てにくい」みたいな印象を受けました。
それと比較すると「必要なアイテムの獲得がしやすい」「強化画面がわかりやすい」「誰を戦わせても大きく失敗することがない」ため、女性でもプレイしやすかったのではないかなと考えました。

あまりコマンドととか多いと、混乱しちゃうもんね!
もっと知りたかった「ライドカメンズ」の話

サ終してしまった今、中々叶うことはないかもしれないのですが、個人的な心残りを挙げてみました。
謎が残りすぎている
本編やイベントストーリーを踏まえても、回収できていない謎や「今後どうなっちゃうの?」という部分がありました。
登場人物に関する謎
例えば「フラリオ」について。
彼の友人である「久城 駆」は、彼について「いつか死ぬかもしれない」と言及していましたが、具体的な内容については公開されていませんでした。

「フラリオ」に関しては年齢も分からないしね…
それ以外にも、各キャラの生い立ちもなんとなーく分かるくらいで終わってしまったところも心残りです。

「ピアス」が「伊織 陽真」の父らしいけど、つまり「ピアス」は人間ってこと?と混乱しています…
決着がつかなかったこと
ストーリーにおける1番の心残りは「カオスイズムとの決着がつかなかったこと」だと思います。
これまでのストーリーから、一体どう決着がつくのかワクワクしていたのですが、結局「俺たちの戦いはまだまだ続くぜ!」的な終わりとなってしまいました。
無理矢理終わらせるよりは全然良いのですが、どこか締まらない感じもしました。

とはいっても「永遠の契約」を次の世代にも継承させたいという気持ちが表現できているとも受け取れます!
もっとリアルイベントに参加したかった
完全に個人的な部分ですが、「リアルイベント」に参加したかったという気持ちが強かったです。
例えば「AGF2024」のステージ。配信でも見ることは可能ですが、我々は海外にいたのでそもそも見ることができず…
また1周年記念のイベントも参加できていません。「来年こそは参加したいねー」と話していた矢先のサ終でした。
英雄祭にも舞台として参戦していたので、それも自分の目で見てみたかったなー
と、なかなかリアルイベントに参加できなかった部分も多く、心残りとなってしまいました。

またいつかリアルイベントが開催される時は、全力で参加するぞー!!
最後に
今回は「ライドカメンズのサ終に伴って、思い出を語る」記事でしたが、いかがだっでしょうか?
ブログの都合上、伝えたい内容をかなり凝縮したため、少し抽象的になってしまったのは反省です。
しかし、少しでも私たちと同じように「これからもライドカメンズを応援したい」という方の心に届けられたら嬉しいです。一緒に応援しましょう📣
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます♡








