【ブレバン10話感想】ルルとスペルビアが一つに!そしてループについて考察【勇気爆発バーンブレイバーン】

2024年4月20日

「勇気爆発バーンブレイバーン」のコラボカフェが気になっているsay(せい)です。

普段、アニメ特化型配信サービス「dアニメストア」を利用してアニメを見ています。「dアニメストア」だと、視聴者のランキングなどを見ることができて面白いです。実際に、現在感想記事を書いている「勇気爆発バーンブレイバーン」が、ランクインしていたり、アピールポイントが記載されているのを見て、嬉しく思っています!まさかここまで話題になるとは、第1話放送前は考えてもいませんでした。第1話の感想はこちら ↓

今回は第10話の感想です。前回は、「ブレイバーン」の正体が判明した回でした。前回の感想はこちら ↓

「ルル」が「スペルビア」に搭乗したいと申し出たところで終わったので、一体どうなるのでしょうか?

本記事には、一部ネタバレを含みますので、苦手な方はお気をつけください。

この記事の著者
say(せい)

20代女性で、ピンクをこよなく愛する人間。物語の創作が好きで、オリジナル漫画や小説を作成している。
2ヶ月で40〜50話のアニメを10作品も視聴するほどのアニメ好き。好きなジャンルの一つにロボットアニメがあるため、今期ロボアニメを探すことが多い。
ゲームはアプリよりも家庭用ゲーム機派。「ポケモン」シリーズを好み、ファミリー向けゲームを妹「ゆー」とプレイするのが日課。近年は「乙女ゲーム」にもハマっている。
また、20年以上隠れ特撮オタクをしている。

ブレバン第10話について

「勇気爆発バーンブレイバーン(以下、ブレバン)」の第10話の要約するとこんな感じ↓

今回の戦いで戦死した「スミス」をきっかけに、変わってしまった「イサミ」と「ルル」。しかし「ルル」の変化は、単純にそれだけではなかったのです。突然「スペルビア」のことを「オジサマ」と呼び、彼に搭乗したいと要求したことも、彼女の中に起きた「ある変化」がそれをさせていたのでした。

個人的な感想

実際に視聴した感想を書きました。

  • 「ルル」の変化の理由
  • 「スペルビア」が本格的な仲間入り
  • いよいよ最終決戦

「ルル」の変化の理由

なぜ突然、「ルル」は「スペルビア」のことを「オジサマ」呼ばわりをし、彼に搭乗することを決意したのか。それは、彼女の中に「未来のルル」が入ってきたからでした。

「未来のルル」の話によれば、未来で「イサミ」「ブレイバーン」たちは戦死してしまうのでした。残された「ルル」「スペルビア」「ミユ」は、この悲劇を阻止するために、長い月日をかけて、タイムトラベルマシンを製作。大人になった「ルル」はそのマシンを使って、過去に飛び立つのでした。しかしこのマシンは、過去の自分に憑依?させることしかできないため、「現在のルル」の中に「未来のルル」が入った状態になるのでした。それが成功したのが、「スミス」が戦死した今回の戦いのタイミングだったのです。

say(せい)

またしても、時空を超えた展開です!まじ好きすぎる!

実は「スミス」と言い「ルル」と言い、二人ともOPの映像でそれを匂わせていたんです。全然気づかなかったけど、今見返すと「確かにそう受け取れる!」となるので、ぜひもう一度OP映像を見てみてください。

というか「大人ルル」がかっこいい!歳をとると、あんなレディになるんだなーと、親のような気持ちになりました(「ミユ」は白髪が生えてましたね!顔つきは、まだ若そうでしたが)。ちなみに「現在のルル」の服の着こなし方が、個人的には好きでした。

さらになんだか「スペルビア」との関係が、まるでカップルみたい!特に、彼が自分の形見?っぽいペンダントを彼女にあげた瞬間とか、なんか大事にされているというか、ちょっとキュンとしてしまいました。考えてもいなかった、カップリングが誕生しちゃった感じです

「スペルビア」が本格的な仲間入り

「ルル」が「スペルビア」に搭乗することにしたのは、「未来のスペルビア」からの伝言だということもありました。もし二人で戦いに向かっていれば、悲惨な終わりを向かえなかったかもしれない、そう考えたからです。

ただ、「現在のスペルビア」にはその話を素直に受け入れることは困難でした。事実を知り、「ブレイバーン」たちの最期を知りつつも、意思のある「ルル」を受け入れる覚悟ができずにいました。しかし「ブレイバーン」と「イサミ」の関係を改めて理解した時、彼は「ルル」を中に乗せることに挑戦します。

結果、成功し「ルル」「スペルビア」は「イサミ」「ブレイバーン」と共に、最終決戦へと向かうのでした。

相変わらず言葉選びに悪意がありますが、これで「ルル」「スペルビア」は仲間として戦いに参加することができます。上記の通り、ちょっと二人のコンビ胸キュンだなー笑

そういえば、みんな彼女たちの挑戦を心配そうに見てたのに、「ミユ」だけは「スペルビア、イケボだ」とずっとオタク全開なの笑えました。クセが強い!

以前過去の感想で、「スペルビアは仲間になったのか?」という疑問を挙げていましたが、見事回収されました。ちゃんと仲間として戦いに参加してくれました(まぁ、彼のことだから「ブレイバーンに推して参りたい」だけかもしれない)。

say(せい)

心強い!

いよいよ最終決戦

いよいよクライマックスです。

最後の戦いは、ATFメンバーを連れずに、「イサミ」「ブレイバーン(スミス)」と「ルル」「スペルビア」だけの戦いになりそうです。

say(せい)

ただ、個人的に援軍が好きなので、ピンチの時にみんなが駆けつけてくれる未来を希望!

