【ネタバレあり】「泡沫のユークロニア」の全体的な感想と続編に期待すること【乙女ゲーム】

こんにちは、say(せい)です。
前回、乙女ゲーム「泡沫のユークロニア」の評価や攻略について、実際にプレイした私自身の経験も兼ねてまとめました↓
まだプレイしていない方、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

私の記事をきっかけにプレイしてくださった方がいらしたら、とても嬉しいです♡
レビュー記事を書いていて改めて思ったことがあります。それは「もっとユークロニアについて掘り下げて語りたい!」という気持ちです。
おそらくすでに記事を読んでくださった方の中にも「もっと掘り下げた話が知りたい」という方や、すでにプレイ済みであれば「もっと具体的な感想を共有し合いたい」と思っているのではないでしょうか。
ということで、今回は「泡沫のユークロニア」を実際にプレイした私(と妹「ゆー」←このブログを運営しているもうひとり)の感想を「ネタバレあり」でお話ししたい思います。加えて、攻略後に感じた疑問点や続編への期待も混ぜてお伝えできたらと考えています。
少しでも共感してくださったら幸いです。
あくまで個人的な感想です。またネタバレを含みますので、気になる方はご注意ください。
テーマを分けて感想をまとめました

早速「泡沫のユークロニア(以下、ユークロニア)」の感想を述べていきたいと思います。いくつかテーマに分類してお話しします。
- 主題歌について
- 世界観やキャラクターについて
- シナリオについて
では、それぞれについてお話ししていきたいと思います。
主題歌について

何を隠そう私は主題歌キラーでして、おすすめの女性向けコンテンツの主題歌(通称、「乙女ソング」)をご紹介したりするレベルで、ゲームにおける主題歌をかなり重要視しているタイプです(「乙女ソング」に関してはこちら)。
今回「ユークロニア」の主題歌(OPとED両方)は、「未完成ブレイブ」さんが担当しています。まだ学生とは思えない安定感のある低音ボイスがかっこいいですよね。ちなみに挿入歌はありません。実際の楽曲は音楽ストリーミングだけでなく、ご本人の公式YouTube(https://www.youtube.com/@mikansei-project)でも公開中ですので合わせて聞いてみてください。
癖になるOP
乙女ゲームの主題歌のため、歌詞や楽曲がどことなく「ユークロニア」の世界観があります。
本作を想像させるようなである「カラクリ」「凍てつく」などを歌詞に盛り込み、どこかミステリーを感じさせる雰囲気ある作曲・編曲となっております。これを聴くと「あぁ、ユークロニアが始まった!!」というワクワク感も感じます。
また楽曲はいかにも乙女ゲームっぽいメロディなのですが、今回担当してくださった「未完成ブレイブ」さんがとても現代的な歌声の持ち主ということもあり、今の若い方でも聞き馴染みやすいと思います。

近年の「かっこいい乙女ゲームソング」といった印象を受けました!
どこか懐かしいバラード感があるED
個人的に本作のEDがドンピシャ好みで、よくリピートしています。
某刑事ドラマの主題歌感のある懐かしいバラードに、現代的な歌声が乗っかって、新しい楽曲になっている印象があります。ちなみに私はこの某刑事ドラマ(もとい主題歌)がめちゃくちゃ好きなので、すごく刺さりました。
歌詞も「大切な君に愛を伝えたい」という気持ちが込められており、それだけでも素敵だなーと感じてしまいます。

乙女ゲームのEDって、両思いになった二人を祝福するような歌詞や、作品のイメージを残した作曲・編曲が素晴らしいのですよ!!
世界観やキャラクターについて

続いては本作の世界観やキャラクターについて言及していきます。
和風×スチームパンク感のあるおしゃれな世界観
建物などの背景・キャラクター・設定など、基本的には和風テイストな仕上がりとなっております。ただそこに蒸気機関やカラクリといったような科学技術を組み込むことで、スチームパンク寄りのファンタジーが表現されています。
個人的にはこの組み合わせがおしゃれで好きでした。和服をモチーフにしているけれど、ベルトやブーツ、洋服など現代的な要素を組み合わさったキャラクターのファッションは、どこか近未来的な印象を受けます。

和風系コンテンツが苦手な方にも、こういった要素で掛け合わせることで、とっつきやすさが出てくると思います。
キャラクターについて
主人公や攻略対象キャラ、サブキャラまでとても魅力のある方ばかりでした。
主人公が天真爛漫で可愛かった
個人的に、本作の主人公は好感が持てました。
初めてビジュアルを見た際「クールで大人っぽい印象」を受けました。それ自体は悪いことではないのですが、個人的には「ポジティブで前向きな主人公」が好みだったので、正直不安でした。
しかし、いざプレイしてみると主人公はとにかく天真爛漫!見た目にそぐわぬ幼い言動や、一生懸命さの伝わるひたむきさで、私のイメージを良い意味で裏切りました。各ルートでも、主人公がドキドキしているのが伝わり、感情移入しやすかったです。
この部分に関しては賛否あるのかなと感じており、おそらく「子どもっぽいヒロイン」に耐性のある方でないと、プレイしていくことは難しいかもしれません。

ど偏見で申し訳ないけれど、大人の女性ってこういう少女に苦手意識があるかもしれないと思っているので、少し注意が必要かもしれません!
攻略キャラはそれぞれ違いがあって、攻略しがいがある
本作の攻略対象は5人ですが、それぞれ立場も価値観も異なります。
キャラクター名 | 出身または立場 | プロフィール |
---|---|---|
矢代 | 銀湾 | 「銀湾」から送り込まれたスパイ。「凍玻璃」の住民とは異なる価値観を持つ |
帷 | 泉下(凍玻璃) | 表は花街のリーダー、裏はレジスタンス「不知火」のリーダー。「凍玻璃」内のいろんな情報を持っている |
淡雪 | 平民(凍玻璃) | 平民出身ではあるが、「黒鶴」⇒「大樹様の近侍」という異色の経歴の持ち主 |
依 | 貴族(凍玻璃) | 黒鶴に所属。何かと情報を集めて、単独行動をしている |
露草 | 大樹様の家系(凍玻璃) | 身分を隠してカラクリ屋を営む。「凍玻璃」に詳しく、「銀湾」に興味がある |
よって各々の視点から「凍玻璃」をみると、ある人は「安心安全」と感じ、ある人は「歪」に感じることになります。
こういう違いは本作を理解する上でかなり重要ですし、面白い部分だなと思っています。「各ルートをクリアすれば、世界観を理解できる」というのは、ある意味乙女ゲーム特有の手法ですよね。
ちなみに各攻略キャラをクリアして感じたのは、「そこまで恋愛要素は強くない」ということです。そのため、恋愛ががっつりあるシナリオが苦手な方でも、比較的プレイしやすいと思います。
各攻略キャラに感じた印象は以下の通りです。
- 矢代→感情が理解できなかったけど、成長して前向きになったキャラ
- 帷→熱血漢。兄貴キャラ(実際に妹がいる)。良くも悪くも理想主義者
- 淡雪→献身的な従者。飴と鞭が得意
- 依→劣等感からプライドが高い。自分可愛いと思ってそう
- 露草→なんだかんだで甘えたいタイプ

「露草」は可愛げがあって好きだった!それに双子の弟(自分は妹だけど)だということも親近感湧いたし・・・

私は「淡雪」が献身的で良かった!
色々攻略キャラに感じる部分はありますが、今回はこの辺で終わらせます・・・
また機会があったら攻略対象について書きたいと思います。
サブキャラも「ちゃんと意味がある」存在
本編を彩るサブキャラたちも、きちんと役割があって意味のある存在でした。
各ルートによって出番はまちまちですが、「松柏」や「朔」が何か企んでいたり、「雨月」や「千鳥」が物語を進める上で重要な行動を起こしていたりしました。サブキャラ全員が物語に直結するような重要な役割を担っていたわけではないものの、各々にしかできないことをしていた印象がありました。

やっぱりサブキャラも、ちゃんと意味のある存在でないと、もったいないもんね!