気になるところ

これまでに加え、新たに気になった点をまとめました。といっても、以下の一点につきます。

  • ループだとしたら・・・

ループだとしたら・・・

前回の感想で、ループについて少し触れました。今回の「ルル」の身に起きた、「意識だけを過去に飛ばす」という展開が起きたため、また見方が変わってきました。

スミス視点現在ルル視点
「イサミ」と「ブレイバーン(未来のスミス)」が出会う
「スミス(現在)」が「ブレイバーン」になる「スミス(現在)」戦死
「ルル(現在)」に「ルル(未来)」が憑依
「イサミ」「ブレイバーン」戦死「ルル(未来)」が過去に戻る
ループを表にしてみた

この循環が成立していると考えると、もし「イサミ」「ブレイバーン」が生存した未来を迎えると、「ルル」が過去に戻らなくなる可能性が発生します。以下の表をご覧ください。

スミス視点現在ルル視点
「イサミ」と「ブレイバーン(未来のスミス)」が出会う
「スミス(現在)」が「ブレイバーン」になる「スミス(現在)」戦死
1回目:「ルル(現在)」のまま
2回目:「ルル(現在)」に「ルル(未来)」が憑依する
1回目:「イサミ」「ブレイバーン」戦死
2回目:「イサミ」「ブレイバーン」生存
1回目:「ルル(未来)」が過去に戻る
2回目:「ルル(未来)」が過去に戻らない【矛盾】
IFルート 「イサミ」「ブレイバーン」が生存した場合

回数はあえて1回目とさせてください。これを繰り返すことになると仮定すると、「イサミ」「ブレイバーン」が生存してしまうと、「ルル」が過去に戻らないため、このループが途切れてしまう矛盾が発生してしまいます。

この矛盾を解消するには、以下の二つが考えられます。

  • 結局助かる未来はない
  • そもそもループはしていなかった
  • どんな結果でも、「ルル」は過去に戻る
  • パラレルワールドだった

結局助かる未来はない

この時空が繋がっているのであれば、これらの矛盾を解消する一番の方法は「彼らが助かる未来はない」ということです。そうすれば、「ルル」は過去に戻るので循環が発生します。ただここで循環するようになるのは、「現在のルル」ではなく「未来のルル」が循環します。そのため、「未来のルル」はずっと同じ結果を繰り返し続ける(体は過去に戻るたびに入れ替わる)ことになります。

ただこれだと、物語の流れとして矛盾します。すでに過去の何回もの失敗をしている「ルル」が過去の自分に憑依することになります。それは、今回の彼女のセリフからは読み取ることはできなかったし、どちらかというと「初めて」という印象を受けたので、これは没です。

そもそもループはしていなかった

では、そもそもループはしていなかったと仮定します。

そうすれば上記で述べた「初めて」を納得させる理由になりそうです。ただ、これが成立してしまうと、「スミス」「ブレイバーン」のループが発生しないことになります。

say(せい)

「ルル」たちの未来だけ、一方通行なんて時空的に矛盾しているからねー

よって、この案も没です。

どんな結果でも、「ルル」は過去に戻る

単純に「ルル」が過去に戻るよう出来事が発生すれば問題ないかもしれません。ただこれも、上記で述べた「未来のルル」がループすることになるので、物語的な矛盾が発生します。この案も没です。

パラレルワールドだった

この結果導き出されるのは、「ループ」ではなく「パラレルワールド」だったという設定です。一つの時空で考えるから矛盾が生じるわけなので、いっそのこと並行世界だったと仮定しましょう。

ワールド(N−1)ワールドNワールド(N+1)
「スミス(別次元)」が「ブレイバーン」になる
「スミス(現次元)」戦死「スミス(別次元)」が「ブレイバーン」になる
「ルル(別次元)」過去から来る「スミス(現次元)」戦死「スミス(別次元)」が「ブレイバーン」になる
「イサミ」「ブレイバーン」戦死(あるいは生存)「ルル(別次元)」過去から来る「スミス(現次元)」戦死
「イサミ」「ブレイバーン」戦死(あるいは生存)「ルル(別次元)」過去から来る
IFルート パラレルワールドだった

ぶっちゃけ「スミス」が「ブレイバーン」として、過去に戻るループはどっちでも良いのです(一つの時空でやり直そうが、他の時空に飛ぼうが、彼自体に矛盾が発生しないと考えられるため)。

ただ「未来のルル」の転送ですね。時空によっては、彼らが戦死して他の時空の自分に憑依していたり、彼らの生存によりアクションを起こさないかもしれません。この場合、パラレルワールドは無限に存在していると仮定すれば、雑ではあるものの、解決すると思われます。

say(せい)

もう投げやりだ・・・

彼らが生存した次元の「ルル」は過去に戻らない(つまり「未来のルル」は、ここで留まる)し、彼らが戦死した次元の「ルル」は過去に戻る(初めてのタイムトラベルが発生)といった感じです。

まぁ色々可能性を考えましたが、もしかしたら本作はそこまで深くは考えていないかもしれないので、私の考えすぎでオチが終わりそうです。

最後に

今回はテレビアニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」の第10話の感想を書きました。

ロボット好きだけでなく、時空などのSF好きでもある私としては、かなり興味深い展開になりました。拙いループ考察もしましたが、一番はそんな難しいことを考えず「心で楽しめ」ば良いと思っております。もっとこういう作品が増えればいいのにー

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最後まで閲覧してくださり、ありがとうございました。