そうだねー
シナリオについて

各ルートから真相ルートまでクリアし終えて感じたことは「これは真相ではないと思う。でも設定や伏線回収はできたところもある」といった印象でした。一部もったいないと感じる部分は否めませんが、全体的に読み疲れもなく「もっと知りたい!」と思えたので良かったです。
キャラや世界観の設定にはちゃんと意味がある
私は、登場人物や世界観の設定には「ちゃんと意味を持たせること」を重要視しています。
ゲームに限った話ではありませんが、よくキャラクター紹介を見た時に「この設定必要?」と思うことはありませんか?いわゆる「キャラクター個性」に関係してくる部分だと思うのですが、この「個性」がどのように本編に関わってくるのか。そこが大切だと考えています。
実際に「ユークロニア」では、登場人物や「凍玻璃」をはじめとした世界観の設定を、きちんとフル活用している印象を受けました。いくつか例を挙げながら解説します。
「凍玻璃」における違和感の正体
実際にプレイし始めた時は、「凍玻璃」におけるいくつかの違和感を持っていました。
例えば、「住民が平和ボケしすぎていること」が挙げられます。「人は争わない」「悪いことをする人はいない」という、我々からは到底理解し得ないレベルの「お花畑思考」なのです。はじめは「そういう設定だから」となんとか受け入れようと努力していました。

最初、本当に彼らの考えに理解できなくて、「矢代」の考えに共感していたなー
また、「争いのないユートピア」を謳いながら、争いの種になりかねない階級制度を設けていることにも違和感を覚えました。実際に「花街」では揉め事が絶えないし、貴族が平民を見下すことによる不満は存在しました。結局は平民自身が争いに抵抗があるため、貴族に楯突くことはなかった(「できなかった」の方が正しい気がする)のですが、これではユートピアとは程遠い状態ではないでしょうか?

初めは矛盾した設定だと思い、微妙だなーと感じていました
しかし、これらの違和感は次第に解決します。なぜなら、これらはすべて「凍玻璃」の生い立ちに関係することだったからです。
トピック | 問題点 | 真相 |
---|---|---|
平民たちの価値観 | 戦闘に異様な恐怖を持つ。「悪いことをする人はいない」という理想主義を掲げ、ある意味「平和ボケ」している | 過去に「遺伝子制御」が施されていた |
階級制度の必要性 | ユートピアを謳いながら争いの種になる身分制度を設けるのはなぜ | 「遺伝子制御」を守るため、遺伝子を交わらせないようにした |
独立国家となった「凍玻璃」では過去に争いが起きました。その結果、当時の人々は「争いのない世界」を作り上げることにします。その行いのひとつとして「遺伝子制御」を施したのです。その制御こそが「争うことへの抵抗感」だったのです。
現在の「凍玻璃」の平民たちに共通する「血を見ると具合が悪くなる」「人を殴ったり攻撃すると、嘔吐や最悪の場合死んでしまう」といった症状は、すべて「遺伝子制御」によるものだったのです。
しかしすべての住民がこの「遺伝子制御」をされたわけではありません。外部からの脅威に対抗するために、一部の人々にはこの処置を施さなかったのです。それが今でいう「貴族」です。そのため、戦闘可能な遺伝子を持つ「貴族」たちが「黒鶴」に所属していたのでした。

とはいっても意図的に埋め込んだ遺伝子ということもあり、綻びはあります。例えば突然変異として戦闘に耐性がある平民が現れるなど(「淡雪」が該当)・・・
そうしても人間の本来ある本質の方が優勢のため、いつかはこの「遺伝子制御」の効果が薄れる可能性があります。これを防ぐために彼らは「階級制度」を作り、「遺伝子制御された人間(=平民)」「されていない人間(=貴族)」が決して混ざり合うことのないように法を改正したのです。
結果的にこのような真実が明かされたことで、プレイ中に感じていた違和感を解決することができました。
登場人物の設定にも、実は意味があった!?
また主な登場人物にも「意味を持たせた」設定がありました。
キャラクター名 | 設定 | 理由 |
---|---|---|
主人公 | 傷の治りが早いこと。たまたまそういう設定なのかと思っていたが・・・ | エネルギー体「緋緋色金」が体内にあり、その結果治りが早くなった |
矢代 | オッドアイ。てっきりデザイン的に映えるからだと思っていたが・・・ | 「凍玻璃」が「銀湾」に輸出した「黒染の香」の過剰摂取が原因 |
淡雪 | 戦闘能力が高い。ご都合展開だと思っていたが・・・ | 大樹様の近侍として、「黒染の香」を摂取していたため |
露草 | 大樹様を呼び捨て | 大樹様が双子の兄であるため |
個人的に「賢木」が「黒染の香」を「銀湾」に輸出していたことに関して、「相手を弱らせることも作戦のうち」と述べていたところにニヤリとしてしまいました(「銀湾」の方、すみません)。こういう「行動の一つ一つにはちゃんと意味がある」というところに制作陣の本気を感じますね!
また「黒染の香」には、戦闘能力を強化する作用があり、それを摂取した人物は強いというところも納得しました。近侍であった「淡雪」や「雨月」はもちろんのこと、「銀湾」からの刺客である「矢代」「枸橘」「千鳥」の戦闘力もこれによる効果でした。もちろんキャラによって基礎戦闘力や摂取量も異なるので、戦闘力に差は出ています。
またサブキャラにもこのような設定がありました。
キャラクター名 | 設定 | 理由 |
---|---|---|
松柏 | 「泉下」落ちした医者。「玻璃病」について研究している。「帷」が「泉下」で暮らす際に必要な場所くらいに思っていたが・・・ | 「花街」の女性と恋に落ちたことで追放。彼女が患っていた「玻璃病」を治したい一心だった |
枸橘 | 長生きしているのに、ちっとも老けない。よくいる「年齢の割に老けていない」みたいなキャラなのかと思っていたが・・・ | 「銀湾」からの刺客。「凍玻璃」が「銀湾」に輸出した「黒染の香」の過剰摂取が原因 |
一見「主人公たちが物語を進める上で必要な場所」「単純に面白いから」という設定だと思っていた両者ですが、各ルートを進めていくと、彼らの「本当の」存在意義がわかり、面白いなと感じました。
点と点が繋がる面白さ
乙女ゲームの面白いところは、「各ルートだけでは知り得ないことがある。でも全ルートをやると、話がつながってくる」瞬間だと思います。本作でも、各ルートごとに公開される「凍玻璃」など世界に関わる情報やキャラ情報が、どんどんつながっていき興味深かったです。
例えば「帷」ルートでは「怪物憑き」「烏芙蓉」「玻璃病」という、「凍玻璃」における負の遺産が登場します。後々これが「依」ルートで「烏芙蓉」の栽培場所を突き止めたり、「矢代」ルートではこれらを使ってできた「墨染の香」を大量に輸出する「凍玻璃」についてや、「凍玻璃」が放出する蒸気が「玻璃病」を引き起こし、それは「銀湾」の住民にも悪影響を及ぼしていることがわかります。

ルートによっては言及しないシナリオもあるため、やはり全ルートをクリアした方が理解は深まります。
真相は闇の中・・・
真相ルートのラスボスは「朔」であり、彼の企みを阻止するといった話でした。正直「全然真相でもないし、面白みにかける・・・」と感じました。
「朔」の正体や目的は、はっきり言って「凍玻璃」における脅威と呼ぶにはインパクトがなく(一応「凍玻璃」の原動力である「緋緋色金」の強奪をしていましたが)、「銀湾」からの刺客と呼ぶには本編での活躍がありませんでした。
もしかしたら手に入れた情報を「銀湾」に内通し、向こう側で何か企んでいるのかもしれません。ですがこれはあくまで憶測であって、本編では言及されておらず、「結局真相って何を指しているのだろう?」という結果でした。
実際、「凍玻璃」における隠された真実は明らかになりましたが、「賢木」が「露草」ルートで言及した「今後起きる災厄」(また「矢代」以外をクリアした後に挿入されるムービー)はなんだったのか・・・結局「銀湾」は「(間者を送り込んでまで)何をしたかったのか」知ることはできませんでした。「凍玻璃」の飛行高度を変更することに関係しているのか?
一応本編では「銀湾は凍玻璃の科学技術を評価しており、凍玻璃の住民やその技術を手に入れたい」「それができなければ落とすしかない」と考えているようなことが言及されていましたが、その割には送り込んだスパイの意味があまりわからなかったのです。

せっかく「枸橘」のように随分前から侵入できているなら、着々と内部崩壊させればよかったのに・・・(某児童書籍の読みすぎ)
ただただ、「朔」が「緋緋色金」を強奪し、「凍玻璃」の落下を食い止めるといったシナリオになっていたのでがっかり・・・
是非とも続編では「凍玻璃」VS「銀湾」くらいの気持ちで、もっと深いところまで掘り下げてほしいところです。
果たして「銀湾」は脅威だったのか?
今回改めて振り返っていたときに、妹がこのように言いました。

ある意味、「銀湾」は被害者かもしれないね・・・
今回私たちは、主人公をはじめとした「凍玻璃からの世界」をみています。ゆえに「凍玻璃」にとって都合よく見えるような「バイアス」がかかっていると考えられるのです。
同じ出来事でも「凍玻璃」サイドから見た景色と、「銀湾」サイドから見た景色では異なるはずです。「凍玻璃」サイドからすれば、「銀湾」からの刺客が送り込まれ、自身の生活が脅かされているように感じます。しかし「銀湾」サイドからすれば、飛空都市を維持するための蒸気によって病気にはなるし、貿易の関係上「黒染の香」を輸入せざるを得ない状況であり、かなり過酷な状態といえるでしょう。
このことを踏まえると、一概に「銀湾」は「凍玻璃」を脅かす脅威とは考えにくいのです。むしろ「凍玻璃」が存在することによる被害を受けているとも捉えられます。
結局のところ、どちらが善で悪かはありません。ですが、物事は片面だけで判断してはいけないということを、本作でもひしひしと感じました。
続編に期待すること

これらの感想を踏まえて、新作である「泡沫のユークロニア – trail ( トレイル ) -」に期待を込めて「こんな展開があれば面白い」「これを解決してほしい」という気持ちをまとめました。
- 「銀湾」に行ってみたい
- 「凍玻璃VS銀湾」といった全面対決
個人的には「銀湾」をみてみたいと思っています。「淡雪」の「BAD END」では、実際に主人公と彼が「銀湾」に着陸しているのですが、実際どんなところなのだろう。「矢代」が言及するには、とにかくひどい状態みたいですので、覚悟はいるかもしれません。
また今回は不発に終わった「銀湾」の企みですが、どうにか全面対決規模の戦いをみてみたいなと思っています。必ずしも武力行使というわけではなく、主人公たちが「銀湾」に乗り込み、事件を阻止する!みたいな感じでOKですので!
- 「銀湾」について
- 「凍玻璃」に起きる災厄とは
- 「凍玻璃」の初代大樹様について
- 「知の一族」の知識や記憶の継承について
- クリア後に挿入された画像および動画について
やはり謎多き「銀湾」について知りたいことは山ほどあります。それに付随するように「凍玻璃」に起きる危機も明らかになることを願います。
加えて今回明らかになっていない過去の話にも注目です。「凍玻璃」を作った人物は何者だったのでしょうか?本編では外国人で、災害から守ってくれた存在であることが公開されています。しかし、いったいなぜこの国にやってきたのか?そして国を救ったのか?これらは善意があって行ったことなのか、それとも・・・

起源の話が気になってしまうのが、私たちの悪い癖なのです・・・(某刑事ドラマ風)
また「賢木」をはじめとした「知の一族」について個人的に興味があります。過去の膨大な知識や記憶を、どのような形で継承しているのか、どこまで真実を知っているのか。彼の知識がまた続編でも役立って欲しいです。
最後にクリア後に挿入された画像や動画についてです。あれは「凍玻璃」の状態を指していると思うのですが、あれが事実となると、結構オンボロではないでしょうか?「鳴神」の修理は間に合うのか!?それとも「凍玻璃」自体が崩れてしまうのか・・・などまだまだ脅威は残っている気がします。
最後に
今回は「泡沫のユークロニア」の全体的な感想を「ネタバレあり」で書いてみました。
攻略してからだいぶ時間が経ってしまったこともあり、うろ覚えのところもあるとは思いますが、少なくとも私が感じた面白いところや疑問点はちゃんとまとめられたかなと思います。
一度書くとあれもこれもと言いたいことが出てきてしまい、うまくまとめるのに苦労しました。感想って難しいですね・・・
来月の7月に続編も発売しますので、併せて楽しんでいただけたら幸いです。
最後まで閲覧してくださり、ありがとうございます。